表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
37/45

豆マメま~め

マメ~♪

 5月である。

 この時期、旨い豆がわんさか出てくる。


 うすい豆、グリーンピースだな。

 少し若い、やわらかいやつが良い。

 たっぷり剥いて、豆ごはんにしよう。

 米を砥いで塩を入れ、たっぷりの豆を加えて炊くだけだ。

 炊きたてを混ぜると、若い豆がつぶれて米まで緑色に染まる。

 あまり熟しすぎると、豆が固くなるので、少し若いくらいのほうが甘くて旨い。


 空豆もこの時期だ。

 サヤごとなら、見た目はあまり重要じゃない。袋を持って上下に軽く降り、しっかり重いものを選ぶ。

 軽いのはサヤに一個くらいしか入っていなくて、悲しい思いをすることもある。


 空豆をざっと水洗いしたら水から茹でる。

 今回は最初、塩も出汁も入れない。

 一度におつまみ用とおかず用を茹でてしまおう作戦である。

 茹で上がったらまず、おつまみ分を取り分け、これに塩を適当に降り掛ければそのままおつまみだ。

 本来なら塩ゆでするが、ここは省エネ時短ということで。

 熱々の内に食べよう。

 国技館で売っている塩ゆで豆が非常に美味いそうだが、コロナ禍の間は我慢、我慢だ。


 さて残した方の鍋に、頭とワタと背骨を取り除いた煮干しを一掴みほど入れ、もう一煮立ち。煮干しから出汁が出たら砂糖と醤油で薄めに味をつけ、しばらく弱火でコトコト煮よう。

 一晩置くと味が染みてなお美味しい。

 煮干しも合いの手に食べると美味しい。このために頭やワタを除いたのだ。捨てるなんて勿体ないことをしてはいけない。


 時間がたっぷりあれば、空豆のサヤの内側の、あのモフモフを料理するのもありである。

 軟らかくきれいなものを選んで匙でこそげ落とし、集める。一見すると怪しいペーストだ。

 小鍋に水とペーストを入れて煮ると、なかなかうまい豆出汁が出る。こいつを裏ごしして、コンソメ、塩、牛乳か生クリームを加えて味を調えれば空豆ポタージュだ。

 幾分青臭いので、そこをいかにフォローするかが課題だろうか。

 しかし一番の問題は、まことに、非常に、手間暇がかかることだ。

 面倒くさくて、滅多にそこまではしない。まあ実験てとこか。


 後は、採れたてのスナップエンドウをたっぷり塩ゆでしよう。

 塩空豆と、スナップエンドウを肴に、月見をしながら一杯行こうじゃないか。

 皆既月食にスーパームーン。

 仕上げに熱々の豆ごはんと煮豆。

 豆マメ尽くしもまた楽し。

しかし豆名月の豆は枝豆である。

枝豆といえば。

冷凍枝豆があるが…うん、豆。

中身、豆。

豆だけ。

枝もサヤもない枝豆って、なんか…変。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ