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スイカの皮

大雨だ台風だとなにやかやと忙しくしているうちに、何時の間にやら9月である。

金木犀まで薫りだしたじゃないか!

ということで慌てて夏の話題出してみたよ。


 夏はスイカ。

 スイカの名産地がご近所なので、頂きものにもスイカがある。

 そうでなくともスーパーでカットスイカから丸ごと迄、財布とおなかと人数により選びたい放題。

 このシャリ感が夏!


 で、残るのは皮と種。

 そのまま捨てるのは勿体ない気もするが、ゴミ袋に入れては水気が多く、重い。

 田舎でこそ庭の隅にぽいと積んで置ける。

 たまに芽が出てミニスイカが成るのもご愛嬌だ。

 とはいえ、交配で美味しく調整してあるので、その種では通常そう美味しいものはできないのだが。

 で、タネは洗って乾かして炒れば子供のおやつかビールのつまみ。

 皮は漬物が一般的で、ときどきチャンプルーな炒め物に使うご家庭も。


 今回、煮物にしてみた。

 だって瓜の仲間じゃないか。

 …かぼちゃが高かったんだ。てか真夏の夏野菜すら5割り増しってなんだ。


 スイカの皮の緑の外皮を剥く。

 実の赤い部分は、料理の際はよく除いてあるが、少々残っていても問題ない。少々より多い場合は、勿体ないので食べてしまう。

 スイカの皮は案外繊維が強い。たまに白い部分まで甘くて柔らかい出来のものもあるが、今回はスタンダードな程度の皮とする。

 小指ほどのサイズに切って、鰹出汁で煮る。今回は手早く鰹風味調味料に頼る。

 少し多めの水から出汁を効かせ目にしてしっかり煮、軟らかくなって出汁が染みたら少量の砂糖を加え、更に煮る。その後で醤油を加えてまた煮る。

 焼き物で下味をつける時や時短でやってしまうときは先に混ぜておくが、じんわり煮る時にはまず出汁、次に砂糖、そのほかはその次、としたほうが実は効率が良い。

 出汁味が下にあれば砂糖や塩の量を抑えても美味しくできる。

 そして砂糖は、案外染みにくいものなのだ。

 調味料のさしすせそは実際自分で体験してみなければ納得しにくいかもしれないが。


 さてじっくり煮て、やや透いた色に炊けたらできあがりだが。

 できてみると、見た目は冬瓜に似ていた。成程そのうち冬瓜も挑んでみようか。

 味は、出汁が効いて…ん? この歯ごたえは?

 あ、炊いたフキっぽいのか。


 好評だし懐に優しいしゴミ減量にもなるし、一石三鳥であったが。

 何故だろう、どこかビミョ~な気がしてならない。

夏は夏で大変だが。

これから気温差でモノが傷みやすくてなぁ…

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