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世界樹の麓(ふもと)

youtubeでゲーム実況をおこなっております!

https://www.youtube.com/@nico_channel_

エイル君の中身はこちらのオッサンのコピーで、

女神クララベル様はこのチャンネルのマスコットキャラクターの見た目を使った。という設定にしています。

挿絵(By みてみん)

AIは日本語としておかしくないか、誤字脱字がないかの校正作業で使用しております。



おれたち4人は7日目の夕刻、いよいよエルフの国がある島の沖合へと到着した。


そこで出迎えてくれたのは、エルフの街を見守るように広がる山々――その山を鉢植え代わりにしたかのように巨樹《きょじゅ》が天高く伸びていた。


ファンタジー物語で世界樹はよく出てくるけど、実際目の当たりにするとその大きさに圧倒される。


おれは、その圧倒的な大きさの世界樹ですら、クララベル様の力の一端なんだと改めて思い知った。


……ま、普段がアレやしな。



「これ、勝手に接岸してもエエもんやろか?」


「文句を言われても、儂《わし》がついておるし何とかなるじゃろう。」


あー、ノルはこれでもいちおう伝承やもんな。


「任せた!」


「貴様いまなにか失礼な事を考えておらんかったか?エイルよ。」


「毎度きみは勘が鋭いなあ!!」


「やっぱり考えておったのか!!ばかもん!」


ノルが髪の毛を引っ張った。おれはヒヤッとし反射的に頭髪を抑えた。




――これでもノルたち羽根の子(妖精)は〜長い子(エルフ)たちからも敬われていますから〜、なんとかなるんじゃないでしょうかね〜♪



「とりあえず近づいてみますわ。」


おれは筏を島に近づけていった。筏の上には存在を知らせるために、甲板のランタンを増やしておいた。

ちなみにやけど、C(ク)-Raft(ラフト)で作ったランタンは燃料いらずで夜には自動点灯してくれる。そこはゲームの設定そのままやな。



「もう暗くなってきたし、ここらで錨《いかり》下ろして停泊しますわ。」


おれは海岸から少しだけ離れたところに停泊した。




「エルフってさ、やっぱ長生きなん?」モグモグ


「しらんわ。あ奴らも子を成す種族ゆえ、すぐ代替わりしておるぞ?」モグモグ



――人の子が一番短命ですね~。(モグモグ)



「みなさんおかわりどうですか?」


――「「おかわり!」」



おれたちはひとまず風呂に入り就寝準備をした。



今さらやけど、女神様と妖精も普通に風呂入るんやな……




『ぶはは!!こりゃ!マリナやめんか!自分で洗えるわい!』



風呂場から聞こえてくるノルの声。お人形さんと風呂に入ってる感覚やな……




みんな風呂に入り終わり、さぁ寝ようかというところに外から声を掛けられた。




「すみません!誰かいますか!?」



「誰か来たんですケド!?」


おれは窓から顔を出した。


「はい……なにかご用でしょうか……?」



「こんばんは!私はラウリエル王国の兵士ルエミと申します。お話よろしいでしょうか?」


「え?あ……どうぞどうぞ!」



おれは居住区に招き入れるとイスへ案内した。



「森の妖精様から、仲間が近くに来ているので迎えに行くよう頼まれましてですね。」



「おお、言われてみれば久しい気配がするの。これはララかの?」


「左様で。ララ様が国王陛下へお願いされまして、それでお迎えに上がったと……」



「え、妖精同士って気配感じてるん?」


「儂《わし》ら神代《じんだい》生まれのものはなーんとなく気配を感じるのじゃ。」



「それでですね、ノル様と御一行様を王宮の方へお迎えに参りました。」


「い、今からですか!?」


「儂《わし》はもう眠いぞ、ルエミとやらよ……」



「そうですね……夜も遅いことですし、我々は野営を致しますゆえ、ノル様御一行の方々もお休みください。」





おれたちは兵士に誘導され、筏を砂浜に接岸させてひとまずは就寝した。





次の日の朝、朝食を済ませたおれたちは馬車にゆられて王宮へと向かった。




「王宮まで時間はどれぐらいかかるんっすか?」


「この速度だとだいたい……3時間ぐらいでしょうかね?」



おれとマリナは、エルフの国なんて初めてなので窓に貼り付いて外を見ていた。



「こりゃ、お主ら!物珍しいとはいえ落ち着かんかい!」





「王都って言っても、意外にのどかな街並みっすね。」



「その……まだ郊外でして……」



――お目々とおクチの間にオツム挟むのを忘れちゃいましたね〜エイルさん♪


ヒエーハズカシー!!ドワーフの城と人間国の城が港から近かったから、この世界は皆《みんな》そうやと思ってたわー!!


「てかマリナさんノルさん、なんでキミタチまで恥ずかしそうナノカナッ!!」




馬車はのんびりした田園風景の中を進み、丘を越えようとしたとき王都は姿を現した。



「わああ〜!!」



エルフのイメージそのままの豊かな森は、世界樹がそびえる山麓《さんろく》からどこまでも続いている。


中心を流れる大河は街の真ん中を貫いていた。


川の畔《ほとり》には森の木々と共存するように壮麗な王宮が建っている。

王宮を囲むように店や住居が並び、森の中から芽吹くように石造りの家々や時計塔が顔をのぞかせている。


広い大通りには大きな市場や、吟遊詩人、演説者に集まる大勢の人も見える。

川にはいくつもの橋が掛けられ、両岸の街を結んでいる。橋には人々や馬車が行き交っていた。




「自然と共存する都市」――そんな言葉が自然と頭に浮かんだ。




「さすがにこないだ来た時とはあまり変わっとらんのぅ……」



「ノル殿は、たしか先代の頃来られた事があると聞きました。」


「それって何年ぐらい前ですの?」


「まだアルヴェイン現国王が生まれる前とか……1000年ぐらい前でしょうかね?」



「千年……いつもの妖精感覚やね」



「厄災でここに移住して王都を造ったそうです。」


「あの厄災でもとの王都が沈んでの、ここにあった町にみんな移住してきたんじやよ。」




おれとマリナ、そしてルエミさんは、王宮に向かう道中ノルの昔話を聞いていた。





たくさんある市場を行き交う人々。そんな人たちであふれる大通りを抜け、馬車は王宮の門へ到着した。




世界樹もそうだがマリナさん、この風景にも圧倒されておられるようで。


口が開いたままになってますよ、お嬢さん。



ノルは、驚いて呆然とするマリナの頭を撫でていた。





馬車を降りたおれたちは王宮の入口の大扉に案内された。



大きな扉が音を立て開くと、エントランスホールで整列されて出迎えられた。



「ようこそお越しくださいました。『悠久を歩む妖精』ノル様。そしてその御一行殿。」


「お噂は父より幾度となく聞き及んでおります。現国王アルヴェインにございます。」


背の高い銀髪の美丈夫。歳はまだ20代後半ぐらいに見えるこの人が国王か。



「うむ、出迎えご苦労であった。」


ノルさん、相手は国王様ですよ?


――妖精、特にノルは神代《じんだい》からの存在ですからね〜♪歴史ではお話になりませんよ〜♪


おれ、そんなのをトンボ呼ばわりしてたのか……




「こちらは王妃リシェリア。」


これまた金髪美女ですねー。スラッとした品のよいお姫様、20歳前後にみえるな。


「そしてこちらが……」


「おお、エルドラン。まだ生きておったか。」


「その言葉、そっくりお返しいたしますぞ。よくぞ参られた。」


「長老、私のセリフを……」


「ええ?あんだって?」


老人は手を耳に当て聞きなおしている。

てかコレ、バカ殿コントで有名だったあの人の有名ギャグやんw



「またそうやってとぼける……」



国王様はやれやれという顔をしている。

その横で王妃様はクスクスと品よく笑っている。




「相変わらずじゃのう、エルドランよ♪」


エルフってもっと神々しいとか気位高そうなイメージがあったけど、思ってたよりも人間味がありそうやな……




いやいやいや圧倒されてる場合やない!


おれらはエルフの国に観光旅行に来た訳ちゃうねん!



シグルの親父《おやじ》さんを救うため、星露錠《せいろじょう》を分けてもらわなアカンのや!


おれは一つ息を吐き、気持ちを落ち着かせた。


この人たちとの交渉を必ず成功させる。


そう心を引き締めたのであった……。

ラウリエル王国の人々はこんなイメージです(AI生成)

挿絵(By みてみん)


話の舞台はおおざっぱにこんな感じのイメージです

挿絵(By みてみん)

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