260425 ペンギン 設定
種族名:流刃人鳥
見た目
ペンギンのような姿をした生物。高さは1メートル前後。白と黒のツートンカラーで、翼は大きいが脚は短い。
生態
生息するのは主に寒い海。通常時はオスのみ、またはメスのみの数羽のグループで行動する。繁殖から子育てのシーズンになるとオスとメスのグループがひとつのコミュニティを形成し、集団で子育てを行う。海上、もしくは海岸の岩場に巣を作り生活する。平時の巣はお粗末なものであるが、子育ての時期には集団でより防御に優れた巣を作り出す。縄張り意識が強く、縄張りに近づく相手であれば、たとえ自身より大きな生物であっても襲い掛かるどう猛さを持つ。
戦闘
少量ながら周囲の海水を制御する能力を保有する。狩りや戦闘の際には翼に海水を纏わりつかせ、氷のブレードを形成する。その上で翼を広げながら高速で動き回ることにより、敵をすれ違いざまに斬りつけるのだ。この戦い方を支えている要因となるのが、海水を操り生み出される水流の道である。水流の道は水中だけでなく、時に水上にまで構築され、何も知らないものからすればまるで幻想的なアートのようにも見えるだろう。しかし水流の道を飛ぶように泳ぐ流刃人鳥の速さは時速100キロにもおよび、さらに集団で連携しながら襲い掛かるため、襲われたものは水流の道の檻を抜け出せなければ無惨に全身を切り刻まれて果てることになる。
天敵
流刃人鳥は極めて獰猛な性質から肉食の魔獣もほとんど狙うことがない。縄張りを争うことはあれど肉を得るために戦うのはリスクが割に合わないからだ。しかしそんな流刃人鳥にも弱点が存在する。水流の道を高速で動き回る戦術は確かに厄介ではあるが、氷の刃は極端に硬いわけではなく、また軽さもあって硬い甲殻などを破ることはできない。そういった生物は多くの場合動きが速くないため不利を悟った流刃人鳥が逃げ切ってしまう。けれどいわゆる待ち伏せ型の狩人には通用せず、慎重さがあまりないこともあって餌食になる。具体的には自身の身体を変質させることで優れた擬態能力、硬化能力を保有する蛸の魔物が大の苦手であり、この種が多く存在する環境では流刃人鳥はほとんど姿を見せなくなる。




