閑話 : 不思議な少年
今回の話は閑話です。
これは私たちがサクラベル帝国に着いて間もない話です。私は一回レキたちに迷惑をかけたくなくて逃げ出してしまいました。その時に出逢った不思議な少年の話です。「ハァハァハァハァ、これは封印を解かなければ治りそうにありませんね........。困りましたね。今此処で封印を解くわけには.......。」「だ、大丈夫?」「だ......れ?」「と、とりあえず、寝転べる所に運ぶから。」「........お願いがあります。私を助けてくれませんか?」「え?........。」「.......?今、何て......?」「良いですよ。待っていてくださいね。天界を......最高神を.......。」ま、まずいですね......。い、意識が......。「レオ様!大丈夫ですか?」誰か呼んでいますね。「レオ様!レオ様!」「........だから、様づけは辞めてくださいと言いましたが......?」「は!......す、すみません。」「じゃない.......です。私はあなたたちとそういう関係にはなりたくないです。」
「!.......レオ!」「そ、そういえば、何処に行ってたの?俺たちすっごい探したんだよ?」「す、すみません。少し外に出ていました。」「?レオ、身体痛くないの?」「え?........い、痛みが消えてる?な、何で?」.......ま、まさか.......!あ、あの人が?これはお礼をしなくてはなりませんね。翌日、私はサクラベル帝国の有名なカフェに来ていました。「あ、やっぱりいましたね。........すみません、こちらの席座って良いですか?」「.........。」「?聞こえていないのでしょうか?あ、あの〜、すみません。だ、大丈夫ですか?」「.......はっ!す、すみません。え〜と、あ、だ、大丈夫です。」「すみません、いちごパフェをください。」「はい。かしこまりました。」「昨日はありがとうございました。見ず知らずの私を助けていただいて........。」「い、いえ........。」「ふふふ、楽にしてもらっても構いませんよ?それとあなたの名前を伺ってもよろしいですか?」「え?僕の名前.......?」「あ、嫌なら構いませんよ。」「う、ううん。嫌じゃない。ふふふ、僕の名前はシアって言うんだ。今日は良い日だな〜。」「ふふふ、そうなんですね。」「うん、なんたって今日はセツ様に会えたんだ〜。それにセツ様の事もたくさん知れたし。」「え〜と、そのセツさん?の事が好きなんですね。」「うん。もうめっちゃくちゃ好きなんだ。だから、セツ様の望みは全て叶えてあげたい程には好きなんだ。」「ふふふ、セツさんもこんなに良いファンを持っているなんて凄いんですね。」「うん!セツ様は凄いんだ〜。剣も強くて魔法や魔術の使い手でもあるんだ。カッコよくてとっても優しい人なんだ。それに今日はセツ様に会えてお話も出来たんだ。意外な事も知れたし。セツ様はどうやら甘党だったみたいだし。」「そうなんですね。確かに甘いものは美味しいですからね。私も好きです。」「はい!知ってます。」「お待たせ致しました。」「あなたは頼まないのですか?」「うん。僕はセツ様を見ているだけで幸せだからね〜。」「........え〜と、何故私を見ているのでしょう?」「?セツ様を見ていると幸せだから。」「........え?あの、私はセツと言う名前ではないのですが.......。」「もちろん、知ってるよ。」この方は.......一体。もしかして.......敵!ですが、敵意も殺気も感じられないですし.......。「あなたはこの国の方なのですか?」「え?僕?」「?はい。そうですよ。」「え?嘘。質問されちゃった。どうしよう。嬉しい!あ、え〜と、僕はこの国出身じゃないんだ。今日はお仕事できただけだから。だから、セツ様に会えて嬉しかったし。」「.......そうなんですね。」敵ではないみたいですね。「あ、名前はなんて言うの?」「......レオです。」「レオ......。レオか......。」「ふふふ、やった。.......あ〜、もうこんな時間だ〜。もうちょっと話していたかったけど。仕事があるからな〜。残念。」「分かりました。さようなら。」「あ、そうだ。」彼は去り際に私の耳元で言いました。「また会おうね。氷雪|様。」
!?どうして、その名を......!アキラたちにも言っていないのに......!まぁ、去ってしまいましたし、気にしていても仕方ありませんね。彼に着いては後々、考える事にしましょう。
今回はいかがでしたか?次回もお楽しみに!
次回
その後




