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ただいま

youtubeでゲーム実況をおこなっております!

https://www.youtube.com/@nico_channel_

女神クララベル様はこちらのマスコットキャラクターの見た目を使ったという設定にしています。

挿絵(By みてみん)

AIは日本語としておかしくないか、誤字脱字がないかの校正作業で使用しております。





マリナの父トーマと母のマリエはここ最近の日課となった朝夕の礼拝で祈りを捧げていた。


「クララベル様、無事に帰ってくるようあの子をお守りください…」


女神クララベル様の神託によりマリナが生きて帰ってくることは知っているが、やはりまだまだ幼い娘。


家事を手伝ってくれるまで大きくなったマリナは、子供扱いされることを恥ずかしがっているが、どうしても、まだよちよち歩いていた頃のマリナと重ねて見てしまう。


そんな娘が自分たちから離れて1人で旅をしている。


ちゃんとご飯は食べられているんだろうか…

転んで怪我はしてないか…

暑さで倒れてないだろうか…

怖くて泣いてないだろうか……


心配は尽きない…


そんな想いを込め、毎日祈りを捧げていた。




夕方の祈りを捧げ、教会から帰ろうとしたその時…


ふと二人はご神託を受けた時のような、予感めいたものを感じた。



畑仕事の疲れも忘れ、二人は足早に浜へと向かった。


そして、じっと海を見つめていた。




夕日に染まる水平線の彼方…


…………なにかがこちらへ向かってくる…




それはどんどん近づいてくる。




船のような……見慣れない筏か何か…



「あれは………」


トーマは目を細めた。



筏の上に人影が二つ……


一人は小柄な少女。


もう一人は黒髪の少年。



そして――



その少女が、大きく両手を振っていた。




「おとーーーさーーーん、おかーーさーーーーん!!」





潮風に乗って届いたその声。




聞き間違えるはずがない。




「…………マリナ?」





次の瞬間。


「マリナだ!!」



トーマは砂浜を駆け出していた。



「マリナ!!」



マリエも涙をこぼしながら、その後を追う。




浜に着いた筏からマリナが飛び出した。


「お父さん!お母さん!」

「「マリナ!!」」



一度は、もう生きて会えないと思った娘が腕のなかにいる……


3人はいつまでも抱き合い泣き続けた……




おれは、自身の娘たちとその姿が重なり、目頭が熱くなってぼろぼろと涙がこぼれた。



――娘さんたちと会いたくなってきましたか?………




「……そりゃ会いたいに決まってるじゃないですか……」




「でもね……いつかは嫁に行くだろうし、おれからは巣立っていく……」



「元の世界にはちゃんと『もう一人のおれ』がいてくれる。」



「実際、一番上は嫁に行ったし、二番目は都会で一人暮らしして働いてる。」




「大丈夫ですよ、クララベル様。」



そう言いながらも、涙はなかなか止まらなかった。



「自分が作ったかわいいキャラもそばにいるし、こっちの方がいいまであるwww」



――こんなキャラ作って卑猥な下着を着せてるなんてぇ〜♪アナタの同級生はもっと落ち着いた趣味お持ちですよね〜♪


ぐっ……ほんま、外見だけやな、この女神様。






落ち着きを取り戻したマリナたちは

こちらに近づいてきた。



「エイルさん!わたしのお父さんとお母さんです!」


「この人がエイルさん。わたしを助けて、ここまで連れてきてくれた人だよ!」



「はじめまして、エイルです。」


「マリナの父、トーマです。こちらは母のマリエ。娘を助けたうえ、ここまで送り届けてくださって…本当に……本当にありがとうございました」


二人は深々と頭を下げた。


「エイルさん、本当にありがとうございました!」

マリナも続いて頭を下げた。




「エイルさんには感謝してもしきれません。」

「どうでしょう?狭いですがうちで一緒に食事してください!」


マリナの両親は家に招いてくれようとしたが、


「いえ、しばらくは筏を整備したいし、親子水入らずで積もる話をしてください。」



マリナはおれの服をギュッと掴んだ。


「一緒にごはん食べてください」



――エイルさんがこのまま旅立っちゃわないか心配してるんですよ〜♪


そうか……まあ、腹も減ったし、甘えるか




「ではお言葉に甘えます」


「「「どうぞどうぞ!!」」」


3人の声がハモった。


むかしテレビで見た芸人の持ちネタが頭をよぎった…





おれは3人に案内され、家へと向かった。

クララベル様はふわふわと浮いて付いてきている。




(そういえば、クララベル様の紹介しませんでしたけど、よかったんすか?)


――マリナには黙っておくようにいいました〜♪



――神であるワタシが側にいては再会に水を差しちゃいますからね~♪


そんな気遣いが出来るんやったら、少しはおれにも向けて?


――ふふっ♪




おれは家に招かれ一緒に食事をとった。



クララベル様をちらりと見る。


異世界から来た事は伝えてもいいの?と視線で尋ねた。


クララベル様は小さくうなずいた。



それを確認したおれは、今までの経緯を話した。



誘拐され、マリナと同じ奴隷船に乗せられていたこと。


船が難破し、偶然クララベル様の加護を授かって助かったこと。


流れ着いた小島でマリナと出会ったこと。


筏で海を渡り、ドワーフの国にたどり着いたこと。


食事を囲みながら、それらを順に話していった。



余計な心配をさせたくなかったので海賊のことは伏せておいた。


こんなめでたい日に、わざわざそんな話を聞かせることはない。



「エイルさん!急ぎでないのでしたら、しばらくうちで泊まって行ってくださいませんか?」


トーマはそう提案してくれた。


「いや、それよりも3人水入らずで過ごしてください。しばらくは浜に筏を停めさせてもらって、のんびり整備をしますので」


「何かあれば筏に来てください」




食事を終え、もう一度礼を言ってから、おれは席を立った。


マリナは残念そうな顔をしていたが、親子水入らずの時間の邪魔をしたくはない。




――よい気遣いですね〜♪そんな気遣いができるのに、なんで元の世界では友人少なかったんでしょうね~?


ホンマに毎度毎度、毎度毎度、的確に致命傷を与えてくるなこの女神様。




月明かりに照らされながら、

おれとクララベル様は筏に戻った。



おれはひとまずの目標を達成できたことに安堵(あんど)し、波に揺られながら眠りについた…



眠りに落ちる直前、月に照らされたクララベル様が、穏(おだ)やかな笑みを浮かべていた気がした…

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