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第13話 望み

……いったん話を整理しよう。


鈴木さんは自殺した中学時代の同級生…。小鳥遊奈緒さんの血の繋がらない姉妹だった。そして、彼女は小鳥遊さんから聞き及ぶことで高校入学以前から私を知っていたと抜かしやがったのだ。鈴木さんは瑠花の奴からも色々話を刷り込まれているようで、私自身が忘却している記憶についても何やら情報を握っているらしい。


正直これだけでも鈴木さんに物申したいことが山ほどある。しかし、何より問題なのは彼女が小鳥遊さんや瑠花から伝え聞いた情報を3人の人間に吹聴して回っていた点につきるだろう。




鈴木さんはその理由ワケについて、私を小鳥遊さんの呪縛から解放するためだと語った。だが、そもそも私は自分が小鳥遊さんの死に囚われているだなんて微塵も思っちゃいない。私が小鳥遊さんの自殺を期に生き方を変えたのは事実だが、それはあくまでもきっかけであって直接的な理由では決してないのだ。いや、小鳥遊さんとの間にあった何かを忘れているらしい現状でそう言い切ることはできないのだろうが……。


どちらにせよ、私が今のようになったのは自分が如何にちっぽけで無力な存在であるかを自覚したが故のことだ。小鳥遊さんの件が単なるきっかけか原因であるかに関わらず、私は間違いなく自らの意志でこの生き方を選択している。にもかかわらず、鈴木さんから私に対する負い目や責任のようなものを感じられるのはいったいなぜなのか…。





……それとは別に、鈴木さんは私の魅力をみんなに知ってもらいたかったからとも言った。しかし、これまで何度も言っている通り私は自身が魅力皆無の底辺主人公だという自覚を持っている。吹聴するべき中身もないというのに、いったい私の何を伝えて回りたいのかシンプルに謎過ぎる。まあ、百歩譲って私が自覚なき魅力を備えていたとしよう。ただ、それだと私の評判を宣伝することに何のメリットがあるのかって疑問が浮かんでくる。私なんかに媚びを売ったところで1円の得にもならないだろうに…。





鈴木さんの申し開きはこれだけに留まらない。彼女の述べた3つ目の理由…。それこそが私の頭を悩ませる一番の要因だった。




「……鈴木さんやあの3人と話すようになったのは今月に入ってからだって認識しているけど…。まさか彼女達との間にも何かがあって、私がそれすら忘れているって話じゃないよね……?」



もしそうならいよいよ私もお終いだ。冗談抜きで今すぐ病院に直行するレベルである。他人との間に交わした言葉を悉く忘れ、そのことを自覚せぬままのうのうと生きていた…。そんなのあまりに非現実的な話だし、自分がそこまで救いのない馬鹿だったとはさすがに思いたくないんだが…。




「…当たらずとも遠からずってところだね。あなたは咲綾たちのことを何も覚えていないみたいだけど、それは奈緒に関する件と全く毛色が異なる…。そう、例えば一年前の今日にどこで何をしていたのか詳しく覚えている人はほとんどいないっていうのと同じ感覚じゃないかな。」



いまいちピンとこない例えだが、要するに国分さん達とのエピソードは私にとって普遍的な日常の一部だったって言いたいらしい。自らの記憶力が本気で心配になっていたが、それなら一応納得できる話ではある。友人関係に乏しい私でも瑠花以外の奴と会話する機会は多少なりともあるわけで、よほど重要な話でもない限り誰とどこで何をしゃべったかなんていちいち覚えていないしな。だが、そうだとすると彼女たちが以前から私に興味を持っていたって話には繋がらないじゃないか?私のつまらない日常があの3人にとっての特別になるとは思えないが…。





「この件についても私は直接の当事者じゃない…。けど、3人から話してもいいって許可を貰っているから簡単に説明することはできるよ。ここまで話しながら詳しいことは教えられないって言うのもさすがに悪いからね。」



ずいぶん根回しがいいな。いや、事前にこの話をするつもりだったのだろうから当然と言えば当然か。どうせなら瑠花の奴を説き伏せて私の忘却している記憶についてもネタ晴らしできるようにしてほしかったが…。まあ、今日のところはいったん置いといてやるよ。一先ずはあの3人が私にちょっかいを掛けてくるきっかけってやつが知れるだけでも十分すぎる収穫だ。さあ、そうとなれば早速ご高説を賜ろうかね。





「それじゃあ一人ずつ順番に話していくよ。まずは咲綾から…。」



……国分咲綾さん。バスケ部の絶対的なエースであり、いつも明るく誰に対しても愛想がいい学校中の人気者。そんな彼女がどうして私なんかに好意を抱き、告白などと言う暴挙に打って出たのか。本人以外の口からその訳を聴くってのも変な感じだが、私としてはこの機会に是非とも知っておきたいところではある。国分さんからその辺の事情について直接話をされたら、私はあまりの気まずさに卒倒してしまうだろうからな。



「咲綾は今でこそバスケ部の中心的なポジションを確立してるけど、最初から順風満帆ってわけでもなかった。入学してすぐにレギュラーの座を掴んだことに嫉妬され、理不尽な嫌がらせをたくさん受けていたそうなの。紅白戦で露骨にパスを出されなかったり、危険なラフプレーを仕掛けられたり…。雑用を押し付けられたり、聞こえるところで悪口を言われたり……。とにかくまあ色々されていたらしいわ。」



……今の国分さんからは全く想像できない話だな。少なくとも練習試合を見に行った際にはそういう節を一切感じなかった。嫌がらせをしてきた連中としっかり話し合うことで蟠りを解消していったのか。或いは実力を示し続けることで徐々に信頼を勝ち得てきたのか。どちらにせよ、彼女が現在の地位を築くまでには並々ならぬ苦労があったに違いない。



「たくさんの悪意に晒されて咲綾の心は深く傷ついていた…。子どもの頃から続けていたバスケが嫌いになり、本気で部活を止めたいと思うようになっていた。そんな時、咲綾はある人物に声を掛けられたの。」



……嫌がらせに苦しんでいたバスケ部員。鈴木さんにその話をされた瞬間、私の脳裏にはる情景が浮かび上がっていた。放課後の教室で啜り泣くユニフォーム姿の女の子……。その姿があまりにも居た堪れなくて私は思わず声を掛けた。彼女の話を聞き、適当な言葉を並べて慰めた。何かあれば力になるとも言った気がする。だが、そのあと彼女が私に相談を持ち掛けてくることはなかった。私のような凡夫では力不足と思われたのか。もしくは自分自身の力で困難に打ち勝ったのか。どちらにせよ、彼女とはそれっきり何の接点もないまま…。ずっとそう思っていた。あの時の女の子が国分咲綾さんだったなんて、今の今まで微塵も気付いちゃいなかったよ。



「咲綾はあなたに声を掛けられたことで再び立ち上がることができた。嫌がらせに屈することなく戦える力を希美ちゃんから貰ったって言ってたよ。どんな話をしたのかまでは教えてくれなかったけど…。とにかく咲綾はこの件であなたに深い感謝と敬愛の念を抱いた。それこそが咲綾と希美ちゃんを結ぶ接点だよ。」



…話は分かった。だが、やはり納得はできないな。なぜかって、私は国分さんに対して特別なことなど一つもしていないからだ。泣いている人がいれば声を掛けるのは当たり前。悩みがあればそれに対するアドバイスをするのは当然のこと。国分さんが困難を乗り越えることができたのはすべて彼女自身の力だ。私に対する感謝や敬愛の念など完全に筋違い…。ましてや告白だなんて……。



…ともかく、今の話だけでは納得できないことがあまりにも多すぎる。しかし、ここで彼女にクレームをつけるのは時期尚早だろう。鈴木さんにはまだ2人分のエピソードを語ってもらわねばならないのだから。




「次は琴音との接点についてだけど…。その前に1個だけ確認。希美ちゃんは琴音が去年の秋にお母さんを交通事故で亡くしているってことは知ってる?」


美術部のホープであり、絵画コンクールで幾度となく入選してきた芸術家の卵。他人を許可なく絵のモデルにしやがった不躾女。清水琴音さんが母親との死別なんて悲劇に見舞われていたとはまったくの初耳だよ。だが、これも少しばかり心当たりがある話だ。親を亡くして悲しみに暮れていた女の子と言葉を交わした記憶が確かにある。例によってその子の顔も名前も一切覚えていなかったが…。



「琴音はお母さんのことが大好きだった…。そんなお母さんを突然亡くしてしまい、琴音は深い悲しみに苛まれていたの。かろうじて学校には来ていたけど、いつまでも暗い顔をしていて…。話しかけても上の空で……。けど、ある日を境に琴音は少しずつ元気を取り戻すようになった。その理由は言うまでもなくあなただよ。…希美ちゃん。」



私は別に何もしていない。だが、前述の通り心当たりがないわけでもない。あの時は確か、隣のクラスで親を亡くした奴がいるらしいって話を瑠花から聞いたのが始まりだった。自分には関係のないことだと思いつつ、どうにもその生徒のことが気になってしまってな。放課後のタイミングで様子を伺いに行き、そのまま彼女に声を掛けてたのだ。しかし、国分さんのケースと違って彼女は私にすべてを打ち明けたりはしてこなかった。まあ、親との死別なんてデリケートな問題を赤の他人に話したくないのは当然のことだと思う。だから私は無理に話を引き出そうとせず、自分なりの意見を彼女へ伝えるだけに留めたのだ。彼女との間にあった出来事はそれがすべて。そこから彼女が私をモデルに絵を描くという奇行に走るとは夢にも思っていなかった。



「希美ちゃんは琴音にこう言った。『辛い気持ちを我慢する必要はない。学校だって無理に来なくたっていい。けど、間違ってもお母さんの後を追うような真似だけはしないで。』って…。」



……ああ、そうだったな。彼女の痛々しい姿を見て咄嗟に出たのがその言葉だった。理由はもちろん小鳥遊奈緒さんの存在だ。私は二度と身近な人間が自殺するなんて哀しみを味わいたくなかった。だから私はその可能性を少しでも摘んでおきたくて彼女にそのセリフをぶつけたのだ。彼女のことを慮ってではなく、只々自分が傷つかないために…。



「清水さんが私の言葉をどう受け取ったのかは知らない…。けど、母親との死別を乗り越えることができたのは彼女自身の力だよ。私は本当に何もしていない…。無責任に自分の考えを押し付けただけだ。」



百歩譲って私の言葉が清水さんを極端な選択から遠ざけたとしよう。だが、彼女が元気になった過程について私は一切関与していない。清水さんが元の自分を取り戻し、再び絵画に興じられるようになったのは彼女自身の力…。或いは私以外の誰かに助力を受けたからに違いない。まあどちらにしろ、あっても私のような無責任女に興味関心を抱く余地なんて全くの皆無だろう。



「…琴音がお母さんの後を追おうとしているなんて誰も気が付いていなかった…。少なくとも私はその可能性に至っていなかった。あの時の琴音を誰より理解していたのは間違いなくあなただよ。それが理由であなたに心を開き、強く惹かれるようになるのは至極当然だって私は思うけどな。…もちろん、本当の気持ちは琴音自身じゃないと説明できないんでしょうけど……。」



含みのある言い方だな。それじゃあまるで、清水さんが絵のモデル以上の価値を私に見出しているみたいじゃないか。こっちは国分さんから向けられる好意だけでも手一杯だってのに…。


……いや、今のは完全に失言だった。清水さんが私に何らかの想いを持っていたとして、それが好意であるとは必ずしも限らないのだ。むしろ、無責任な底辺女に侮蔑の念を抱いているって可能性の方が私的にはしっくりくるね。



……まあそれは一旦置いておくとしよう。正直スッキリしない点は多々あるが、言いたいことや聞きたいことをぶつけるのは全部後回しだ。清水さんについてこれ以上語ることがないのならさっさと次のステップに進んでくれないか。




「それじゃあ最後に結月についてだけど…。最初に言っておくと、結月は他の2人と違ってあなたと直接的な接点があったわけじゃないの。彼女が希美ちゃんに興味を持ったのはある出来事を目の当たりにしたのがきっかけ……。」



マイペースなソフト部のレギュラー。学校の連中にオタク趣味を隠し続ける若手VTuber。3人の中で一番の変人だと思っていたが、どうやらその認識は間違っていなかったらしい。直接話したこともない相手に興味を抱くなんていったいどういう了見なのか。今度こそ凡夫の私にも理解できるように語って貰いたいね。



「ねえ、希美ちゃん。以前線路に落ちた子どもを助けたことがあるのは覚えてる?」



…そういえばそんなこともあったな。あれは確か今年の1月だったか。1日の授業を終え、愛すべき我が家へ戻るために駅で電車が来るのを待っていた時。傍でうるさく騒いでいた小学生の女の子が友達と悪ふざけをしていた折に線路に落ちてしまった。それを見た私はとっさに線路へ飛び込み、女の子を抱えてホームに戻してやったのだ。幸い女の子に怪我はなく、私の方はと言うと駆け付けた駅員に危ない真似はするなとこっぴどく叱られる始末。モブキャラに相応しいなんとも間抜けな顛末だったと記憶している。



「その日、部活が休みでいつもより帰宅時間が早かった結月は向かいのホームからその光景をずっと見ていた。女の子を助けるあなたの姿に結月はこう思ったそうなの。『漫画やアニメの主人公みたいだ』って…。」



……案の定まったく意味が分からない。あの場には帰宅の途に着く我が校生徒が何人もいたわけで、その中に藤本さんの姿があったというのは何らおかしな話でないと思う。しかし、私の痴態をみたうえで出た感想がこれっぽっちも理解できない。あの時は漫画とかでありがちな『電車が間近に迫り今にも子供が轢かれそう』みたいな状況ではなく、非常ボタンを押すか駅員を呼ぶだけで簡単に済む話だった。にもかかわらず、私は考えなしに線路へ飛び込みと言う愚行を犯してしまった。これほどまでに馬鹿で無鉄砲な女のどこに主人公らしさがあるっていうんだ。



「この件がきっかけで結月はあなたに興味を抱くようになった。学校であなたの様子を観察するようになり、その魅力にどんどん引き込まれていったそうよ。」



オタク趣味だけではなくストーカー気質な側面まで隠していたとは驚きだ。それと、かなり歪んだ感性も持ち合わせているらしい。朝から放課後まで自席から1ミリも動かない根暗ボッチに引き込まれるとか、一回病院で頭を診てもらった方がいいんじゃないか。



「深い優しさを秘めた孤高の美少女……。結月はあなたのことをそう評していたわ。少し漫画的すぎる気もするけど、実に的を射た表現だとは思わない?」



ピクセル単位で同意しかねるな。私は優しくもなければ美少女とやらでもない。藤本さんの表現をなぞるのならば、自分勝手で独り善がりな底辺芋女。それこそが八島希美の正体だ。こんなゴミムシをからかって何が楽しいのかは知らないが、毎度の如く否定するのも面倒なのでそろそろ本気でやめていただきたい。





「……私の話は一先お終い。曖昧にしか言えないところも多くてスッキリしなかったと思うけど、希美ちゃんに対する私たちの想いが少しでも伝わっていたら嬉しいな。」



何処までも一方的な奴だ。悪いけどあんたが私に何を伝えたかったのかちっとも理解できなかった。それどころか私の中のモヤモヤが一層深まる結果に終わってしまったよ。しかし、山のように積まれたクレームを彼女一人の押し付けるのは流石に酷というモノだろう。だから、とりあえずはこの場で生じた最も大きい疑問をぶつけるだけに留めることとする。あくまで『とりあえず』ではあるがな。



「あなたが放課後の教室で声をかけてきたのも…。昼休みを一緒に過ごすようになったのも…。3人との間に起きた出来事も…。偶然やその場の流れじゃなくて全部仕組まれたことだった……。ねえ、どうしてこんな回りくどいことをしたの?」



腑に落ちないことは多々あるが、鈴木さんを含む4人がずっと前から私と何らかの接点を持っていたってことだけはなんとなく理解した。あんたらが私に対して謎の幻想を抱いているって事実も百歩譲って受け入れてやる。だが、それならなぜ最初からそのことを私に明かさなかったのか。下手な芝居で私を翻弄するような真似をしてきたのか。


この疑問に関してだけは当事者じゃないからとか話したくないみたいな言い訳は一切受け付けない。私の納得できる答えが出てくるまで一歩も引いてはやらないぞ。



「…色々と隠してきたのは謝るよ。けど、こうでもしないとあなたは私たちに心を開いてくれなかったでしょう?」



…そんなことはない……こともないかもしれないな。鈴木さんの言う通り、『ずっと前からあなたに興味がありました』なんていきなり言われても私は絶対に聞く耳を持たなかった。からかっているのだろうとしか思わず、分厚い殻を被ったまま鈴木さんたちを適当にあしらっていたに違いない。だが、それは私が投げかけた質問の答えになっていない。


私が知りたいのは、こんなにも手の込んだ方法を使ってまであんたらが私に近づこうとした理由…。私の心を開きたかったその訳についてだ。




「私たちは希美ちゃんにいっぱい隠し事をしていた…。ううん。今もあなたに話せていないことが山ほどある……。けど、私たちがあなたに嘘を付いたことは一度もない。ここまであなたに伝えてきた言葉はすべて、私たちの偽りなき本当の気持ちなんだよ。」



だからそれはもういい。素敵だとか魅力的だとかいう戯言をあんたらが本気で言っているってのは十分に理解した。それを真に受けるほど私も馬鹿じゃないが、世の中には変わった感性の持ち主が大勢いるのだと考えることで一旦は割り切ってやる。だからもう回りくどい真似なんかしないでさっさと私の疑問に答えてくれよ。



「誰よりも優しくて…。何でもこなせる才能があって…。人を惹きつける魅力に溢れていて…。けど、あなたは自分自身にちっとも満足していない。自らを価値のない存在だと決めつけ、人生そのものに深い絶望感を抱いている…。」



…見当外れもいいところだ。私は独り善がりで…。秀でた才能もなくて…。誰の目に留まらないただのモブキャラAでしかない…。自分自身に満足していないってのだけは当たっているが、現状を打破しようとする向上心は中学時代で完全に潰えてしまった。今の私はあてもなく現世を漂うことしかできない幽霊…。中身がスカスカの透明人間でしかないんだよ。


……なあ、いい加減教えてくれ。こんな最底辺のゴミ屑に構って一体何になる?私のような塵芥に媚びを売ってどうしようって言うんだ…。



「あなたは暗闇の中を一人で彷徨い続けていた。私たちはそんなあなたの道標になりたいと……。希美ちゃんの生きる理由になってあげたいと考えた。それこそが私たちの願い…。私たちが求めるたった一つの望みだよ…!」


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