38.私の緊張
「・・本当に荷造り終わるのかなぁ・・」
このところの私の口癖である。引越の荷造りって、やればやるほど散らかる気がする。言い換えれば、やっても、やっても、一向に片付いている気がしないのだ。
引越まであと10日。焦ってはいても、荷造りされた段ボール箱は着実に増えている。だけど、間際まで封をできない中途半端な箱がいくつもあって、なかなか片付かない感を演出している。ストレス溜まる・・。
でも、前回の引越の時、ほぼ何もしないまま来てしまった私は、今回全部1人でやることにすごく意味がある気がしている。もちろん大変だけど、今回、誰にも甘えず、自力で引越完了させることができたら、自分が大きな何かを乗り越えるような気がするのだ。
やっぱり自分の蒔いた種は自分で回収しないとね。これは、引越しのことだけではないだろうが・・。
リアとシェインの結婚式まではあと4日。こちらもいよいよ佳境だ。彼らの方も、準備を頑張っているのは毎日の夢で確認済み。ラドゥから、20秒のミッションの詳細についても伝わった。私にとっては、引越前の第一の山場になる。考えると、だんだん緊張してくる。どうかうまく行きますように・・!
ラドゥにはあれから又呼び出されて、あの「宇宙空間」まで行って来た。本番の日も彼女の呼びかけがあったらここに来るように、とのこと。
ラドゥによると、私が、いつものように夢からリアにアクセスするとリアに同化してしまうので、私が時間の外にいられない。だから、その計画の時、私は初めてリアと別れて、ちゃんと長崎瑠璃子として、ラドゥと一緒に参戦するのだ。それも何だか意味深な気がしている。
とにかく、私は今、現実と過去世といっぺんに、長い事放置してきた、がらくた整理に取り組んでいるのかもしれない、などと思ったりしている。やる気は滅多に起きないくせに、一旦やる気になったら一気に徹底的にやってしまう、私らしいとも言えるけど、それにしても極端だ。
何はともあれ、どうか、リアとシェインのために、ラドゥとナイーシャのために、そして、私自身のために、リアとシェインの結婚式&過去を変える計画、成功しますように。
過去の私を助けるため、未来の私と力を合わせるなんて、考えれば考えるほど、数奇な体験だ・・。
けれど、これは今の私にもすごく重要なイベントだと、魂が感じているから、私はこれからの人生をここに賭ける覚悟で臨む。




