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9月1日 女性初大総統爆誕! 働いて働いて働いて編

9月1日


「おいッ!!! 俺を! ブータロウを忘れてるんじゃねぇーだろうなぁ!!!」と、どこかの野党の党首が叫んでいる。


「決選投票で自分に票を入れた、時勢も読めない政治家に民主主義を語る資格はない!」と言ったら、カレキが「ちゃいます! あれはブータロウですじゃ!」とか言う。


 ああ、よく見たら確かにブータロウだ。どうやら長く政治の世界に関わりすぎて職業病になってしまっていたらしい。首長は辛いよ。


 ブータロウはどうせ帰る家に誰もいなかったんだろう。


 そりゃそうだ。奥さんも娘もブータロウのヘソクリ持ち、離婚届を家に置いて、海外にトンズラしていると探偵ヒゲから追加情報があった。


 それからのブータロウは、民主主義を掲げ(現実逃避)、泡沫政党を立ち上げたはいいが、マニフェストの「奥さんに浮気を阻止する!」なんて、この女尊男卑の町で上手くいくはずもなく、袋叩きにあっている……と、私はそれらを今思い出した。


 「ブーのバカっ、もう知らない」とカレキが抱きつくが、「どけ! ファ●ストめ!」とブータロウはカレキを突き飛ばし、カレキは「キャッ!」と言いつつよろけて、運悪く開いていたマンホールの下に落ち、「カレキ✕3」が「カレキ✕2」になってしまった!


 「どうしちまったんだ! ブータロウ! 俺たちは仲間だろうが!」とワニンゴが白々くも叫ぶが、「滅殺!」と言うた、片足を上げたブータロウが高速でやって来て、なんか画面が暗転し、画面が元に戻ったと思ったら、カートリッジとなった無残なワニンゴが転がり、ロリコが例にも漏れず「ワニンゴがこぼれちゃう!」と言うた。


 ボイジャー・舞子が「く! 霊能力の力をナメるんじゃないわよ! 伊達にあの世は見てないわよ!」と人差し指に霊力を集中させたはいいが、ブータロウの“肉の手”で「悪霊退散!」で魔界編に突入させられる。


 あーあ。残ったのはキヨテルだけか。


「行け。キヨチュウ。100万ドルの夜景だ」と命じると、キヨテルは「い、いや、飲み勝負なら負けないんスけどぉ〜。暴力はちょっとぉ。ほら、膝! 膝痛めててぇ、本気出せないっていうかー」という、小学生が競争に負けた時の言い訳みたいなのを始めた。


 と、思ったら、ブータロウの投げた黄色いロードローラに踏み潰された。


 「女勇者! 覚悟はできているな!?」と、親友だったハゲをヌッ頃された某戦闘民族みたいに黄金の光を纏っていた。


 「うーん? 討論会か? いいよ。やろうか。朝まで生討論」

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