表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/29

交換日記

お掃除してたら掘り出しもの見つけちゃった話です。過去最強に短いです。

「交換日記」楽しんでいただけたら嬉しいです。


静まり返った家の中に、私の席の音が響く。

悠真(ゆうま)の自宅を訪れて1日後の2月7日日曜日。

私は自室の棚の中や家具の隅といったところを掃除していた。


ちなみにいうと、人類滅亡まで53日だ。


(本っ当埃っぽいんだよな…)


マスクをしながら淡々と(ほこり)をかき出していく。

なぜこんなことをしているかといえば…。


(あ、こんなところに。)


かなり大きめの練り消しが出てくる。

確か私が小3くらいの時クラスで流行って、数ヶ月くらい作っていた。


そして家で勉強してる最中に落としてしまって…ということかな。

かなり大きいので、ここまでくるのに相当な時間がかかっただろう。これは無くした時ショックだっただろうな…。


「うん、いらないな。」


そういうと私は練り消しを手に取り、ゴミ箱に入れる。


こんな作業を繰り返す。




1時間後。

そろそろ片付けもおしまいにしようかと家具を戻し始めた時、

「パタン」と軽い音がした。


見てみるとそれは、埃を被ったノートが倒れた音だった。



「…このノートって…。」



私はノートを手に取ると、表紙をまじまじと見た。

「あぁっ」という声が出る。


交換日記だった。

これもまた、小学生の時にやっていたものだ。

なんでここにあるのだろう。



私は不思議に思いながらページをめくってみる。

最初に自己紹介カードを書き、その後に交換日記が始まるスタイルだ。

相手は…

これもまた、すっかり失念していたものだった。



霜越弥生(しもこしやよい)



3年前。

私は立河市立錦小学校の6年生だった。

その時の友達が、霜越弥生だ。


都立中学の受験。


それが原因で、弥生とはほとんど疎遠状態になった。

まさかこんな時期にこれが見つかるなんてな。



私はペラペラとページを(めく)っていく。

塾のこと、学校のこと、親のこと、ちょっとした内緒話。

結構いろいろなことが書いてある。



1月14日。そこで日記は止まっている。

次は私の番だ。


私はあの日のことを思い出し、唇を硬く結ぶ。



今ではジャンプすれば届くドアの端。

まだあそこに手も届かなかった時の話だ。



私は目を瞑り、過去の記憶を振り返った。



久しぶりにドールハウスのサントラ聴きながら作業しました。氷室八弥です。(読み方:ひむろやや)

今回、過去最強に短いお話になっちゃいました。すみません

もしかしたら5分足らずで読めちゃいましたかね?(もしかしなくてもそんな文字数)

次回はちょっとだけ多めに書こうと思いますので、よろしくお願いします。

ご意見・ご感想、お待ちしてますー

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ