姉妹
youtubeでゲーム実況をおこなっております!
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エイル君の中身はこちらのオッサンのコピーで、
女神クララベル様はこのチャンネルのマスコットキャラクターの見た目を使った。という設定にしています。
AIは日本語としておかしくないか、誤字脱字がないかの校正作業で使用しております。
ヴァルネシア王国の海上で迷っている所をバルガスに助けられたおれたちは、ノルの存在を見られ大騒ぎに。
飛んでやってきた王族は、王自らが船を操り、ドリフト接岸を決めて現れた。かっちょえー!
挨拶を終えたおれたちは王宮に招かれ、しばらくここヴァルネシア王泊に滞在することとなった。
「改めて歓迎しよう。妖精様だけでなく、異国からの客人など久しぶりだからな」
「しかし……生きている間に本当に妖精様と会えるとはな……」
「俺も、おとぎ話でしか聞いたことがなかった。本当に幸運だ……」
ノルの存在は、ここでもおとぎ話になっているようだ。
どんなおとぎ話なんやろ? 仰向けで駄々をこねる姿を知ってるだけに、ちょっと気になるわ……
子供たちはもちろん、大人たちまで「本当に妖精様に会えるのか」と、どこか浮き足立っているらしい。
「ノル様と同行者殿には、部屋を用意させよう」
「いや、そのことじゃがのう……」
王泊に部屋を用意してくれるとのことだったが、ヴェルディアの依代を王宮へ持ち込むわけにもいかない。
それに、いつリュミエルたちから盆栽通信が入るかも分からんので、寝泊まりは今まで通り筏ですることにした。
「なるほど、精霊様が住んでいらっしゃるわけですか!」
「そ、そ、そ、そうなんです! な、ヴェルディア?」
「いったい何の話ぃ〜?」
ヴェルディアが光に包まれながら姿を現した。
「!?!?!?」
ヴァルネシア王室の皆さん、目が点になられております。ふわふわ浮いてる女の人が急に現れたら、そらびっくりするわな……
「ひれ伏しなさぁい、ニンゲぇン♪ ワタシはぁ、世界……」
――ヴェルディアぁ♪
ヴェルディアの言葉を遮るように、クララベル様が低めの声で呼んだ。
「ひゃい……」ブルブル……
多分、国王様たちには、ヴェルディアが何もないところに頭を下げて、ブルブル震えているように見えてるんやろな……
しかし……世界樹の精霊ってことまで言ってええんかな?
……まあ、わざわざ余計なことまで言わんでええか。
なので、世界樹の精霊であるヴェルディアのことは、
『クララベル様に縁のある精霊』
ということにしておいた。まあ嘘ではない。ピンポイントで本当のことを言ってないだけなので。
「滞在中は好きに見て回るといい。分からんことがあれば、誰か案内をつけよう」
「おいバルガス、お前には姪っ子がいただろう? 案内人にどうだ?」
「リエラですな、承知しました。」
しばらく雑談していると、部屋をノックする音が聞こえた。
コンコン……
「入ってくれ。」
入ってきた女性は、見ため10代後半ぐらい? ま、何百歳なんやろうけど……
紫がかった黒髪を、高い位置でポニーテールに結んでいて活発そうな印象。
ネリア王女とよく似た、胸当てと腰巻きだけの涼しげな格好♪
細身ではあるが華奢という感じではなく、日に焼けた腕や脚はほどよく引き締まっている。
いかにも海の上で暮らしてます、って感じの健康的なお姉さんやな。
そして腰巻きからチラリとのぞく、しっかりとしたお尻と太もも……
健! 康! 的! です! ねッ! ムホホ……
ハッ!
またやってもうた。
……マリナの顔が怖くて見れない。
――エイルさ〜ん、ニワトリでもアナタほど早くは忘れませんよ〜
スミマセン……
「そっ、そういえばリエラさん! どこかで見たような気がするんですけど……」(アセアセ)
おれは話題を変えるために、頭をフル回転させて適当なことを口走った。
最悪、雰囲気とかイメージとかで適当に誤魔化せるやろ! (アセアセ)
するとマリナがあっ! という顔をした。
「レイゼルのお城にいたリゼさん!」
「え! まじで!?」
嘘から出たまことですかっ!?
危うく「中身オッサンやから、若い子はみんな同じに見えるんや!」で誤魔化すとこやったわ。
「えっ! お姉ちゃん知ってるの!?」
姉妹やったんか。ナイスおれ!
「このメイドさんの服、リゼさんがくれたんです♪」
「お姉ちゃん元気にしてるんだぁ♪」
リエラさんの顔がぱあっと明るくなった。うん、可愛い!
マリナはレイゼル城で世話になってたこと、メイドの所作を教えてもらったこと、このメイド服をわざわざ丈直しして頂いたことを話していた。
空気ガラッと変わったで! マジでファインプレーやんけ、おれ!!
どうよクララベル様!?(目を見開きドヤァ!)
おらんやんけ!!(膝を手でスパーン!)
また逃げたんかあの女神!!
それからおれたちは、リエラさんに案内されて商店がある街の桟橋に筏を係留した。
「ほら、あそこの杭上商店街なら、買い物も買い取りもしてもらえるよ」
リエラさんが指を差した先には、商店の他に酒場などが立ち並んでいた。おれは余計な所を見ないよう、まっすぐに商店の方だけを見つめた。
商店では鹿の皮などを買い取ってもらい、おれは並んでいる商品を眺めていた。
「お、なんか見たことない香辛料やん♪」
「すみませーん、これとあれとそれくださーい!」
おれは香辛料をいくつか買い込むと、インベントリの『リサーチボックス』に放り込んだ。
Raftでいう『リサーチテーブル』の代わりで、未知の素材を解析して新しいクラフトレシピを開放する機能だ。
これで胡椒なんかのスパイスも、C-Raftで作れるようになった。
買い物から戻ると、学校が終わった子どもたちがそれぞれの小型艇に乗って帰る姿と、それを見つめているマリナがいた……
「マリナちゃん、学校……気になる?」
リエラさんが優しく微笑んだ。
「え? あ、はい……ちょっとだけ……」
「じゃあさ、ここにいる間だけ通ってみる?」
「ええやん! マリナ、行ったら?」
「……いいんですか?」
「もちろんや」
「はいっ! 行ってみたいです♪」
マリナの顔から、ぱっと笑みがこぼれた。
どうやら、この国の子供たちは一人乗りの小型艇で学校へ通っているらしい。
なら、マリナにも必要やな。
そういや前から、一つ作ってみようと思ってたんよな……
マリナ専用の、小さな船。
よーし。
いっちょ作りますか!




