ブルー・プリント
youtubeでゲーム実況をおこなっております!
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女神クララベル様はこちらのマスコットキャラクターの見た目を使ったという設定にしています。
AIは日本語としておかしくないか、誤字脱字がないかの校正作業で使用しております。
ドワーフ王グラン・ガルドの好意で、予想外に早くマリナを家に送り届けることになったおれたち。
準備ができるまでの数日は、客人としてドワーフ国に滞在させてもらえることになった。
「嬢ちゃん、おめぇの家なんだけどよォ」
「村の名前とか場所は分かるか?」
「村の近くぐらいしか出たことがなくて…村の名前わからないです…」
グラン王はマリナの家を特定するため、航海士数名を呼び寄せ地図のある部屋へとマリナを案内した。
「エイル殿は工房にでも案内させようか?」
グラン王の計らいで案内人が呼ばれた。
「なんだい、グラン王」
現れたのは一見マリナぐらいの歳に見える女性だった。
「あんた!噂の使徒様かい!?」
「はじめまして、エイルです」
「あたしゃミラ・ブロンズ!ブロンズ工房で責任者やってるよ!」
「はぇ~責任者ですか。お世話になります!」
――その若さで責任者とは立派ですねぇ~ねえ、エイルさん♪
ぐっ、万年ヒラのおれに的確なダメージを与えてくる…
工房に向かいながらミラはおれに色々話しかけてきた。
「あんたクラフトとかいう不思議な力でモノを作るんだってね」
「どんなふうに作るんだい?どんなものを作るんだい?」
ミラはC-Raft能力に興味津々のようだ。
「筏を中心に……今までの傾向から考えて海上生活に必要な物が作れるみたいなんだ」
「でもまだ、あんまり複雑なものの作り方は閃かないんだよね…」
――神に近い力を得ても、使う人次第ってことですよね~。残酷ですね、現実って~。
アナタはもうちょいヘルプ機能充実させて?
「でも海の上で生活出来るモノを作れる能力ってことは、考えようによっちゃ遭難とは無縁なんじゃないかい?」
「たしかに、海の上どこにいようが生きていけるよな。」
「どこぞの方とは違い自己肯定感高まるわw」
――ワタシは別に責めてませんよ~事実を伝えているだけで♪
その事実が火の玉ストレートで来るから毎回火だるまなんだよなあああ!
工房の中はよくある鍛冶工房そのものだった。
「そういやあんた、武器は何使ってるんだい?」
「いや~おれ普通の村人だったし武器なんて、狩猟用の弓と解体ナイフしか使ったことないわ」
――それ元のエイルさんで、アナタまだ使ったことないじゃないですか~♪あ、盛ってるんですね♪わかりました~
察しが良すぎるのも、一周回って猛毒だということを齢50にして学びました
――ふふっ♪
「だったらさ、ウチのナイフを護身用に持ってかないかい?」
「え?まじで!」
「使徒様に献上したとなりゃ、女神様のご加護にあやかれそうじゃないか(笑)」
「とうちゃん!なんかいいの見繕ったげてよ!」
「……ん?……」
奥から寡黙そうなドワーフ職人のオヤジが出てきて無言で一礼した。
「はじめましてエイルです!お世話になります」
「……ん…」
こっちへ来いと合図された。
「ごめんよ、とうちゃん腕は一流なんだけど愛想なくてさ。」
「うちのとうちゃんはボルク・ブロンズ」
「愛想は悪いが腕はドワーフ一だから安心して見繕ってもらいな!」
ドワーフ族は鍛冶に秀でた種族だというのが、いろんなファンタジー作品でも一貫している。
「ってことは世界一の鍛冶職人ってことやん!!すげえ!」
「……ん…」
あ、照れてるw
いいから来いと言わんばかりに襟首を引っ張られた(笑)
おれはボルクさんに色々体の癖とか見てもらい、ミラに通訳(笑)してもらいながら武器を選んでいった。
驚いたのは元のエイル君は左利きなんだけど中身のオッサンは右利き。
身体に別の魂でも宿っているのか?と一発で見抜かれたことだ。
「へぇー、あんた異世界では三人娘の父親だったのかい。」
それから異世界の技術を根掘り葉掘り聞かれたが、道具は使えても仕組みがわからないことを伝えるととても残念がっていた。
「まー、船は乗れても作れないってことかー」
「……持ってけ…」
おれはボルクさんから護身用ナイフを受け取り店の中を眺めていると、ふと壁にかけてある額縁に目が行った。
「それかい。」
「なにか設計図のようだな」
「魔導エンジンさ。」
「何代か前のご先祖様が、妖精族の方へ防具を作らせてもらったことがあってさ」
「たいそう気に入られて、褒美にってこの設計図をいただいたんだ」
「コレを元に作ったのが今の魔導エンジンさ」
――古代の設計図のようですね~♪
「古代技術ってことか」
「よく分かったね!妖精族の方が大昔に手に入れたものだってさ!」
おれは設計図に何か引かれるものを感じ、近づいた。
「興味あるかい?取り出したげるよ」
机に広げられた古代の魔導エンジン設計図。
ミラは真剣な眼差しで言った。
「妖精様から賜った、ブロンズ工房の誇りさ…」
「……ん…」
ボルクさんに促され、おれはそっと触れてみた。
指先が羊皮紙に触れた瞬間。
古びた設計図が淡く光る。
ふわり…と、風もない工房で髪が揺れた。
頭の中へ大量の知識が流れ込んでくる。
…………
==【ブルー・プリント、魔導エンジンが解放されました】
頭の中に設計図が浮かんだ!必要な素材も分かる!
「おれの能力が新しいものを作れるようになったみたい!」
「えっ!?何が作れるようになったんだい!」
「魔導エンジンが作れるようになった!筏に動力をつけられるようになった!!」
「ちょっと試してみておくれよ!!材料とかはいるのかい!?」
「えーっと……」
おれはミラに材料を伝えた。
「全部あるよ!作ってみておくれよ!」
「まさか全部そろってるとは思わなかったろ?」
「試作品を何度も作ったから部品だけは山ほどあるんだよ!」
おれとミラは急いで港に向かった!
「行くぞ!C-Raft!!」
いつものように、筏の上に半透明の建築物が表示された。
設置位置を微調整し、確定!!
「まさに魔導エンジンじゃないか!!動くのかい!?」
おれはミラに分けてもらった魔核を投入し、エンジンを始動してみた!
ドッドッドッドッ!
「なんだいこれ!ウチらのエンジンよりすごく静かじゃないか!!」
おれは舵を設置しミラとクララベル様と共に試運転を開始した!
グロロロロロロロロロロ!!
グォォン!
今まで帆のスピードに慣れてたせいか、周りの景色があっという間に後ろに流れていく!
「エイル!すごいよコレ!」
「魔導エンジンのスピードなんか比じゃないよ!」
下手すりゃモーターボートぐらいの速度出てるんとちゃうかコレ!まるで競艇やんけ!!
湾内を筏がドリフトする異様な光景
「……古代の鼓動じゃねェか…」
港にいたドワーフたちの目が釘付けになっていた。
――フゥ~~!!パリラパリラパリラ~~!!
どこから出したのかクララベル様はサングラスをしていた
「なんすかw、その一昔前の暴走族のノリは~w」
今まで感じたことのない風を受け、
おれたちはテンションが最高潮に達していた!!
…
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…
…
「使徒殿、ご戯れが過ぎますぜ…」
おれとミラはグラン王にこってり絞られた。
その横ではクララベル様も神妙にしていた…




