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合体ロマン

youtubeでゲーム実況をおこなっております!

https://www.youtube.com/@nico_channel_

エイル君の中身はこちらのオッサンのコピーで、

女神クララベル様はこのチャンネルのマスコットキャラクターの見た目を使った。という設定にしています。

挿絵(By みてみん)

AIは日本語としておかしくないか、誤字脱字がないかの校正作業で使用しております。



 アルヴェイン国王からの親書を携え、エイル号はいよいよヴァルネシア王泊へ向けて出航した。


 今回は小型研究船を連結するため、エイル号の船首部分を少し改造。それに合わせて、操舵室の位置も少し高くした。




「なあなあ、マリナ! エイル号、今回は小型船と合体してるやん?」


「そうですね。ちょっと長くなりましたね♪」



「エイル号α(アルファ)とかの名前どうやろ♪」


「……なんでもいいんじゃないですか?」スン……



 なんやろこの温度差……


 合体メカとかワクワクせんのやろか。



 おれが子供の頃に見てたテレビ番組なんかでは、物語の途中で強敵が現れて、それに対抗するための合体オプションが開発される――


 そして主人公機がパワーアップ!



 ああいう回、めちゃくちゃワクワクしながら見てたんやけどなぁ……



「なんじゃ、エイル号の名前かのう?」


「そうじゃな……『真・エイル号』とかどうじゃ♪」


「さすがにそれはカッコよすぎやろ♪」ホホー♪



――『零式・エイル号』なんてのはどうですかね〜♪


「くぅ〜~♪ かっけえええ!! さすが女神! 伊達じゃなかったんっすね♪」


――どういう意味ですかね〜(ピクッ)



 おれとノル、それにクララベル様が盛り上がる中、マリナは冷めた目を向け、リュミエルとレイナは呆れたようにこちらを眺めている。



「やれやれ……やはり子供にはこの魅力は伝わらんか……」


 おれは大げさに肩をすくめ、首を振った。



「ん~~!!」ポカポカ


 いてて……リュミエルの影響なのか、最近はマリナまでポカポカ叩いてくるようになったわ。



――エイルさん酷いですよ〜?


 なにマリナに媚び売っとんねんこの女神……



――『エイル号・プリンセスフォーム』とかに決めちゃいますよ〜♪


「かわいい! それにしましょう♪」キラキラ♪


 マリナが食いついてきたわ……



「あかんて、さすがに……」


 なんでそんな、女の子向け変身アニメの変身第二形態みたいな名前やねん。恥ずかしいわ!



――『エイル号・エターナルブレス』とかはどうですか〜♪


 やめーや! 『永遠の祝福』ってなんやねん! 女の子変身アニメの必殺技かなんかか!?


「クララベル様すごい!」キラキラ♪


 胸の前で手ェ組んで、めちゃ目をキラキラさせてるわ……




「……クララベル様?」


 それまで呆れた顔で見ていたリュミエルが、ピクリと反応した。



 何もないところに向かって話しかけているマリナを見て、リュミエルはギョッ! とした。


「……えっ!? クララベル様!?」




 あ、せやった。


 まだリュミエルには、クララベル様の姿も声も届いてなかったんやっけ?



 おれはクララベル様をチラッと見た。


 クララベル様は優しく微笑みながら、リュミエルの前にゆっくりと姿を現した。



「!?!?!?」


 目を見開いて驚くリュミエルは声も出ないようだ。



「あたしも最初は同じ反応だったよ……」ボソッ


 レイナは遠い目をしながら呟いた。




――はじめまして、リュミエル〜♪ いつも見ていましたよ〜♪




「あ……あ……」ウルウル……


 リュミエルは目を見開き、唇は小刻みに震えている。



 本物の女神様を初めて目にし、しかも「いつも見ていました」なんて言われたんや。


 そら感激するわな……



 リュミエルはよほど感激したのか、目を潤ませながらクララベル様を見つめている。



――レイナと夜ごと交代で、『コッテリ』可愛がられているのも知っておりますよ〜♪



「〜~~~ッ!」カオマッカ


「!?!?!?」カオマッカ



 リュミエルはおれのもとに駆けてきてポカポカ叩いてきた



「イテテテ……クララベル様、その辺にしといて……」




「あ〜♪ クララベルさま〜、リュミエルにも見えるようにしてくれたんだ〜♪」


 お昼寝をしていたララが、ふわふわと飛んできた。



「エイルにおへや作ってもらってから〜♪ リュミエルはごきげんなんだよぉ〜♪」にこにこ♪


「エイルとず〜っと一緒にいられるってぇ〜♪」くすくす♪


「ララ様!」


 顔を赤くしたリュミエルが、ララを追いかけ回している。



 一気に賑やかになったな、エイル号も。





 そして夕食――


 今晩はマリナとレイナが夕食を作り、その間、リュミエルは小型研究船の点検とラウリエルへの定時連絡を行っていた。



――「「いただきまーす♪」」




 コトッ……


「はい、エイル♪ どうぞ♪」ニコッ♪


 レイナがおれにだけ、おかずを一品多く出してきた。ニコッと微笑んできて可愛いなぁ……(フニャッ♪)


「じゃなくて。みんなのは?」




 みんなを見渡すと、揃ってスッ……と視線を外した。


 どういうことや? なにか企んでるのか?




「うんま! なんやこれ!?」


 シャキシャキした食感に、あとからピリッとした辛みが追いかけてくる。これは酒が進む!


「ヴァルネシアの『マーカ』って野菜なんだ♪」


「めっちゃ美味しい♪ ありがとう!」




――「「「…………」」」和み顔


 おれとレイナ以外はみんな和み顔なんやけど……なんなんや?



 その夜明け方近くまで……洋上に狼の遠吠えが鳴り響いたという。





 またある日の夕食――


「今日はマリナとリュミエルがごはん作ってくれるんや♪」


「ふふっ♪」


 リュミエルが微笑んできた。可愛いなぁ……(フニャッ♪)



――「「いただきまーす♪」」



 コトッ……


「エイル♪ はい、どうぞ♪」ニコッ♪


 リュミエルがおれにだけ一品多く出してきた。


「え、みんなのは?」




 みんなを見渡すと、揃ってスッ……と視線を外した。


 どういうことや? なにか企んでるのか?




「うんま! なんやこれ!?」


 まるで牡蠣《かき》のような味。レモンのような柑橘系がアクセントになって酒が進む!


「ラウリエルで採れる『ラウリエル牡蠣《かき》』っていう貝なんだ♪」


「めっちゃ美味しい♪ ありがとう!」




――「「「…………」」」和み顔


 おれとリュミエル以外はみんな和み顔なんやけど……なんなんや?



 その夜、また明け方近くまで……洋上に狼の遠吠えが鳴り響いたという。

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