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今日のお題  作者: すばる
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260428 空想の生き物 設定

ボーンスライム

 概要

 スライムの一種と考えられるこの生物の特徴は、自身が捕食した生物の骨を自身の身にまとう鎧として利用し、外敵からの防衛や捕食を行うことである。骨はスライムの本体から伸びた粘液によって繋ぎ止められており、意外なほど力強い粘液を介した操作により、スライムの意のままに動く。

 多くの場合、ボーンスライムが纏う骨はせいぜい大型動物程度の量であり、個人レベルで襲われれば危険ではあるものの、村や街全体が脅威に晒されるほどのものではない。しかし稀に巨大生物、あるいは要塞と見間違うほど大量の骨を保有し、自在に操縦する個体が発見され、この場合の脅威度は跳ね上がる。なぜこのような個体が出現するかについては議論がわかれるが、定説では本来一定以上のサイズになったスライムは分裂によって数を増やすためより巨大な姿になることはないところ、分裂機能に何かしらの異常が生じたことでサイズダウンすることなくひたすら巨大化する個体が出現するのではないかと考えられている。

 こうして巨大化したスライムはときに大型モンスターすら捕食するほどの高い戦闘力を保有する一方で自身の巨体を維持するために通常の種よりも遥かに多くのエネルギーを必要とする。しかしスライムという種がもともと鈍重であること、巨大化とともに隠れることが困難となり、また他の生物が恐れて逃げ出してえしまうことから、どこまでも巨大化しうる異常個体の最終的に行きつく先は栄養不足による餓死であると考えられる。


 戦闘力について

 スライムでありながら侮れない戦闘力を有するボーンスライムは、本体こそ鈍重なものの操る骨の動きは素早く、槍の届く距離よりも遠くにまで攻撃を届かせることができる。しかしながら本体から伸びた末端部が骨の内部に入り込んで操作しているため本体から伸ばす距離にも限界があり、また本体の鈍重さもあってリーチの外から攻撃することで安全に討伐することができる。そのためすでに見つかっているボーンスライムを狩ること自体は難しくない。脅威となるケースは沼や草むらなどに潜んだボーンスライムの狩場に知らずに足を踏み込んだ場合であり、殴打や鋭利な骨での刺突など、不意に受ければそのまま一方的に攻撃を受けて動けなくなり、捕食される危険性がある。骨を纏っている都合で通常のスライムと比べたら隠密性能は落ちているため、ボーンスライムの生息しているエリアでは足元を慎重に確認しながら進めば奇襲攻撃を受ける前に見つけ出すことができるだろう。


 被害

 ボーンスライムによる有名な事件として、人口数万人の街が壊滅した記録が残されている。このときは山ほどに巨大なボーンスライムが街を襲い、迎撃に出た兵士は壊滅。巨大なスライムは鈍重なようで巨大である故に移動速度で見れば想像よりも早く、逃げ遅れた住民にも少なくない犠牲者が発生した。




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