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魂(ソウル)  作者: 名無しのゴンベ
神の力
2/6

自由を求めて

バトルシーンを書いてみました!わかりにくいところがあれば教えてください!

6つの国で構成されたの国の下、奥深くには貧民島と呼ばれる島があった。


犯罪を犯したものが行く先であるが貧民島からは決して戻ることができない


貧民島に住んでいるのの多くは罪を犯したものか、その者の子供しかいない。


○○○


鷲鬼(しゅうき)飯奪ってきたか」


片耳にピアスをつけた目つきの悪い白髪男が歩いてきた。


2枚の肉を掲げ、彼の相棒である赤髪の男、

珠羅(しゅら)に見せた。


「取ってきてやったぜ。」


彼は声がする方に顔を向けじっと肉を見ていた


「食えるぞ…3日ぶりの飯が食えるぞ!」


涙を流しながら喜んでいる醜羅の姿を見て彼は自慢げに微笑んでいた。


「ん?」


「でもこれ腐ってねぇか」


流れていた涙は引っ込み眉を顰めていた


「まさかお前」


気づかれてしまった。


「ああ、ゴミ箱から拾ってきた」


「みんな城に行っちまってよ、奪うにも奪うものがなかったんだよ。」


貧民島は地上にある島から来た騎士によって支配されていた。連中の勢力が強くなることを恐れて、月に一度年貢を納める制度や武器を作ってはいけないルールなどさまざまな厳しい監視下に置かれている。騎士たちが行き来してるルートがあるという噂もありもし本当なら地上にでられると期待を持つとのもいる。


「そういえばこの前街の連中が「今日こそ我らの自由を守るぞ!」て言ってたな」


「でもさ街外れのおっちゃんなんかよ、ぶっ殺してやるって密かに銃や剣、毒薬作ってたのにさ、バレて死刑宣告されてたぜ。バカで笑えるぜ」


(こいつ)


ゲラゲラと笑っていた彼とは違い、鷲鬼は冷静だった。


「そうだよな鷲鬼」


「あぁ」


「そんな暗い顔してどうしたよ、らしくないな」


ノリに乗らない彼を見て心配になったのか問いかけていた。


「俺たちの生きる意味って何なんだろうってな」


表情ひとつ変えずに深いことを口にする。


「そんなこと気にしてたのか。俺たちは自由に好きなことをして今日を生きる。その過程で強いだとかかっこいいだとか優越感に立てればいいだろ。」


(醜羅らしいな)


「そうだよな。なら俺たちも騎士たちを殺しに行くか。自由に好きなことをして生きていけるように」


「あぁ、そうこなくっちゃ」


俺たちはなぜ騎士についていかなかったのか。それは騎士に逆らえば死ぬことぐらいわかっていた。街の奴らは自由に生きられないくらいないなら死んだ方がマシだと声を上げ、スコップやフライパン、コップなどの日用品を持って一揆を起こした。


(まだ2人で生きていたかったんだ。でも、もう食える飯がない。)


このまま何もしなければ死ぬだけだと2人はわかっていた、


彼は覚悟を決めたかのように醜羅の顔を見た。


「俺、いいの持ってるぜ」


珠羅は何かを企んだような顔をしていた。


(こいつと命をかけて戦えるなら悔いはないな)


「着いてこいよ。」


俺は珠羅の企みにのり、ついていった。


森の奥深くを抜けると道が開けた場所に出た。


そこには一軒の石でできた家が建っていた。


「ここは」


「俺の隠れ家。ここに武器隠してあるんだ」


満面の笑みで親指で家を指している。


「いつの間にそんなことしてたんだ。」


バレたら殺されることを知っている彼は、怒り混じりで問いかける。


「そんなに怒んなよって。これは親父が何かあった時ようにって俺に託してくれたものだ。」


大切な隠れ家であることはわかったが危険なことを黙ってしていたことに心がモヤモヤしていた。


「中に入って」


そう言われ奥に進むと、一本の刀が壁にかかっていた


「これはお前が使え」


腰に手を当て堂々と告げる。


「俺は運動神経があんま良くないから持ってても役に立たない。お前にこの刀を使って欲しい。」


横顔でも笑っているのがわかる。


「いいのか」


「あぁ」


森ということもあって静かな空間に包まれていた。


鷲鬼は刀を持ち上げ一太刀、振り上げた。


軽いのに威力のありそうなずっしりとした感覚


(すげぇ。扱いやすい)


「俺ら自由になろうぜ」


満面の笑顔で珠羅は拳を突き出してきた。


「必ずな」


俺らは力を握りしめ拳をぶつけ合った。


「この刀を使う前に一つ聞いておきたい」


「お前は地上に出たら何したい」


不意に疑問に思ったから聞いてみた。


「面白いこと聞くね。」


鼻を指で摩りながら語り出す。


「俺はお金持ちになって女作って、たらふく飯を食って自由に行きたい。地上ってどんな世界なんだろうな。」


「鷲鬼。早く俺に地上の景色を見せてくれ!」


(地上で飯に困ることなく楽しく暮らしたいな。)


「了解だ。一緒に見に行こうぜ。」


俺たちはそんな理想を描き城に向かった。

数百キロ離れた距離からでも争っている声や武器のぶつかり合ってる音が聞こえた。


(ついに始まるんだな。俺らの命をかけた闘いが)


しかし城の門を前にふと気になったことがあった。


「そういえばお前は何で戦うんだ」


「俺か?俺はな銃だ!」


「お前強い武器持ってんな。心配して損した」


「俺はか弱いんだよ。」


力のない声で言う。


(これから戦うっていうのに何馬鹿げてるんだよ)


鷲鬼は少し笑っていた。


「茶番は置いといて準備はいいか。」


「おう」


門を開くと大軍の騎士と貧民島の連中が激しく争っていたがやはり貧民島側は押されていた。


(人数が多くても日用品ではさすがに勝てないか)


「鷲鬼怯んでるのか」


目の前の光景に怯むこともなく通常運転な珠羅を見てると不安なんて吹き飛んでしまう。


「怯んでねぇよ バカ」


城の奥の階段には高みの見物をしているローブを被った60代ほどの細身の男性がいた。横には手錠をかけられた女が捉えられていた。


金髪ロングに横髪を三つ編みで結えた髪型、

和装軽鎧に似合う凛々しい顔立ちの女性だった。


(あいつを倒せばこの戦いは終わる。)


「あのローブ男を倒しに行くぞ珠羅」


「了解」


大軍の騎士を意気投合した連携で足止めを喰らうことなく銃撃と剣撃で直進していた。


「さすが俺の相棒だな。」


珠羅は楽しそうに笑みを浮かべていた。


「当たり前だ。そのまま突破するぞ」


「はいよ。」


彼らの息のあった連携によって順調に騎士を切り払い、撃ち殺し、ローブ男がいる階段下まで辿り着いた。


「やばいやばい」


ローブ男は焦り落ち着きがない様子だった。


(このままではあのお方に怒られてしまう。その前に私の命が危ない。)


(仕方ないこやつを使うか)


冷や汗をかきながら女を見つめていた。


「おいお前。あいつらを殺せ。私の命令に逆らえばどうなるかわかってるよな。」


「…」


彼女は相変わらずの顰めっ面で何の反応もしない。


「わかってるのかと私が問いているのだぞ」


彼は眉間に皺を寄せて怒っていた。


(こいつは。私に逆らうことはどういうことが教えてやらなければ)


「ブレーンマニピュレイト」


引き攣った顔で詠唱を唱えだした。


「あ"ぁぁぁあ"」


彼女は声を荒げ、苦しみ出した。


「何してんだよぉぉ!」


いきなり珠羅が声を上げた。


「そんな可愛い子いじめんなよ。俺がすぐに助けに行ってやるからな。」


鷲鬼が唖然としている間に珠羅は、がむしゃらにローブ男に向かって階段を駆けていた。


「おい」


(これで終わりだ)


男は勝ちを確信したように引き攣った顔は笑みと変わっていた。


「禍化」


そう彼女が口ずさんだ時綺麗な金髪は黒髪へと変わり、服装まで黒色に変わっていた。頬には禍々しいあざのようなもの、額にはツノが生えていた。


凄まじい迫力に足が怯む。


「あいつらを殺せ」


「はい」


彼女は腰にこさえていた剣を引き抜き、構えた。


珠羅に飛びかかる。


(まじか、、)


彼女の瞳には光が消えていた。


珠羅の脇腹から肩を目掛け右下から左上へと剣を振るった。


(はやい)


だが珠羅は身を交わし危機一髪でよけた。


「ひぃ あぶねぇ」


彼の額には冷や汗が流れていた。


「鷲鬼助けてくれ、俺じゃ無理だ」


カッコの悪い間抜けな声で助けを求めた。


(こいつといると本当に調子が狂うな)


(だが、こいつとなら突破できる。)


鷲鬼は自信に満ちていた


「珠羅。俺が攻める。お前はサポートしろ」


「任せとけ」


俺が参戦したからか女はもう片方にこさえていた剣を抜いた。


「バーン」


珠羅の銃声とともに戦闘が始まった。


彼女は銃弾を切り裂き真っ正面から飛び込んでくる。


まるで、剣に意思が宿っているかのようにしなやかな弧を縦に描く。


鷲鬼は剣を止め、横から珠羅がすかさずに銃弾を打ち込む。


(一撃が重い。)


彼女は珠羅の銃弾を左手で持っていた剣であっさり切り裂く。


鷲鬼は足元が地面にのめり込んで行く。


(くそぉ)


「珠羅!もっとこの女に銃弾を打ち込め。」


(あいつのことだから女のことを気にして銃弾を打ち込めない。だがそれだと俺らの命が危ない…)


「あぁ、どうにでもなれぇぇ!」


彼は込められている弾を全て打ち込んだ。


彼女は剣を下げ、一度後ろに下がった。


「助かったぜ。珠羅」


体制を立て直し、鷲鬼は刀を構え、珠羅は銃弾をこめていた。


「それにしても俺たち勝てんのかよ。」


彼は不安な顔をしていた。


「きっとチャンスが訪れるはずだ。それまで耐えられるかどうかだ。隙があれば俺が切り込む。」


「遅い」


低く冷たい声に背筋が凍る。


気づいた時には珠羅の右腕が斬られていた。


苦しそうにもがく彼の声が聞こえてきた。


次の瞬間、左方から影が飛び込む。


間合いを詰める速度が尋常ではない。


刀に重い一撃が伝わった。


(ここで押し負けたら確実に斬られる。)


目では追いつけない、思考も追いつかない。


ただ勝手に体が反応する。死ぬまいと、


金属がぶつかり合う甲高い音。


(切り抜けられるか)

彼女はわずかに体を捻り、力を逃がす。彼の刀をもう片方の剣で軌道を外し、その勢いのまま男の懐へと踏み込んだ。

(油断した)

彼は息を呑んだ。

しかし倒れていなかった。

その背後から銃撃音が響いた。逃げ道を塞ぐように三発打ち込んだ。珠羅だ

「忘れんなよ。俺はまだ死んでねぇぞ。」

必死に立つ彼の姿がそこにあった。

だが彼女は簡単に銃弾を切り、間合いを詰める。

足運びは舞うようにしなやかで隙がない。

(化け物かよ…)

距離を取るか彼女はさらに一歩と距離を縮める。

気づいた時には剣を振れば首が切れるほどの近さまで詰められていた。

「斬って」

目を開けると彼女の動きは止まり目には光が宿っていた。


「戻る前に早く!」


彼女は必死に訴えかけていた。


俺は仕方なく手刀で彼女の首を当て気絶させた。


倒れてくる体を支え抱えた。


珠羅の元まで行き、斬られた腕に服を破いた布を巻いた。


(すまねぇな)


面目なさそうな顔をしていた。


「そんなこと気にすんな。」


「あとはあそこで高みの見物をしているローブ男を倒せば俺らは自由だ。」


期待に満ちた姿で立っていた。


(このままでは負けてしまう)


ローブ男は動揺を隠し切れないほど、焦りに焦っていた。


(そうだあいつを出せば、こいつらなんて一瞬にして…)


焦っていた顔つきが悪巧みをしている顔つきへと変わった。


「人間の姿をし化け物かとなり鬼と牛の変げを とげた魔物よ、我に力を与えたまえ」


「ベスティアーメ・デーモン」


ローブ男の詠唱とともに地面に光を帯びた魔法陣が現れた。


「ゴォォォ」


魔法陣から巨大な人間の姿をした牛が出現した。立派なツノを生やし右手には金棒を持っていた。


「私のペットの牛鬼だ!」


「せいぜい残りの命を大切にするんだな」


彼は高笑いをしながら階段の壁に飾ってあった巨大な絵画へと消え去った。


「くそ。なんだよあれは。」


牛鬼は騎士や村の連中諸共を、いとも簡単に薙ぎ払う。


次々と人が死んで行く。


(この女も珠羅も怪我をしていてあの絵画まで巨大牛の攻撃をかわしながらなんていけない。どうしたら…)


鷲鬼の額には汗が流れていた。


「鷲鬼そんな顔するなよ。俺が囮になってやるからよ。この可愛い女連れてあの絵画まで行け。」


珠羅は斬られた腕を押さえながら無理やり笑顔を作る。


「そんなこと…」


鷲鬼の声を被せるように珠羅が口を開く


「ここで全員死ぬのなんて嫌なんだよ。あんな牛やろうに負けたくないんだよ。」


強く拳を握りしめていた。


しばらくの沈黙が続いた後に柔らかな笑顔で微笑んだ。


「それに、俺はもう長くなさそうなんだよ。このまま絵画まで行けても多分手遅れだ。」


現に珠羅は血を失いすぎていた。


「だから頼むよ。お前たちだけでも生き残ってくれ。俺の最後の願いだ。」


優しい声で願う。


「ウオォォ!」


牛鬼が唸り声をあげた。


「もう時間がないんだ鷲鬼」


「くそぉぉ!」


鷲鬼は大きな荒声をあげていた。


仲間を救えない何もできない自分の無力さに腹が立つ。


「簡単に死ぬなよ珠羅。」


鷲鬼はそのひと言を残し、即座に倒れている彼女を肩に掲げ、絵画まで走り出した。


「ばーか。誰がそう簡単に死ぬかよ。俺はしぶといんだ。」


もっていた拳銃で牛鬼に弾丸を打ち込み興味をこちらへと惹かせる。


牛鬼は珠羅に向かって金棒を振った。


かわせず勢いよく壁まで吹っ飛んでしまった。


(くそ、全く歯がたたねぇ。だが俺はまだ死ねねぇんだ)


彼は肋骨も折れ、口から血を吹き出していた。


とっくに限界を超えている。


もう一度引き金を引いたが、もう弾は残っていなかった。


(万事給水か)


落ちていた石を拾い、今ある力を全てを一回一回込め、何度も投げつけた。


しかし、鷲鬼たちが逃げるのが見えたのか彼らたちに向かって金棒を振るう。


「こっちを見ろぉぉ!!」


彼は興味を引こうと叫ぶ。


(俺を狙ってきたのか。間に合え)


俺はギリギリで絵画に飛び込んで攻撃を交わす。


鷲鬼は密かに涙を流し絵画の中に消えていった。


絵画は牛鬼のせいで壊され誰1人地上に出ることはできなくなっていた。


「やっとこれで俺の役目は終わるのか」


彼は気が抜けて倒れ込んでしまった。


牛鬼は逃げられたことに激怒したのか金棒を珠羅

の真上から振り下ろした。


(ついに死ぬの…か)


彼は横たわったまま静かに目を閉じた。

楽しんでいただけたでしょうか。アドバイスをいただけると嬉しいです!

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