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第15話:休日の部屋で対戦ゲーム。罰ゲームは密着くすぐり地獄

休日の午後。

俺の部屋のテレビ画面には、派手なエフェクトとともに「YOU LOSE」の文字がデカデカと表示されていた。

「あーっ! また負けたぁ! 湊、絶対手加減してないでしょ!」

コントローラーを床に放り出し、ラグマットの上にゴロンと寝転がったのは幼馴染の結衣だ。

今日は朝から結衣が俺の部屋に転がり込んできて、二人で新作の対戦格闘ゲームをプレイしていた。

休日の結衣はとにかく無防備だ。男の部屋だというのに、首元がダルダルになった大きめの白Tシャツに、ショートパンツというラフすぎる部屋着でやってくる。寝転がった拍子にショートパンツの裾がめくれ上がり、健康的な太ももの付け根までが丸見えになっていた。

「勝負の世界は厳しいんだよ。さて、約束通り罰ゲームだ。敗者は勝者に三十秒間、無抵抗でくすぐられること」

「うぅ……わかったよぉ。でも、お手柔らかにお願いね?」

結衣は観念したように仰向けになり、ギュッと目を瞑ってバンザイの姿勢をとった。

持ち上がった両腕に引っ張られ、ただでさえ大きなTシャツの裾がずり上がり、ちらりと白いお腹が覗く。さらに、ノーブラなのか、それとも通気性の良いルーム用インナーしか着ていないのか、重力に逆らって横に流れるふくよかな双丘のシルエットが、薄い生地越しに生々しく主張していた。

(……平常心だ。ただの罰ゲームじゃないか)

俺は自分に言い聞かせながら結衣に馬乗りになる形で跨り、彼女の無防備な脇腹へと指を伸ばした。

「じゃあ、いくぞ。スタート」

「ひゃっ! あはははっ! ま、待って、そこダメぇっ!」

指先が脇腹を軽く刺激した瞬間、結衣はビクンと大きく身体を跳ねさせた。

くすぐったさに身を捩らせる結衣。しかし「無抵抗」というルールを律儀に守っているため、彼女は逃げることも俺の手を払いのけることもできず、ただひたすらに身悶えすることしかできない。

「あはっ、ひぃっ! みなと、くすぐったい、お腹痛いぃっ!」

「まだ十秒だぞ。次は……ここだ」

「んひゃあっ!?」

俺が少し意地悪をして、脇腹から腰のくびれ、そして太ももの内側へと指を滑らせると、結衣は声にならない悲鳴を上げて俺の腕にしがみついてきた。

「ちょっ、ルール違反だぞ!」

「だってぇ! 湊の手、熱くて……それに、そこは……っ」

笑いすぎて涙目になった結衣が、荒い息を吐きながら俺を見上げる。

激しく動いたせいで、ダルダルのTシャツの襟首が完全に肩までずり落ちていた。そこから露わになったのは、華奢な鎖骨と、汗ばんで上気した桜色の肌。そして、大きく波打つ胸の谷間だった。

俺は思わず動きを止めてしまった。

結衣の身体は極限まで体温が上がっており、むせ返るような甘い女の子の匂いが、俺の鼻腔をダイレクトに刺激してくる。

「湊……?」

俺の手が止まったことに気づいた結衣が、潤んだ瞳でこちらを見つめ返してくる。

先ほどまでの笑い声は消え、部屋の中には二人の荒い息遣いだけが響いていた。

俺が馬乗りになり、結衣が下で顔を赤らめて見上げているこの体勢。

客観的に見れば、これはもう完全に「事におよぶ直前」のシチュエーション以外の何物でもない。

「あ、あのさ……罰ゲーム、もう終わりで……」

俺が慌てて身体を離そうとした、その時だった。

「だめ」

結衣の柔らかい両腕が、俺の首にしっかりと絡みついてきた。

そして、そのままグイッと引き寄せられる。

「うおっ!?」

バランスを崩した俺は、結衣の上に覆い被さるように倒れ込んでしまった。

「……まだ、三十秒経ってないよ?」

俺の胸に極上の柔らかさを押し付けたまま、結衣が耳元で甘く囁く。

その声は、いつもの元気な幼馴染のそれではなく、完全に男を誘う『メス』の響きを帯びていた。

「結衣、お前……」

「湊が動かないなら……私から、くすぐっちゃおうかな……」

結衣の熱い手が、俺のTシャツの裾から滑り込み、背中をぞわぞわと撫で上げる。

休日の昼下がり。ゲームの罰ゲームから始まった戯れは、取り返しのつかない甘く危険な領域へと、俺の理性を引きずり込んでいくのだった。

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