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3045  作者: みむめも
29/204

????/??/?? 質問

―武装の解除を確認しました。警戒態勢のレベルを引き下げます。


 向こうで小さくない物音と悲鳴が上がった後、連動しているのか肩口にいたアガートラムは説明をしてくれた。


 警戒が下がったってことは近づいてもいいってことだよね?


「動いてもいいのか?」

ー武装の解除の言葉に従い、武装を解除しましたので抵抗の意思を放棄したと判断されます。警護レベルでの警戒は継続されますから、接触距離までの接近以外は許可されます。


 近づいていいってことだよね?


 アガートラムからの説明はいつも何かわかりづらい。とりあえず車いすを反転させて、歩く程度の速度で彼らのもとにゆっくりと近づいた。近づくにつれて見えてきた三人の容姿、その姿に驚いた。


 まず、ちらりと見かけた時の大きさよりも彼らはだいぶ小柄であった。一番大きな子であっても、車いすに座る自分とほとんど目の高さが変わらない。だいたい小学生程度の背丈しかない。そして、何よりも驚いたのは彼らの顔つき、もさもさと覆われた毛、頭の上にある二つの三角形であった。


「コスプレ?」

「コスプレ?」「何だ、それ?」「」


 一番最初に思い付いた言葉を素直に口にした。他に候補に上がったものはあったはずだが、それが一番最初に口から洩れた。


 怯えた表情をしてこちらを見ていた彼ら、三人は聞きなれないその言葉にそれぞれ別の反応を返してくれた。その際に頭の上の三角形、合計六つのそれがこちらの方に動いたのが分かる。


「あー、ごめん。えっーと、それ、本物?」

「本物、本物?」「何だ? お前、何が聞きたいんだ?」「」


 指示語をあいまいにして、指を彼らの頭の上にある耳に向ける。彼らは本当に何を聞きたいのか分からない様子でいた。すると、先ほどから一言も喋らなかった一番背丈の大きな子が口を開いた。


「アナタは、どうやってガーディアンを従えてるの?」


 ガーディアン? 何それ?


 ずっと無言でいた少女はこちらを睨みつけて、質問してきた。

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