昔的プリン
母の古いお菓子レシピ本「ケーキ300種」。
今でも現役。
ちびっ子が遊びに来るので、プリンを作ったぞ。
前回微妙だったポイントを反省し、じっくり作ってみる。
まずは容器を準備。
有名メーカーのⅯ社のプリン容器。
耐熱ガラスで頑丈。結構な割合の各ご家庭で、グラスとして第二の人生を過ごしているらしい。
バターは塗らなくて良い。
カラメルも手作りだ。
ミルクパンに砂糖をたっぷり!入れて弱~中火。よく混ぜ融かし、じっくりカラメルにしていく。
(ミルクパン=牛乳を温めるのに多用される小型の深い片手鍋)
色が付き始めたら着色は一気に進むので要注意。
苦いのが好きならここで強めに焦がす。
苦くないほうがいいなら、多少色が薄くてもこの辺りで止めておこう。
少量の湯を注いで、液状の内にプリン容器に分ける。
カラメルが薄くて固まらないとか、着色を強くしたいときは、プリン容器のカラメル液に少量砂糖を足して電子レンジへ。
500~650Wや牛乳温めで1~2分、あとは好みと様子見。
カラメル液が軟らかいうちに、容器を回し、内壁に流すようにつけておく。プリン液を入れる高さまで塗っておこう。
このひと手間で、最後が違うのだ。
容器とカラメルは室温で冷ましておこう。
さてさっきカラメルを作ったミルクパン。
まだカラメルが残って勿体ない。でも温度が下がると固まって取れないし…
玉子、牛乳、砂糖で、このままプリン液を作っちゃおう。ほんの少し牛乳多めにすると滑らかにできやすいぞ。
菜箸でしっかり底からかき混ぜながら、弱火でゆっくり加熱。
冬のホットミルクくらいになったらほぼおっけー。
カラメルはまだ熱いかな? 膜が張ったようになっていればゆるくても問題ない。液状でも、濃度が高いからだいたい大丈夫だが、何なら保冷剤で冷却固化を促そう。
バニラの香りが好きなら、カラメルの表面にバニラエッセンスを直接一滴たらしておくといい。バニラ液の様子でカラメルの表面の強さもなんとなくわかる。大人用ならブランデー一滴を加えても可。
熱々のプリン液を、カラメルの上にそっと載せていこう。
糖度が高いので、余程勢いよく注がなければちゃんとカラメルは底に残っている。
プリン液が入ったら、蒸し器でも電子レンジでも、好きな方でもう一加熱。
電子レンジなら、窓の外から見て、プリン液が沸々したらストップ。
落ち着くまで20~30分、そのまましばらく放置しよう。
20~30分後、取り出して。
ぬくぬくプリンで食べるもよし。これが案外いけるのだ。
冷やす場合は表面に一滴バニラを落とし、ラップしてもう少し粗熱が取れてから冷蔵庫へ。
半日ほど置いて、カラメルがしっかり水分を吸って液体になってからが美味しい。
そして「ひと手間」の本領はここで発揮される。
壁に塗ったカラメルが解けて、容器の内側からプリンがスルリとはがれる。
勿体ないなーと空の容器を眺めたり、残渣が落ちない容器をごしごし擦ったりしなくてもいいんだ。
がってん。
兄弟が多かったので、母が作るプリンはどんぶりサイズ。
温かいものを各自匙ですくって食べたのもいい思い出です。
そう、できたてホットも旨い!のです。
底に残った溶け切らなかったカラメルは、ミルクを注いでゆっくり温め溶かしましょう。
但しカロリーに注意。




