7月31日 勇者アネモスと四天王シラスドン編
7月31日
今日の日記はいつもと趣きを変えて、稀代の霊能力者“ボイジャー・舞子”の超霊能力により、勇者アネモスの霊魂から聞き出した半生の情報をまとめる。
勇者アネモス・モエピーは、勇者の血統で将来を嘱望されて誕生した。
甘やかされ褒めそやされ、何不自由なく、勇者様と持ち上げられて育てられた。
だから、剣の稽古をしようとすれば、「危のうございます!」とウレタンの剣を渡され、水魔法の練習をしようとすれば、これまた「あぶねぇ水着でございます!」と水鉄砲を渡される……そんな感じだったらしい。
そんなアネモスにも、おでこをチョンと突いて厳しく叱る(舐めんなとは思うが)、10歳年上のお姉さんがいた。
お姉さんは巨乳だった。FよりのEカップだ。エロ漫画以外で許容される、現実的かつ極めて大きな乳房だった。書きたくないが、あまりにアネモスの魂からの情報量が多くて書かざるを得なかった。おえっ。
なんかもう面倒なので色々と端折って説明すると、アネモスは極度のシスコンだった。
実は男ってヤツは頭の中は空っぽで、下についた左右の玉袋こそが右脳と左脳であり、その小さな脳味噌で考えられることはスケベッティとエロッティでしかないというのが最新科学で判明している。
そして、男の子ってのは例外なく、物心ついた頃から変態だ。
純真無垢なのは3歳までで、5歳ともなれば、自分の姉の巨乳を見て欲情し、「ラッキースケベこいー!」とオネショタ展開を激しくキボンヌする、魔王によって根絶やしにされても仕方ないような生き物が男ってもんである。
何が言いたいかと言うと、さわやか熱血系イケメソ風なアネモスも所詮は変態だったってことである。
そして、アネモスは巨大なブラをメガネにし、パンティを頭に被ってる知性5のところを姉に目撃され、半ば追い出されるように魔王退治に出たというのが真相だった。
人間、やましいことがあると、正義だ大義だのを振りかざして、自身の矮小な精神性を覆い隠そうとするものだ。
痴漢撲滅のための活動家が実は下着ドロの常習犯だったり、聖職者であるべき学院長が生徒の裸体写真をアルバムにしてPCフォルダーに保管していたなんてニュースはよく聞くだろう。
つまり、勇者なんてろくなもんじゃないってことだ。
こんなどうしようもねぇアネモスだったが、唯一救いの道が残されている。
そう。それはBLだ。
BLならば、このどうしようもねぇアネモスも救うことができる。




