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魔装機マナリリアン  作者: ロア
   WORLD of END 7章
65/120

7章 異世界転移 54話-森の王国

〈54-1 魔装獣の目撃情報〉


▶︎ディナガード国


 ネルはアンドロイドのナナミと一緒に

 街の人達の人助けをしていた


 そんなある日の事




▶︎ディナガード城


 俺とナインは デルク司令に呼ばれ

 ディナガード城に来ていた

 デルクは俺達に知らせたい事があると言っていたが

 なんの話をするつもりなんだ?


 会議用に使われてる部屋に

 俺とナインがやって来ると

 デルクはその話を俺達にした


 そこで 俺達は驚く話を耳にする



ネル

『獣に似た魔装機が

 ローズストーンで目撃された!?』



 デルクの口から 獣に似た魔装機が

 ローズストーンで見つかったと聞かされた


 虎のように大きい機械の化け物が

 ローズストーン領の

 森深くで見かけた人がいるらしい


 間違いない!! 魔装獣だ!!


 俺が見た蛇型の化け物じゃなく

 虎型の魔装獣もいるのか!!



デルク

『まだ魔装獣と決まった訳じゃない』


ネル

『でもその特徴 完全に魔装獣だろ!!

 間違いない、魔装獣に決まりだ!!』


ナイン

『落ち着けネル この目で見なければ

 何とも言えない』



 ナインの奴こそ

 俺より前のめりに食いつくと思ったのだが

 案外冷静そうだな


 俺は椅子から立ち上がっていたが

 一旦 椅子に座った


 デルクが言うには

 ローズストーン国は山賊達に手を焼いていて

 その化け物にまで手が回らないらしい


 そこで 魔装獣を探っている

 俺とナインに声が掛かったって訳だな!!


 俺は席を立ち上がり言った



ネル

『それじゃあ、俺達が魔装獣か魔装獣じゃ無いのか

 探しに行けばいいって事だな!!』


デルク

『ただの見間違いかも知れないだろ』


ナイン

『そうだな、無駄足になる可能性もある』



 そうか、慎重に行動しなければ行けないのか


 俺はもう一度椅子に座り直すと

 ナインは立ち上がり

「それじゃあ今から確認に行くぞ」っと俺に言った


 立ったり座ったりを繰り返してんのに

 俺が座った途端そんな事を言うのかよ

 ワザとやってんだろコイツ


 俺は深くため息を吐き 重い腰を上げた



 城の外に出ると

 何処かに出掛けるのですか?っと

 ナナミが俺に聞いてきた


 俺がローズストーンに行く事を伝えると

 ナナミも行きたいと言い出した


 でもな〜 本当に魔装獣がいるなら

 ナナミには危険過ぎる

 連れて行きたくないのだが


 そう思っていると ナインは言った



ナイン

『別に構わないだろ、

 マナリリアンの中に入れば安全だ』


ネル

『本気で言ってます?

 魔装獣が現れた戦いになるんですよ?』


ナイン

『お前は負けないだろ』



 ニヤリと笑みを浮かべ ナインはそう言った


 なんだよ、照れるじゃねぇか

 俺は顔を赤くさせ 自分の頭を撫でる


「連れて行ってくれるそうだ」

 そうナインは勝手にナナミに言った

 まあ、別に構わないけど


 その後 俺達はバンカーに行き

 俺とナナミはマナリリアンに

 ナインはディアスカスに乗って

 ローズストーンに向かう事にした


 海賊騒ぎの時も このメンバーだったな

 今回もこのメンバーで旅をするのか

 心の中で そんなどうでもいい事を考えていた



◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉



〈54-2 相性の良い2人〉



 ローズストーン領は遠く

 ディナガード国からはレインオラクル領を経由して

 ローズストーン領に入らなければならない


 マナリリアンを飛ばせば直ぐにでも行けるのだが

 俺はオリーブとの約束を守り

 マナを大きく消耗する魔法を使わず

 最近ではそうやってマナリリアンを動かしていた



 魔装獣が見つかった 深い森に到着した時には

 4日の月日が経過していた



▶︎ローズストーン領 ハラブレーブの森


 ハラブレーブの森と呼ばれるその場所は

 ローズストーンに住む人達も

 余り好んで入るような場所ではなく

 大昔に魔物を狩るために使われた罠が

 その場所には残っているのだとか


 俺達は魔装機でその場所に入り

 早速 魔装獣を探そうと俺はナインに言い

 マナリリアンとディアスカスは

 辺りを警戒しながら 森の中を練り歩いた


 だが....


 数時間が経ち 夜になった



ネル

『本当にここがハラブレーブの森なのか?

 場所を間違えてるんじゃ無いだろうな?』


ナイン

『私が道を間違えたと?

 地図を持ってるのはそっちだろ』


ネル

『ローズストーンの地形なら知ってるって言ったから

 俺はナインに任せたんだ』


ナイン

『人任せな奴だ、機士として恥ずかしく無いのか』


ナナミ

『2人とも喧嘩はやめてください

 大丈夫ですよネルさん、この場所は間違いなく

 ハラブレーブの森です、私も確認しました』



 俺とナインは不毛な争いを始めると

 それをナナミが止めた


 いい歳した27歳の男と25歳の女が喧嘩をして

 アンドロイドのナナミを困らせている

 あっ 今の俺は15歳の子供か

 って!!そんな言い訳してる俺が恥ずかしい


 俺とナインは顔をプイっと横に向け

 お互い顔を見ないようにした


 その日はその場で野宿をする事になり

 焚き火をして、食事をした

 食事中も

 俺とナインはお互いの顔を見る事は無かった



ネル

『・・・・・』


ナイン

『・・・・・』


ナナミ

『えっと、食事は楽しく食べる物ですって

 レベッカさんが言ってましたよ...だから...』



 ナナミはそう言ったが 俺とナインには関係ない


 食事を済ませ 無言でお互い魔装機に戻り

 魔装機の中で寝る事にした

 魔装獣が現れても 直ぐに戦えるように



 そして次の日

 俺達は昨日と同じく 魔装獣を探した


 だけど 魔装獣の影は全く無く

 時間と日数だけが過ぎた

 2日目 3日目が過ぎ

 ハラブレーブの森に来て 4日が過ぎた



▶︎ハラブレーブの森 ネル達のキャンプ


 焚きを火囲い俺達は食事をしていた


 魔装獣も見つからず

 時間だけが経過して俺とナインはイライラしていた


 俺とナインの仲はますます悪くなっていた


 4日間

 口も聞かなかったナインが 遂に口を開いた



ナイン

『時間の無駄だったようだな

 あの情報は嘘で、私はこんな奴と4日間

 こんな森でキャンプをしただけとはな』



 口を開いたと思えば グチグチとうるさい奴だ

 俺は食べていたスープを地面に置き

 ナインに悪態を吐いた



ネル

『食事中に止めてくれませんか?食事が不味くなる』


ナイン

『呑気な奴だ、所詮お前は

 マナリリアンが無ければ無意味な男だな』



 カッチーン!!

 俺に言ってはイケナイ言葉を言いやがったな

 お前こそ俺に2回負けてるのに

 良くそんな事を言えたよな!!


 今日でレコードを更新させてやろうか!!



ネル

『ナインこそ人の話も聞かないし

 レインオラクル国の団長として大丈夫なんですか?

 こんな人が機士団の団長なんて

 俺は嫌ですけどね』


ナイン

『マナリリアンが他の機士でも乗れるのなら

 直ぐにでもお前を機士の座から降ろすのにな』


ネル

『上等だ変人野郎!!ディアスカスに乗れ!!

 前見たいにボコボコにしてやるからな!!』


ナイン

『面白い、私もディアスカスも前ほど甘くは無いぞ

 今日この場でお前を倒し

 今までの屈辱を晴らしてくれる!!』



 俺とナインは魔装機に乗り込んだ


 そんな俺達を見て ナナミは必死に止めようとした

 俺はナナミを振り切り

 ナインと決着を付ける事にした

 どっちが上か 思い知らせてやる



ナナミ

『ネルさんもナナミさんも止めてください!!

 仲間同士で何やってるんですか!!』


ナイン

『マナ解放を使わなくて大丈夫か?』


ネル

『お前なんて、魔法を使わず倒してやるよ

 ナナミ!!お前は危ないから下がってろ!!』



 マナリリアンがクリスタルソードを構えると

 ディアスカスはシルバリオンランスを構え

 いきなり攻撃をして来た


 俺はレグリースクートゥ(マナリリアンの盾)で

 シルバリオンランスを防ぎ ナインに言った



ネル

『いきなり攻撃して、

 こんな卑怯なマネをしないと勝てないのか?

 お前は昔からそうだよな』


ナイン

『何だと‼︎、卑怯者はお前だろ‼︎』


ネル

『まだ言ってんのかよ』



 俺とナインの

 マナリリアンとディアスカスは激しくぶつかり合う


 それを見ていたナナミは目を閉じ怯えていた

 両手で手を組みながら


 そんなナナミを見た俺は一瞬油断して

 ディアスカスの攻撃を防げず 直撃してしまった



ネル

『しまった!』


ナイン

『戦いの最中に油断するな!!』



 ディアスカスがマナリリアンにトドメを刺そうと

 シルバリオンランスを突き刺そうとしたが


 ディアスカスは動きを止め

 ナナミの居る方角を見ていた


 勿論俺も、ソレを見ていた


 マナリリアンとディアスカスが

 ナナミの居る方角を見ていた事に気づき

 ナナミは後ろを振り返ると

 四つ足の狼に似た大きな機械が立っていた


 暗くて全容までは捉えられなかった

 その機械はナナミの事を見つめていた


 ナナミはいきなり現れたソイツに驚き

 その場に腰を付け 動けなくなっていた



ナナミ

『ま、魔装獣...』



 魔装獣がナナミに近づこうと素振りを見せた


 ディアスカスは

 シルバリオンランスで魔装獣に攻撃すると

 魔装獣は高く飛び上がり 攻撃を回避した



ナイン

『そっちに行ったぞネル!!』


ネル

『分かってる!!』



 マナリリアンも飛び上がり

 魔装獣に攻撃をしようとしたが

 魔装獣には当たらず 魔装獣は地面に着地すると

 暗い森の中に走って行った


 追いかけようかとも思ったが

 魔装獣はもう何処にも見えなくなっていた

 逃げ足の速い奴だ

 こう暗くては 追いかけるのも不可能だ


 俺とナインは 魔装機から降り

 ナナミに駆け寄り 大丈夫かと心配した



ネル

『大丈夫かナナミ!!』


ナイン

『怪我は無いか?』



 心配する俺達の顔を見て

 ナナミはニッコリと笑ってこう言った



ナナミ

『さっきまで喧嘩してたのに

 本当は仲が良いんですね

 あんな凄い連携まで出来るなんて』



 俺とナインはお互いの顔を見合わせ

 何の事だ? っとした顔でナナミを見た


 ナナミは何が嬉しいのか分からないが

 俺とナインを見て 凄く嬉しそうにしていた



◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉



〈54-3 丸出しの男〉


 魔装獣に襲われそうになったナナミを

 俺とナインのマナリリアンとディアスカスで守った


 魔装獣には逃げられたが

 間違いなくソイツはこの森にいやがった


 俺はナインと話

 次の日は別行動で魔装獣を探そうと話し合った


 そして次の日

 俺達は魔装獣を探す為 二手に分かれて捜索した


 俺とナナミは

 昨日あの魔装獣が逃げた方角を調べる事にした



ネル

『ダメだ、足跡どころか痕跡すら無い』


ナナミ

『魔装機ぐらい大きかったのに、変ですね?』



 俺達は必死に何か手掛かりがないか探した


 クソ! このままじゃ昨日の振り返しだぞ!

 必ずこの森に奴がいるんだ

 絶対に探し出してやる!


 そう俺は意気込むと ソワワッと俺は感じ

 マナリリアンに降り、トイレっとナナミに言った


 気をつけてくださいねっとナナミは俺に言って

 俺は近くの木に用を足した


 こんな状態で魔装獣に襲われたら

 一生の笑い者だな そう俺は思っていた



ネル

『ん?なんだこの匂い?』



 不思議な匂いが辺りに充満して

 俺は何だろ?っと思っていた


 臭くもない かと言って良い匂いでも無い

 なんだこの匂い? 匂いを嗅いでいると

 俺の頭はどんどんクラクラして来て

 俺はその場で眠ってしまった



 下半身丸出しで倒れた俺を見て

 ナナミはどうしたのかと思い ネルの名前を叫ぶ


 背後の何かに気づかず

 ナナミは後ろから誰かに叩かれ 気絶してしまった




▶︎???


ネル

『んんー、何処だここ?』



 俺は目を覚ますと

 ナナミと一緒に木でできた檻の中に入れられていた


 なんだよコレ!? 俺は腕や足を動かそうとすると

 手足が何かツルのような物で縛られていた

 ソレはナナミも同じだった


 俺は大声でナナミを起こし

 コレがどう言う事なのか聞こうとした



ナナミ

『アレ!?何処ですかここ?

 ...!?ってネルさん!!、

 なんでズボンを履いて無いんですか!!』



 ん?何を言ってんだ? 今はそれどころじゃ

 ・・・・・ズボン?

 俺は自分の下半身を見ると

 丸出しのまま、檻の中で拘束されていた



ネル

『なんじゃこりゃぁぁあ』



 確か俺は用を済ませようと近くの木に...

 あの時変な匂いを嗅ぎ眠ってしまったのか!!

 誰かに誘拐されるにしても

 せめてズボンぐらい履かせてくれよ!!


 ナナミは恥ずかしそうに 俺を見ないよう下を向き

 俺はこんな恥ずかし目をさせた奴らに怒りを感じた



褐色肌の少女

『起きたか破壊者』



 檻の外に 褐色肌の女の子と

 少女と肌の色が同じ年寄りがやって来た


「お前か俺達を誘拐したのは!!

 ここから出せ!!あと、俺のズボン返せ!!」

 俺がそう言うと

 年寄りは俺の顔を見て女の子と喋り始めた



年寄りの老人

『子奴達か?森の中で暴れてた不届き者達わ?』


褐色肌の少女

『ハイ長老、こっちの女には見覚えもあります

 それにあの魔装機は暴れてた魔装機と同じでした』


長老

『そうか、なら子奴達は当分ここに居てもらうか』



 暴れてた? 昨日のナインと戦ってた時のか!!

 どうしてこの少女がその事を知っているんだ?

 俺は叫び 誰なんだよお前ら!!

 あとズボン返せ!!っと言った



ネネーネ

『私はネネーネ、この国の機士だ』


ネル

『国?なんだよソレ?

 国はディナガードとレインオラクルと

 ローズストーンの三ヵ国だろ?どう言う意味だよ?

 あと!!俺のズボン返せ!!』


ネネーネ

『お前の下着はションベン臭かったから

 母が川で洗っている、感謝しろ』



 こんな状況で感謝しろ? ふざけんな!!

 元話と言えばお前らがトイレ中の俺に

 睡眠ガスで眠らさなければ汚れもしなかっただろ‼︎


 俺は犬のように警戒していると

 村長とネネーネは何処かに歩いて行った



ネル

『おい待てよ!!どこ行くんだよ!!

 俺下半身丸出しなんですけど!!』



 下半身丸出しの俺を残し 2人は何処かに行った

 残されたナナミは凄く恥ずかしそうにしていた


 済まんナナミ、こんなお粗末な物を見せて

 ごめんエレノア

 俺はもう汚れ物になったかも知れない



◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉



〈54-4 伝説の一族〉


 この檻に入れられてから

 どれくらいの時間が過ぎたのだろう


 俺は未だに

 自分の下半身を裸出させた状態で手足を縛られ

 隣で縛られてるナナミは

 顔を赤らめ下を俯いている


 大丈夫だナナミ‼︎

 必ずここから出してやるからな‼︎


 ナインの奴も俺達を探してるハズ

 それに置いてきたマナリリアンの事も気になる


 俺はナインとマナリリアンの事を心配していると

 ふくよかな体型の女性が檻にやって来た


 その女性は俺のズボンを持って来て

 臭かったから洗っといたよ っと言った


 俺はズボンを返せ!!っと叫ぶと

 ハイハイ、そう騒がないの

 っと言い 檻を開け俺達の手足に付けられた

 木のツルを解き 解放してくれた


 俺は急いで 奪うようにズボンを取り

 丸出しの下半身を隠した


 後から来たネネーネが

 俺達を自由にしていた事に気づき

 ふくよかな女性に怒り始めた



ネネーネ

『ダメだよお母さん、

 この人達は森を破壊する悪者なんだから』


ふくよかな女性

『悪者ったって、こっちは子供で

 向こうは可愛い女の子じゃないかい

 村長もアンタも、警戒しすぎだよ』



 なんだか分からんが

 こっちの女性の人は物分かりが良い優しい人だ


 ナナミは解放してくれた女性にお礼を言うと

「良いってことさ」と女性は笑いながら言った



ママーマ

『私はママーマ、ネネーネの母さ。

 アンタ達、お腹が空いてるんじゃないかい?』



 俺とナナミは自分の名をママーマに教え

 自宅に案内してもらう事になった


 ママーマの案内で俺とナナミは村の中を歩く

 その後ろから

 ネネーネが俺達を見張るように後をついて来た


 村の中を歩いていると気づいた

 この村の人達は 葉っぱでできた服や

 ツルで編み込んだ物をしたに巻き

 露出が多い服を着ていた


 その他にも 見た事ない鳥や動物が至る所にいた


 俺はその事が気になり

 周りをキョロキョロとしていると

 ママーマが聞いてきた



ママーマ

『動物達が気になるのかい?』


ネル

『ええ、ディナガードやローズストーンでも

 余り野生の動物なんて見ませんでしたし』


ネネーネ

『本当は、布面積が少ない

 村人の女性の体を見てたに決まってる』


ネル

『見てませんよ!!』



 俺はそう言ったが ナナミは男の人の下半身を見て

 顔を真っ赤にさせていた


 ナナミ...お前アンドロイドなのに

 そう言うところは女の子見たいなんだな




▶︎ママーマとネネーネの家


 ママーマの美味しい手料理を出され

 俺は美味しそうに食べた


 ナナミは食事を必要としないアンドロイドなのだが

 せっかく作ってくれたママーマの料理を食べ

 美味しいです っとママーマに伝えていた


 食事中に 俺はこの村の事を聞いた

 ここが何なのか どうして貴方達は

 こんな森の中で住んでいるのか


 その答えを ママーマが答えてくれた


 このハラブレーブの森は

 元々この民族の土地だったのだが

 魔王亡き後 世界が3つの国に分かれ

 色んな民族は何処かの国に所属したのだと


 その中でもこのハラブレーブの一族は

 何処にも所属せず

 各々が自由に生きているのだと教えてくれた



ネル

『でもこの森って、前は凶暴な魔物が出たんでしょ?

 こんな場所に住んでて大丈夫だったんですか?』



 心配そうに

 俺とナナミはママーマとネネーネを見て言った


 するとネネーネが

 近くの重そうな丸太を片腕で持ち

 とんでもない剛力を見せて来た


 それを見た俺とナナミは凄く驚く



ママーマ

『私達は普通の人達より少し力が強いんだ』


ネネーネ

『私達は力の魔女、ローズ様の末裔だからね』



 少しってレベルじゃないだろ!!

 力の魔女ってのは

 確か魔王を倒した三大魔女の1人だったよな?

 ローズってのは

 とんでもない剛力の持ち主なのか?



ママーマ

『ローズ様は私達の数万倍強かったらしいよ』


ナナミ

『ローズ様って、凄い人だったんですね』



 食事を食べ終えると

 ママーマが食器を片付け始めた


 ママーマが居なくなると

 ネネーネが俺達に言ってきた

「貴方の魔装機も近くにある、一応見ておく?」


 マナリリアンが!?

 俺はネネーネに言った 頼むっと



◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉



〈54-5 獣の魔装機〉


 村の中央に

 俺のマナリリアンが置かれていた


 俺はマナリリアンに抱きつき

 会いたかった と言った



ネネーネ

『貴方がその魔装機を動かしてたの?』


ネル

『そうだ、言って無かったな

 コイツはマナリリアン、俺の相棒だ』



 ネネーネは不思議そうに俺を見た

「貴方男でしょ?」っとネネーネは俺に聞いた


 そうだった、男で魔装機を動かせる人って

 この世界じゃ不思議なんだよな

 リオンやアランも動かせるから

 それが普通だと最近までは思い込んでいた


 俺は事情を話すと、納得いかない顔で

 ネネーネは俺とマナリリアンを見ていた


 まあそうだよな

 普通 混乱するよな


 俺はそう考えていると

 1つ気になる事を見つけた


 マナリリアンを

 ネネーネ達はどうやって運んだんだ?

 剛力の一族だからと言って

 かなりの重量のある

 マナリリアンを運べるとは思えない


 どうやってマナリリアンを運んだのか

 俺はネネーネに聞くと

 シンプルな答えが返ってきた



ネネーネ

『私の魔装機で運んだ』


ナナミ

『ネネーネさんは機士さんだったんですね』


ネネーネ

『そうだ、この国で唯一の機士だ

 知恵の魔女レインが作った

 古代の魔装機に乗っている』



 古代の魔装機だって!! なんだそれ気になる!!


 知恵の魔女レインってのも三大魔女の1人だっけ?

 古代の魔装機は この前

 海賊の奴らも使ってたよな

 あんな変わった魔装機がここにもあるのか?


 見たい!!っと俺はネネーネに言う

 自分でも気づかないレベルではしゃいでいたのか

 ネネーネは少し気味が悪いと思いながら

「付いて来い」っと言った


 俺とナナミはネネーネに付いて行くと

 その場所には

 獣の爪のついた魔装機が そこにはいた



ネル

『コレが魔装機?』


ナナミ

『魔装機と言うより、コレは...』



 俺とナナミが不思議そうに

 その魔装機を見ていると


 侵入者だ!!っと大きな声が聞こえた

 なんだと思い 俺達は村の中央に戻ると

 ディアスカスが村の真ん中で

 マナリリアンを肩を持ち

「大丈夫か!!」っと叫んでいた



ナイン

『聞こえるかネル、ナナミ!!

 返事が一向に返ってこない

 クソ、もう死んでしまったのか』



 ナインは勝手な事をペラペラと言っていたので

 おーいっと俺は手を振り ナインを呼んだ



ナイン

『化けて出たかネル!!』


ネル

『死んでねーわ!!』



 俺とナインが 漫才をしていると

「あれ?ネネーネさんは?」っとナナミは

 居なくなっていたネネーネの事を気にしていた


 ディアスカスの前にさっき爪の魔装機が現れ

 ナインのディアスカスに攻撃した


 ネネーネがあの爪の魔装機を動かし

 ナインのディアスカスを倒そうとしている!?



ネネーネ

『侵入者は私が倒す!!』


ナイン

『なんだこの魔装機は!?新型か?』



 ディアスカスはシルバリオンランスを構え

 爪の魔装機に攻撃をした


 爪の魔装機はランスを回避し姿を変えた



ネル

『変形した!!』


ナナミ

『アレは!!』



 爪の魔装機は人型から姿を変え狼の魔装機になった

 間違い無い!!アレは昨日現れた魔装獣だ!!


 コレが魔装獣の正体だったのか?



ナイン

『魔装獣!!』


ネネーネ

『この子は私の魔装機、ナトゥーアヘルトだ!!』



◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉



〈54-6 速さの違い〉


 魔装機が変形して魔装獣になった!?


 いや、魔装獣とは違うのかも知れない

 魔装獣は人が動かしてる魔装機では無かったな

 だとするとコイツは


 ナトゥーアヘルトと名乗った魔装機は

 四つの足でゆっくりと歩き

 ナインのディアスカスに近づいて行く



ナイン

『魔装機か魔装獣か分からないが

 ディアスカスは誰にも負けはしない』



 ディアスカスは

 ウリウスの大盾で自分の身を隠し

 シルバリオンランスでナトゥーアヘルトに攻撃する


 ナトゥーアヘルトは身軽な動きで攻撃を回避して

 ディアスカスの後ろに回り込む


 ヤバイと思ったが 流石はナインだ

 瞬時に後ろを振り向き

 ナトゥーアヘルトを正面に捉えた



ネネーネ

『やるね、ならコレなら!!』



 ナトゥーアヘルトは

 近くの大きな木に飛び乗り

 木の上をグルグルと走り回った


 コレじゃあ視界に捉えるのは不可能だ


 ディアスカスはナトゥーアヘルトを見失ない

 辺りをキョロキョロと見渡していた



ネル

『後ろだナイン!!』


ナイン

『なんだと!?』



 ディアスカスの背後から

 ナトゥーアヘルトが飛び出し

 大きな爪で攻撃をしてきた


 ディアスカスは咄嗟に盾を捨て

 左腕でナトゥーアヘルトの攻撃を防いだ


 ナトゥーアヘルトはディアスカスに密着して

 ディアスカスの頭部を噛もうとした


 本当にマズイぞ!!このままじゃナインが!!


 俺とナナミが心配していると

「コラーーー!!」っと

 後ろから誰かの怒る声が聞こえてきた



ママーマ

『村の中で暴れちゃダメでしょ!!

 村長怖がってたよ、

 やるなら向こうの広場でやりなさい!!』



 ママーマの大声で

 ナトゥーアヘルトとディアスカスは大人しくなった


 ネネーネとナインが魔装機から降りると

 2人はママーマに謝った



 ママーマさん、助かったよ

 俺とナナミは一安心して 二人の元に行った



ネル

『大丈夫かナイン』


ナイン

『あぁ、だがディアスカスの左腕がヤラれた

 コレじゃあもう戦うのは無理だ』



 俺はディアスカスの左腕を見ると

 ナトゥーアヘルトの大きな爪痕が残っていた


 ネネーネは俺とナインを見て

「お前達は森で暴れた破壊者

 許す訳にいかない」っと言ってきた


 ナインのディアスカスはもう戦えない

 っとなると


 ナナミはネネーネとママーマに謝り頭を下げていた


 俺はそんな事お構い無しにナインに聞いた



ネル

『ディアスカスがアレじゃ試合にならない

 俺が戦っていいか?』


ナイン

『構わないが、策はあるのか?』


ナナミ

『2人とも何コソコソ話してるんですか!!

 森で暴れた件でちゃんと謝ってください!!』



 俺はネネーネに近づき

「次は俺のマナリリアンが相手だ!!」っと言った


 もちろん 俺が勝ったら

 森で暴れた件は許して貰う そう提案すると

 ネネーネは「分かった」っと返事をした


 ナナミは顔を青ざめ

 ナインは頼んだぞ っとした顔で俺を見ていた



ママーマ

『若い子達は元気でイイネ』


ナナミ

『ごめんなさい、ごめんなさい』


ママーマ

『いいのさ、分かり合えないなら

 言葉じゃなく力で示す物さ、若いなら特にね』



 四足歩行の狼に変形する魔装機ナトゥーアヘルト

 俺のマナリリアンで何処まで戦えるのか楽しみだ


 俺はワクワクとしていると

 顔を青ざめたナナミが

「どうしてそんなに嬉しそうなんですか?」

 っと聞いてきた



ネル

『だって変形する魔装機なんだぜ!!

 ◯イド見たいでカッコいいじゃん!!』


ナナミ

『◯イド?、なんですかソレ?』



◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉



〈54-7 マナリリアン対ナトゥーアヘルト〉


 俺とネネーネは

 マナリリアンとナトゥーアヘルトに乗り

 村の近くにあった 大きな広場に向かった


 俺が勝てば

 昨日の件を許して貰うと無茶苦茶な約束をしたが

 真の狙いは この魔装機が

 魔装獣と何か関係があるのか調べる事にあった



ナナミ

『どうしてナインさんも

 ネルさんのこんな勝手な事を許したんですか!!』


ナイン

『あの魔装機が魔装獣の線は捨て切れない

 アイツなら、ソレが分かるかも知れない』


ナナミ

『無茶苦茶ですよ...』



 俺はネネーネにオープン回線を繋げ

 準備は良いかと聞いた


 ナトゥーアヘルトは狼の見た目の変形状態のまま

 いつでもいいと ネネーネは言った


 んじゃ、遠慮なく行きますか


 俺はクリスタルブレードと

 レグリースクートゥを構えた


 今回の戦いも オリーブに言われた通り

 魔法を使わず何処まで戦えるか試そうと考えていた

 マナ解放を使い 本気で戦っても

 あの魔装機の実力は何も分からないからな


 俺はそんな事を考えていると

 ナトゥーアヘルトは木に飛び移り

 木の上をグルグルと走り回った



ネル

『って、いきなりソレかよ!!』


ネネーネ

『ナトゥーアヘルトのスピードを

 誰も捉えることは出来ない!!』



 確かにとんでもなく速い魔装機だ!!

 数秒で見失ってしまった!!


 少しの音も聞き逃さないよう

 俺は神経を集中させた


 風や葉の揺れる音

 ナトゥーアヘルトの音が聞こえない

 なるほど もう何処かに潜み

 マナリリアンに奇襲するつもりか


 だとすると 背後からの攻撃が来るはず


 俺はワザと無防備な状態を作ると

 ナトゥーアヘルトが

 マナリリアンの後ろから飛び出して来た



ネネーネ

『もらったぞ!!』



 俺は直ぐにクリスタルブレードを構え

 後ろを振り向きナトゥーアヘルトに攻撃した


 ナトゥーアヘルトは

 空中で人型の魔装機状態に変形して

 クリスタルブレードの攻撃を紙一重の所でかわした



ネル

『空中で変形だと!?』


ナイン

『戦い慣れをしているな、とんでもない女だ』



 回線越しに ネネーネの荒い息が聞こえてくる

 相手もギリギリだったのか?



ネル

『やるな!ネネーネ』


ネネーネ

『私は1人でこの国の為魔物と戦って来たんだ!!

 魔装機や機士なんかにも負けない!!』



 凄い覇気を感じるぜ!!

 俺も本気を出さないとな


 俺はクリスタルブレードを構え

 ナトゥーアヘルトに突撃した


 ナトゥーアヘルトは狼のモードに変形して

 また木に飛び移る



ネル

『今度はそうはさせない!!』



 俺はレグリースクートゥを投げ

 空中に飛ぶナトゥーアヘルトを地面に落とした


 俺はすかさず マナリリアンを走らせ

 ナトゥーアヘルトの足を

 クリスタルブレードで切断した


 勝負は付いた


 俺はナトゥーアヘルトの切断した足を見て思った


 あの時戦った魔装獣は

 調べようとしたらパーツの1つ1つが分解され

 青い光と共に消滅してた


 ナトゥーアヘルトの散らばった部品からは

 そんな不可解な現象は起こらなかった


 俺はマナリリアンから降りネネーネに会いに行くと

 ネネーネはナトゥーアヘルトから降りると

 涙を浮かべ 俺を睨みつけた



ネル

『えっと...俺の勝ちだよな?』


ネネーネ

『ふざけるな!!

 良くも私のナトゥーアヘルトを壊してくれたな!!

 お前達は絶対に許さない!!』



 ネネーネはそう俺に怒りながら言う


 ナインが庇ってくれたのか

「ディアスカスの左腕も壊された」

 っとネネーネに言う

 しるか!!っとネネーネは怒鳴り返した


 今にも噛みつきそうな泣き顔で

 ネネーネは俺とナインを見ていた

 どうすれば許してくれるんだよ

 俺は悩んでいると

 ナナミがネネーネにある提案をした



ナナミ

『私は魔装機の修理のお手伝いをした事があります

 ネネーネさんの魔装機も私が直します!!』


ネネーネ

『本当かナナミ?』



 虚ろな表情で ネネーネはナナミに聞いた


 ナナミは魔装機の修理も

 手伝ってたのか、知らなかったな


 とにかく コレでネネーネは泣き止んでくれそうだ


 俺は満足して ニッコリと笑っていると

「私のディアスカスも直してくれ」

 っとナインがナナミに言った


 誰のせいだと思ってるんですか

 っと言わんばかりの顔で

 ナナミはナインの顔を見ていた



ナイン

『ん?どうした?』


ナナミ

『なんでもありません!!』



 ナナミがネネーネと一緒に

 魔装機を修理を始めたのを見て

 俺はナインに

 アレが魔装獣とは別の魔装機である事を教えた


 ナインも分かっていたのか

 そうだろうな っとだけ俺に言った


 なんだよ、ナインも分かってたのかよ


 狼に変形する魔装機

 ナトゥーアヘルトは魔装獣とは関係無かった

 あの蛇型の魔装獣を倒していこう

 俺達は魔装獣の姿形すら見つけれてない

 あの魔装獣は あの1機で最後だったのか?

 それとも

 まだ他に何処かに居るのか?


 魔装獣の謎は

 まだまだ謎に包まれたままだった



◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉



〈54-8 帰ってきた機士〉


 ナトゥーアヘルトとディアスカスを

 ナナミが修理して

 元通りに戻ったナトゥーアヘルトを見て

 ネネーネはナナミに感謝していた


 ナナミが居なかったら

 俺とナインはどうなっていたことか...


 俺はナインに

 ナナミに感謝するように言った

 しかし ナインは馬鹿なのか

 魔装機を直したぐらいで何故感謝を?

 っと言いやがった


 コイツ 絶対友達出来ないだろ



 俺達は2度とハラブレーブの森で

 暴れない事を約束し 村を出た

 結局 魔装獣には出会わなかった訳だが


 魔装獣に付いては 何も分からないまま

 俺達はディナガード国に帰還した



▶︎ディナガード国


 ディナガード国に帰ると

 何やら学園の方で機士達が騒いでる

 サラサやレベッカがコソコソと話していたので

 俺は何があったのか聞いてみた



サラサ

『ネル、帰ってたのね』


ネル

『どうしたんだ?

 レイナやノノカ達までソワソワしてるし?』


レベッカ

『それがですわね...』



 サラサやレベッカが何かを言おうとしたら

 ナラの隊長室から

 ディナガードの機士の服を着た

 女性が部屋から出て来た


 ん?誰だ?

 俺は何処かで見たような機士に

 誰か分からずいると



フタナ

『フタナ・チュンバース、今日で機士に復帰しました

 サラサ、レベッカ 沢山迷惑かけてごめんね』



 フタナ・チュンバース? 確か

 アランのガンドリアに妹が殺され

 精神に異常をきたして

 機士に復帰するのは不可能って言われ

 病院で引きこもってた機士の人か


 アレから数ヶ月は経つ、心の病は治ったのかな?


 心配そうな顔で

 サラサとレベッカはフタナに近づく

「本当に大丈夫なのフタナ?」

「本当ですわ‼︎無茶はダメですわよ?」

 そう2人は言っていた



フタナ

『心配し過ぎだよサラサもレベッカも

 私が機士に復帰するのが嫌なの?』


レベッカ

『そうじゃありませんわ』


サラサ

『しんどくなったら直ぐに言ってよ?

 私が全力でサポートするから!!』


フタナ

『お母さんかw』



 フタナは笑いながら サラサとレベッカと話をした


 とにかく良かった

 俺はそう思っていたら


 フタナは俺の顔をマジマジと見ていた


 最初は別の誰かを見てるのだと思ったが

 違う、確実に俺を見ている


 俺はフタナとは喋った事も無いし

 共通点と呼べる点も無いのだが

 どうして俺をそんなに凝視するんだ?


 俺は愛想笑いをしても

 フタナはジッと俺を見ていた



レベッカ

『どうしたんですのフタナさん?』


フタナ

『何でもないよレベッカ...何でもね』



 フタナの機士復帰に

 その日は学園全体が喜んでいた


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