最高神
前回
懐かしい歌。
謎の人物。
レオの良い所。
レオが異端。
「レオ様〜?もう、朝よ〜?起きてるかしら?」「う、うるさい。まだ、寝る。」「あら、可愛い。けど、そろそろこの帝国をでなきゃ行けないわよ?」「それに、近々戦争があるみたいですしね。」「!何処の国だ!」「え?え〜と、確か神を信仰している国よ。名前は確か......。」「アフロディアス教団です。その国は全市民、王族・貴族もアフロディアス教団に入らなければいけないみたいです。まぁ、実質王族・貴族よりアフロディアス教団の幹部以上の方が位が高いのですがね。」「ア、アフロディアス.......。サクラベル帝国が滅んでしまう。」「えぇ、アフロディアス教団に比べてサクラベル帝国は弱小国家です。まず、勝ち目がありません。ですが、疑問があります。」「何故、弱小国家のサクラベル帝国が強大な国に狙われているのか。」「.......ですね。そこが、わかりません。」アイツらにとってはこの帝国も邪魔と言う事か.......。相変わらず身勝手な奴らだ。.......いや、これは元はと言えば俺のせいか.......。「ですので殿下も準備をしてください。」「殿下の準備は自分がやったすから安心してくださいっす!」「あぁ、助かる。それじゃあ、帰るか......。」「な、なぁ。何かヤバくないか?」マズイな。天界の最上位の神が来たか......。「.......レオン、アキラ、ジーク、コウをアイスノウ王国に転移させろ。」「!?レオ、どうして......!」「ま、待ってください!」「レオ、アキラたちは任せておけ。」「......分かりました。すまない。アキラ。転移。」「良かったのですか?」「あぁ、アキラたちがいたらヤバい。アキラはすぐに殺される。」「う、嘘でしょう?アキラさんは結構強いと思いますが.......?」「とにかく、逃げるぞ!外に出たら一気に飛ぶからな!」「分かりました。」「止まれ!」「何だ?ロゼ?」「ま、マズイっす。結界が貼られてるっす。」「は?いつの間に!」「レ、レオ様が気づかなかったなんて......!」「これ、私たち勝てるのかしら?」「.......多分負ける可能性が高い。」「!演技でもない事を言うものではないです!」「!?ぎ、銀髪!こ、この人天界人です!我々では相性が最悪すぎます!しかも、これはかなり位が高いみたいです。」「!?天界人!な、何でそんな奴がここに来るのよ!」「.......見つけた。やっと、見つけた。レイ。」な、何で、こ、コイツがここに......!「誰の事を言っているのですか?」「ここにはレイなどと言う名の奴はいないが?」「あ、もしかしてレイじゃなかったの?ごめんね。レイに似てたから。」よ、良かった。勘違いしてくれた。「あ、じゃあ、その子の事間近で見せてもらえないかな?」「?レオ様を?」「へぇ〜、君レオって言うんだね。」「.........。」「うちのレイもね、こっちの世界ではレオって名乗ってるんだって。偶然だね!でも、雰囲気とかが違うし........。?まぁ、良いや。じゃあね。」「........。」「レ、レオ様?だ、大丈夫ですか?」「だ、大丈夫、だ。」「けど、殿下震えてるっすよ?」「もしかして、アイツが探してたのって本当に........。」「それ以上言うな!.......アイツの事を思い出させるな!」「す、すみません。」「と、とにかく、早くここを出ましょう!レオ様、立てますか?」「だ、大丈夫だ。」「殿下、乗ってください。」「だ、大丈夫だから。大丈夫....うっ...。」「ロゼ!何をやっているのですか!殿下を気絶させるなんて!」「殿下が震えてる時、魔力がヤバいほど溢れてた。殿下、相当アイツの事怖いみたいだな。」「レ、レオ様が魔力を暴走させるなんて.......!」「それより、アイツ誰?」「分かりません。ですが、高位の神な事には変わりないですね。」「けど、殿下の事は気づいていなかったみたいだな。」「けど、いつ帰って来るかもわかりません。早くここを出ましょう!」「っし、行くぞ。転移。」「な、何やってるのよ!全然、違うところに飛ばされたわよ!」「わ、悪い。どういう事だ?魔力が安定しない。」「お前たちに呪いを掛けたんだよ。」「レオ様!身体は大丈夫ですか?」「あぁ、なんとかな。」「それより呪いとは?」「さっきも言った通りお前たちにアイツが呪いを掛けんだよ。呪いというか呪言に近いな。」「呪言?何それ?」「言葉の通り言葉で相手を呪ったり行動を禁止するんだ。今のお前たちは行動を制限されているな。なるほど、転移を禁止されたのか.......。」「レオ様は大丈夫なのですか?」「俺は使える。」「では、レオ様の転移を使って帰るのかしら?」「いや、ダメだ。居場所がバレる。」「という事は.......歩いて帰るんすか!?」「それしかないですね。」「こ、困ります!僕には仕事があるのですよ?後、何日で帰れるのですか?」「........場所がわからない。」「という事は迷子っすか!?ま、マズイっすよ?」「でも、それ以外にも道具がないですね。困りましたね。野宿するにも道具が必要です。ですが、その必要な道具がありませんし。.........誰か野宿した事がある人はいますか?」「自分はした事があるっす。でも、さすがに道具が足らなさすぎるっす。」「.......ですよね。レオ様、作れますか?」「.........分かった。何が必要だ?」「そうですね。まずは、テントですかね。人数分お願いします。」「分かった。第四階帝魔術さ........!?」「レオ様!だ、大丈夫ですか?」「あ、あぁ、だ、大丈夫。大丈夫だから。」「分かりました。では、私が作ります。レオ様は休んでいてください。」「........あぁ、すまない。」........無理だ。休むなんて出来ない。ア、アイツが!アイツが近くにいるんだ!み、見つかる。見つかったらまた.......!まだ、見つかる訳にはいかない。いかないんだ。大丈夫、絶対に見つからない。だから、抑えろ。恐怖を。心を殺せ。あの時みたいに。そうすれば、大丈夫だ。見つからない。「レオ様?大丈夫ですか?」「!?だ、大丈夫だから。」「ですが、震えていますよ?」「こ、これは.......。き、気のせいだ。」「レオ様........。」「すまない。情けないな。アイツは無理なんだ。すまない。」「何故、謝るのですか?」「.......わ、わからない。もう、何もわからなくなってきた。せっかく、アイツから逃げて来たのに........。終わりだな。」「では、私たちと一緒に逃げましょう。」「む、無理だ。お前たちが敵う相手ではない。お前たちだけでも逃げろ。」「お断りします。こんなに怯えている主人を放り出すほど私たちは腐っていません。」「死ぬんだぞ?いや、死ぬより辛い地獄を見せられるぞ?きっと、お前たちは俺を助けた事を後悔する。」「自分は構わないっす。死んでも。」「!ロゼ!何を言って.......!」「でも、それはもしもの時の覚悟っす。もし、逃げ切れたら生きて帰って来れたらみんなでパーティするっす!」「そうね。なら、もう一回レオ様の良い所を言う大会をやりましょう。そして、レオ様の可愛い顔をゲットするわ。」「.......変態。気色悪い。」「あ?あなたこそレオ様の前では可愛いぶりっ子してるじゃない!」「お前にだけは言われたくない。」「喧嘩しないっすよ?殿下が固まっているっすよ?」「ふふふ、そうか.......。実にお前たちらしい回答だな。まぁ、アイツが俺には気づかない。アイツに気づかれないためにいろいろと雰囲気を変えるようにしたのだからな。」「レオ様........。」「また、いつか話す。俺の覚悟が出来るまで待っていてくれ。」「自分はいつまても待つっすよ?」「私だって幾億年になろうともレオ様を待つわ。」「........なので、頑張ってアイスノウ王国に帰りましょう?」「あぁ、そうだな。アキラたちも心配しているだろうしな。」「そうと決まれば止まれる宿を探しましょうか。」
今回はいかがでしたか?次回もお楽しみに!次回からは新章に突入します。
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最高神の思惑




