時の流れ
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エイル君の中身はこちらのオッサンのコピーで、
女神クララベル様はこのチャンネルのマスコットキャラクターの見た目を使った。という設定にしています。
AIは日本語としておかしくないか、誤字脱字がないかの校正作業で使用しております。
ラウリエル王国からヴァルネシア王泊への調査団派遣が妙に早く決まった。
どうやら前日のヴェルディア通信で、おれがリュミエルに話した、
『今回の魔素病は普通ではない』
という話を、リュミエルがアルヴェイン国王へ報告していたらしい。
まさか誤魔化すために、適当に作った言い訳がこんな事態に発展するなんて……
「うちのリュミを!」ガッ!
「ダークエルフのかわい子ちゃんまで!」ガッ!
「「成・敗!」」ガバァ!
ズドオォォォン!!
おれはまた酒の席で、酔っぱらったアルヴェイン国王とエルドラン爺さんから、ダブルブレーンバスターの洗礼を受けていた。
「レ・イ・ナ・さん♪ ちょっと付き合ってもらえるかしら?」ズイッ!
「リュ・ミ・エル・さん♪ あたしも聞きたいことがある」ズイッ!
リュミエルとレイナは宴会場から姿を消した。
ラウリエル王都にある、とある酒場――
「と・こ・ろ・で。レイナさんは、いつからエイルとお付き合いされたのかしらァ?」
「かしらぁ〜♪」
(おっと、リュミエル……じゃったか? いきなりレイナへ牽制を仕掛けおったぞ! どう返す? レイナよ)
「に……三ヶ月ぐらいかな…… ね、ヴェルディア様♪」
「そぉうだったわねぇ♪」
(レイナの奴……二ヶ月ちょいぐらいじゃのに……しれっとサバ読みしおったぞ)汗タラリ
「私は五……一年ぐらいかしらね?」フフン♪
「かしらねぇ〜♪」ニコニコ♪
(一年? 儂がマリナたちと旅を始めて、まだ一年も経っておらんぞ!?)
「グッ……」ズキン!
「しっかりなさぁい! レイナぁ」
(おお、結構効いておるようじゃの……)ホォー
「レイナはねぇ、エイルにぃ、毎晩コッテリ可愛がられてるのよぉ♪」ドヤッ!
「〜〜〜〜〜〜ッ!」カオマッカ
「!!!!!!!」両手口抑えビックリ顔
(ヴェルディアよ! それはレイナにも深手を負わす『諸刃の剣』じゃぞ!)ビックリ顔
「わ、私だってここの二階でコッテリ可愛がられましたけど!?」ガタッ!
「え〜そうだったのぉ~♪ リュミエルやるうぅ〜♪」
(リュミエルの奴、真っ赤な顔で立ち上がりおって……負けられぬ戦じゃのう)ウンウン
「あたしはエイルに、部屋作ってもらったもん!」ガタッ!
「同棲ってやつぅ〜?」フフン♪
「!?!?!?!?!?」ビックリ顔
(ま、儂の手引きじゃがな♪ リュミエルの奴、度肝を抜かれおったわい)グビグビプハー♪
「リュミエルはねぇ〜♪ エイルの命を助けたんだよぉ〜♪」ニコニコ♪
「ララ様、それは……」モジモジ……
(なーにを恥ずかしがっておるんじゃ? リュミエルよ)
「ばかっ! ばかっ! ってぇ〜♪ 泣きながらねぇ……モガモガ♪」
「ララ様!!」カオマッカ
(リュミエルの奴、真っ赤な顔でララの口を塞ぎおったぞ、ガハハハ!)ニヤニヤ……
「あたしなんか、ごはんはエイルと食べさせっこしてるもん♪」ドヤッ!
「見てられないわよぉ♪」ホォーッホッホッホ♪
「グフッ!」血吐き
(ん? レイナがエイルに飯を食べさせていたのは見たが……また盛りおったのかこ奴!? しかしリュミエルには効いておるようじゃの)ウーム……
「私だって! エイルは『頑張り屋さんだね♪』って優しく撫でてくれますから!」ドヤァ♪
「リュミエルは甘えんぼなんだよぉ〜♪」
「ララ様!!」カオマッカ!
「ガハッ!」血吐き
(いつの話じゃ? まさかここの二階に泊まった時かのう? 地味にレイナには効いておるようじゃ……)ホウホウ……
「「ハァ……ハァ……ハァ……」」ゼーゼー
「お互い、体力の限界なのかしらねぇ〜?」
「かしらぁ〜♪」ニコニコ♪
(自慢合戦は一段落したようじゃな……)
(それでは、そろそろ軽く爆弾投下でもしてやるかのう♪)
「しかしお主ら、エイルとは同じ時を生きられぬのじゃぞ?」
「それは覚悟しておるのか?」
(エイルは人、こ奴らより先に死ぬ。とり残されてからは長いんじゃぞ……)
「そう……ですね。私はハイエルフ……そのあと、千年以上独りで……」
「ダークエルフの私でも……そのあと何百年と独りで……」
(今は互いの面子で張り合って忘れておるが……このまま気持ちが深まってから、『エイルとは同じ時を生きられぬ』ことに気づくのでは遅いからのう……)
(……可哀想じゃが、今のうちに知っておいたほうがよかろう)
(そして、さらにここで追い爆弾じゃ♪)
「獣人の先祖返り……ノア……じゃったかのう?」遠い目
(四匹とも反応しおったわい♪)
「あ奴はエイルと同じ時を過ごせるがのう……」遠い目をしながらグビッ♪
「ノル様? どなたですか、その『ノア』という方は」
(先ずはリュミエルが食いつきおったわい♪ 目を見開いておるわ、おるわ♪)グビッ♪
「ノル様?」
(レイナも目を見開いておるのう♪)グビッ♪
「ノルぅ〜♪ だれなのぉ~♪」
「早くぅ、言いなさいよぉ?」
(ウヒヒヒ! 溜めて……溜めて……♪)グビグビプハー♪
(カーッ♪ 酒が旨いわい♪)
「エイルの子を宿しておる女じゃ……」遠い目グビッ♪
「「「「!?!?!?」」」」お口あんぐりビックリ顔
(その顔が見たかったのじゃ!! 酒が進むのう!!)グビグビプハー♪
(リュミエルとレイナの奴、燃え尽きて真っ白な灰のようになりおったわい♪)グビグビプハー♪
「そんな……」
「すでに妊娠してるなんて……」
(しかし真面目な話、こ奴らはエイルとは違う種族。『好いた腫れた』だけではどうにもならぬことを、最初に知っておくべきじゃからのう)
「お主らも、ちゃんと考えておくのじゃぞ」
(完全に戦意喪失しおったぞ♪ ララたちも黙りこくっておりよるわい♪)グビグビプハー♪
(こ奴ら、ずーっと考え込んでおりよるのう……)グビグビ
「私は……エイルの……証がほしい……」
(リュミエルの方は、なにか決めおったようじゃな)
「あたしは……」
(レイナの方は、まだ考えが纏まらんか……無理もない。こやつはまだ、人の寿命ほどしか生きておらんみたいじゃからの……)
「お主ら、エイルとの寿命の違いにちゃんと向き合って、これからどうするかを決めるがよい……」グビッ
リュミエルとレイナが、おれとの未来について真剣に考えていた頃――
「「成・敗!!」」
「ちょっ、待っ――」
ズドオォォォン!!
当のおれはアルヴェインさんとエルドラン爺さんに、ツープラトン・パイルドライバーを決められていた……




