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魂(ソウル)  作者: 名無しのゴンベ
神の力
5/6

6つの国

世界観を表現してみました。

○○○


「王よ、何者かに牛鬼が倒されました。」


少し間が空いたあとローブの男は息を呑む。


「伝えにくいのですが牛鬼が伝言として、地上に貧民島の男が侵入し」


「なにぃ!?」


オルク王はあまりにも衝撃のないようで話を区切る。


「パレスよ!どうしてくれるのだ!騎士も殺され、楓を手放し、牛鬼まで倒され、貧民島の男まで逃した!」


オルク王は激怒していた。


「すっ、すみません!」


「すぐに貧民島の奴らを見殺しに」


「空間移動の魔法をかけた絵画は壊れてしまったのだろう?それなら貧民島の奴らはこちらに来れない。何をしなければいけないのかお前ならわかるだろう?」


オルク王は冷静に話し出す。


「もちろんです。」


「すぐに貧民島から逃げた男を殺しに行ってきます。」


パレスの額には汗が流れていた。


「さすが我の僕だ。」


(危ない危ない。私の評価が下がってしまう。)


オルク王は汚れのない平和な世界を作ろうと罪を犯した全ての者を島へ隔離し支配していた。


○○○○


目を覚ますと


夜は明け、太陽の日差しが部屋の中を照らしていた。


「鷲鬼ご飯できたぞ!そこに置いてある服着て外まできて!」


楓の声が家中に響き渡った。


机の上に置いてあった羽織のような服を着て階段を降りた。


外から食欲をそそる匂いが漂っていた。


外に出ると料理をしている楓と本を読んでいる恭醜

は鍋を真ん中に座っていた。 


「おはよう鷲鬼くん」


「おはよう」


「晴れの日は外でご飯を食べることになっているんだ。清々しいぞ!」


「起きてきたか。今からよそうから師匠の隣に座ってて」


楓は用意してあったおにぎりとお椀にスープたっぷりの具を入れて渡した。


「食べていいのか」


鷲鬼は興味津々でご飯を見つめる。


貧民島では見たことない食べ物。見た目、匂いから美味しいことはすぐにわかった。


「手を合わせていただきますって言ってからなら食べていいぞ」


どうやらこちらの文化らしい。


お腹が空いていた俺はすぐにその儀式らしいことをしておにぎりに手をつけた。


「うまい!このおにぎりって言う、うまい食いもんの中に入ってる物はなんだ?」


「鮭っていう魚だ。」


「今朝、私が取ってきたんだ。新鮮でしょ。」


「あぁ、」


鷲鬼は初めて食べるものに無我夢中になっていた。


しばらくして全員が食べ終わると本題に入った。


楓が口を開く。


簡単に説明するとこの世界は、水氷(ウォーターアイス)火砂(ファイヤーサンド)風草(ブリーズグラス)土鋼(ソイルスティール)光闇(レイシャドウ)の 6つの国がある。私たちが今いる国は水氷。


楓達による情報だと水氷には水の都と氷原があり、それぞれに神器使いと言うその街を守っている奴がいるそうだ。他の国も同様らしい。水氷→火砂→風草→土鋼→光闇→王国の順で王国に繋がってるらしく、、


国を渡るには2人の神器使いのどちらかの右手になるか、水の都で言えば水隊(ウォータートループ)に入って神器の恩恵を受けなければ門を通れないとのこと。


次の国に行くには一個前の国で使われている神器の力が必要だそうだ。つまり5つの国を通らないと王国にはいけない。


(ややこしい。俺の頭じゃ理解しきれねぇ。だが1つ疑問に思ったことがあった。)


「ってか楓は騎士団にいたってことは王国まで簡単に行けるんじゃねぇか?」


「いや、水隊に入ってたんだけどいきなりパレスっていうローブ男に騎士団に入らないかってオファーが来て行ったからダメ。それぞれの国の恩恵は受けてない。」


楓は少し落ち込んだ様子だった。


間が少し空いて気まずい雰囲気を恭醜が壊す。


「とりあえず2人とも水隊に入ってこい!」


恭醜は最初の目標を定めた。それに乗って楓が話し始める。


「この山道を抜けると麓に栄えた街がある。その中心部に水隊の陣地があるからまずそこに行く。」


楓は何度か街に行ったことがあるらしい。


早速、俺たちは武器を持ち旅の荷物を持ち、神殿を後にした。


ここから俺たちの長い旅が始まった。

脳内がぐちゃぐちゃする!

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