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あの日、僕らは嫌いになった。  作者: ピッタちお


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3/7

亀裂

次の月曜日。

土日ともほとんど眠れず遅刻ギリギリで登校した。

「おい!煌!お前彼女できたのか?」

「え、なんで知って」

「隣のクラスで噂になってたからな」

もうみんなには広まってるらしい。

日曜日に玲から連絡が来た。

「私たち付き合ったことみんなに言う?」

正直、めっちゃ広めたい。でも玲が嫌だったら?

「うーん、玲に合わせる。」

「了解!またね!おやすみ!」

で、今この有様。

玲は仲良い女子殆どに話そこから芋ずる式に広まったらしい。

まあ隠すつもりもなかったし大丈夫だろう。


付き合って数日後の放課後。

まさかの男子で恋バナすることになった。

「なぁ煌ー!どうやったら彼女できんだよ」

「うーん僕に言われてもなー」

「てか俺ら煌の彼女のことよく知らないんだよねー」

「めっちゃ可愛いでしょ!あげないよ?」

「性格的な話!聞いた話だけど、煌以外の男子とは話さないらしいぞ」

「だろうね笑人見知り激しい子だからねー。まっその素っ気ない感じが可愛いんだけど!」

「うわ、惚気かよ!聞くなら愚痴がええ」

「愚痴なんて無いわ!全部可愛いんだぞ!まぁ強いて言うなら…」

「なになにあんの?」

「口下手なとことかゲーム負けると頭突きしてくるとこ?これも可愛いんだけどね?」

「結局惚気かよ…どうしたらできるのかな」

こんな恋バナというより惚気話の会がおわった。


そして事件は起きた。

もうすぐ付き合って1ヶ月。みんなからいじられることも色々聞かれることがなくなった。

だが、最近少し玲から距離を感じることがある。

ある日の放課後。

「玲ー!今日も一緒帰ろ?」

「ごめん。今日予定があって」

「そっかわかった!またね!」

LINEでも付き合ってからは毎日のように話していたが最近はスタンプだけが帰ってくる。

疲れているのだろう。と思っていた。

そんな日が続いていたがそこまで気にしてなかった。

今日は1ヶ月記念日。

沢山リサーチして、玲が欲しがってたシャーペンを買った。

中学生には高価なものは無理だった。

最近は一緒に帰れず、朝は車で来ていた。

登校したら玲に放課後空いてるか聞こうと思った。

校門の前で待っていると玲が駐車場から歩いてるのが見えた。

「玲!おはよう!」

「ん…」

「大丈夫?もしかして疲れてる?」

「いや大丈夫」

「今日1ヶ月だよね?放課後空いてる?」

「空いてない。」

「そっかならまた今度でいいっかな」

「そ…」

いつもに比べ元気がない玲。話しても帰ってくる言葉は淡白なものばかり。

玲の教室の前に着いた。

「玲、なんかあったら言ってね」

「…」

「じゃあね!」

「うん。バイバイ。」

この日はそれ以上話せず。まぁいつでもいっかと思っていた。

そして次の日学校に行くと玲は来なかった。

やっぱり疲れてたんだなと夜に連絡しようと軽く考えていた。

その日の夜玲に連絡した。

「今日休んでたけど大丈夫?」

すぐ既読が着いた。

なんだ案外大丈夫なのか?と思った。

しかし。

既読は着いても返信はない。スタンプも来ない。

疲れているし見るだけ見たのだろうと思った。

すると1時間後返信が来た。

そこには最近と違いスタンプではない一言だけあった。








「別れよ」

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