7月19日 畜生たちのヒーロアカンデミア編
7月19日
ボッキは淡々と話してくれた。
「真正包茎なんだ!」とか「左曲がりなんだ!」みたいな下ネタが多すぎる上、話がダラダラと長いんで下記に要約する。
結論から言って、ボッキとヌギダインは師弟愛的な愛人関係にあった。学び舎という閉鎖空間は、2人の秘密の園であり、こともあろうか勉強の合間に2人はちちくりあっていたのだ。
まあ、そんなんは予想できたが、問題はこれからだ。
2人は半ヒーローだ。そして、No.1半ヒーローがいるってことは、No.2半ヒーローがいるってことだ。
「ヌギダイン! 俺はお前を認めないぞ!」と、いま目の前でヌギダインの両ビーチクを攻めているのは、真っ黒なラバースーツを頭から被った“エロラバー”だ。
カレキによると、彼がNo.2半ヒーローで、No.1にライバル意識を持っていて、このように度々衝突(性的)するらしい。
「やめろ! 僕のヌギダインに手を出すなぁ!」とボッキが両手を振り回して暴れているが、エロラバーのムチムチな尻(ラバースーツのせいで割れ目が浮き立ってる)にポーンと弾かれて、軽くあしらわれている。実力のある半ヒーローと、見習い半ヒーローじゃ(性的な)力量差は歴然だ。
ヌギダインは「おっおっおっおっ!」と痙攣している。エロラバーはなかなかのテクニシャンらしい。
コイツらは門の前で公然猥褻している。即逮捕される案件だ。
本当にコイツらヒーローなのか?
まあ、だがしかし、三角関係ってのはBLにはつきものだ。
私とロリコはどっちがヌギダインを物にするか賭け合っていた。
「こういう場合はライバルだろ。某漫画家大先生も、『男は強い男に惹かれるものだ』って言ってたしな」と私が言うと、「師弟愛ですよ! 尊敬が愛を強めるんですぅ!」と反論してきた。
そこにカレキが参戦して、「ワシ的には、ボッキくんの同級生がここで登場する気がしますな。流れ的に言って、違うところから恋のライバルが出てくるでしょう」とか言い出した。
その時、「ボッキ!」と叫ぶ声がして、振り返ったボッキが「……アナッちゃん」とか応えてた。
カレキが「ほらぁ〜」みたいな顔をしてたんで、ちょっとムカついたんで、馬車で大富豪やってたワニンゴとWブータロウをビンタした。
私たちがBLを盛り上げてるのに、遊ぶな。真剣にBLを普及しようとしている我々に失礼じゃないか。
しかし、カレキのBL力(BLを愛するパゥワーのこと)もなかなかのものになったじゃん。




