女神様のお説教
youtubeでゲーム実況をおこなっております!
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エイル君の中身はこちらのオッサンのコピーで、
女神クララベル様はこのチャンネルのマスコットキャラクターの見た目を使った。という設定にしています。
AIは日本語としておかしくないか、誤字脱字がないかの校正作業で使用しております。
――ワタシ悲しいんですけどぉ〜?(クドクド)
「あの……なにかありましたでしょうか?」
――ワタシだけ仲間外れにするのは〜、あんまりだと思います〜シクシク(涙は出ていない)
「いや……ですから――」
――ワタシなりに〜エイルさんの為になるように色々と(クドクド)
「はい……いつもいつも助かっております……」
――女神であるワタシにもぉ〜、何かお手伝いできたかもしれないじゃないですかぁ〜?(クドクド)
(なんやろ? 陥れられた……いやアカン、思考読まれる)
――まあ〜? エイルさんがワタシを必要としていないと言うならぁ〜、仕方ありませんけどぉ〜?(チラッ)
「いえ……頼りすぎるのもアレですので……」
――それなのにぃ〜、ヴェルにはお願いしてぇ〜、ワタシには何の相談もなくぅ〜(ネチネチ)
(……ヴェルディア? なんのことや?)
こんなやり取りを、まーた小一時間も土下座状態で続けているうちに、なんとなく見えてきたわ……
この女神、『ヴェルディア・カイト』を作るときに、『自分だけ力を振るえなかった』ことが不満らしい……
わざわざおれの夢の中にまで出てきてコレである。
「いや、さすがに『偉大なる』『創世の』女神様に対して、アレしてコレしてと言うのは……」
――別にぃ〜? 頼ってほしかったとかぁ〜、そういうことではないんですけどぉ〜?(チラッチラッ)
「ですよねぇ〜? さすがに本来は『賜る』ものを、こちらから要求するのは――」
――そういうことを言ってるんじゃないんですけどぉ〜?(ピシャリ! そしてプイッ!)
(どうせえっちゅうねん……)汗タラリ
(あ!)ピコーン!
「いやー、困ったなあ」(棒)
「ヴェルディアとノルの協力でギアを作ってもらったのはいいけれどお」(棒)
「なにかが足りない。あと一つピースが足りないなあ」(棒)
――…………(耳ダンボ)
「どこかに救世主は居ないものか……ハァ」
――どうかされましたか〜♪
「あっ、クララベル様!」
(まだアカン……浮きがピコピコ動いている『前アタリ』や)
「あ……いや、クララベル様にこんな話をするのは……さすがに筋が違うというか……」
――愛し子よ……祈るのです……
(本アタリ来た!)
(あぁ、アレか。祈るポーズで詳細を話せ、と)
「創世の女神、クララベル様……ヴェルディアに道具を作ってもらい、ノルに精霊様のお力を分けて頂きました……」
「しかァし! それだけでは何かが足りない気がする……どうかお知恵を……」
――愛し子よ……加護を与えましょう……(パアアッ! と後光が)
――それでは……
「あ、クララベル様よろしいでしょうか?」
――なんですかぁ? いいところなのにい〜(ぷくー)
ほんま顔は可愛いな……
――ふふっ♪
「ヴェルディアはですね、一瞬でカイトにしたり、収納というか……元のブレイサー状態に戻したりできるということなんすわ」
「ほならね? 空中でカイトを収納した時に……弓で標的を射って、またカイトに戻すとかどうっすかね♪」
――あぁ、あなたの世界の『某ゲーム』みたいな感じですね〜♪
「そうそう! それっす♪」
ああしよう、こうしようと、なんか妙に盛り上がって、『刹那の加護』というのを付けてくれることになった♪
どういう加護かと言うと、『空中でカイトを収納』し、『息を止めて弓を構えて』いる間だけ、『おれ自身の時間』が加速するというものらしい。
要するに、おれだけ早送り状態になるから、周りがスローモーションに見えるっちゅうことらしい。
「創世の女神クララベル様……心より感謝申し上げますぅ♪」
――ワタシはいつでもアナタを見守っておりますよ〜♪(ツヤツヤ♪ホクホク♪)
グウ…………
…………
……ふがっ!
「わざわざ夢の中にまで出てきて、言いたかったことは『仲間外れにすんな』かいな……」頭ポリポリ
横にはレイナが幸せそうな顔をして眠っている。
とりあえず明日帰りの途中で、ちょっとだけどこかの島に立ち寄らせてもらって試してみるか……
こうしておれは、ふたたび睡眠に入った。
次の日、王泊へ帰還中――
グオォォォォ!
「なあ、リュミエル」
「なあに? エイル」
「急いでるところ悪いんやけど、三十分ほどどこかの島に寄り道させてほしいんやけど……」
「どうしたの?」
「いや……新しい装備にな、クララベル様が加護を下さったんやけど、詳細を忘れんうちに試しておきたいと思ってな……」
「え? 見たいんだけど?」
「はよ帰って資料をまとめたいところ申し訳……え?」
「見たいん、だけど?」
なんかリュミエルさん、食いついてきたわ。
おれはレイナたちにも事情を話し、エイル号は小さな島に立ち寄った。
おれは手順を頭の中で整理した。
(カイトを)しまう、息を止め、(ヴェルディア・ボウを)構える、射つ、(カイトを)出す。
よし、リズムはこんなもんかな。
おれは蔓を伸ばし、シュパッ! と木の枝に移動した。
「ほな行くでー!」
おれはカイトで滑空を始めた。
眼下にはちょうどウサギが見える。
(ちょうどええわ。動く標的を相手に試してみたろ)
「しまう! 息を止め、構える!」
カイトをしまい、息を止めて弓を取り出す――その動作に入った瞬間……
すげえ! キョロキョロしていたウサギが、今はまるで止まっているように見える!
よく見ると、『キョロキョロ』の動作が超絶スローモーションになっとる!
おれは狙いを定め……
射つ! もいっちょう射つ! さらにもういっちょう……射つ!
放たれた三本の矢は、超絶スローモーションでウサギに向かっていく! かっけー!
「そして出す!」
弓をしまいカイトを出すと、周りの景色がいつもの速さに戻った。
ズドドドッ!
最初の矢はウサギに命中!
二発目はウサギの少し前方、三発目はさらにその先の地面へ突き刺さった。
ウサギが動き出すことを考えて、少しずつズラして狙ってたけど、狙い通りに矢は地面に突き刺さってくれたわ♪
「すごいよ、エイル! あんなに早い三連射なんて、あたしでもできないよ!」パアアッ♪
さすがレイナ、この価値が一発で分かっててくれたんやな!
今夜はマリナがウサギ肉のシチューにしてくれるそうや♪ 楽しみ!
おれはこのあと、クララベル様に揉み手で近づき、『ヨイショッ! ドッコイショッ!』をしてレイナのガントレットにも加護を与えてもらった。
レイナなら、おれより遥か先をゆく使い方しそうやな……
なんかまた、『おれ必要?』と自問することになりそうやな……




