呪い解除
前回
レオについて。
レオの事情。
インターとお出かけ。
冒険者登録。
「ロゼ、アキラにかけられた呪いはどうなりましたか?」「あぁ、解除できたっすよ。」「......そろそろ目も覚ますはず。」「そうですか。助かりました。では、私は元に戻ってもかまいませんか?」「え〜、何でっすか?」「それは........。ア、アキラに聞かれたくないからです。」「?......アキラは気にしない。」「ま、まぁ、そうでしょうが......。と、とにかく、嫌です!嫌なものは嫌です!」「へぇ〜、そうなんすか。ふふふ、殿下の以外な一面をはっけんしたっすよ。」「.......ロゼ、言い残す事はありますか?今なら特別にどの属性で逝きたいか選ばせてあげます。」「す、すみませんでした〜。そ、その今のはじょ、冗談と言うやつっす!だから、本気にしないでいただきたいな〜......なんて。は、ははは。」「そうですか、ロゼは私に嘘をつくのですね。悲しいです。私はロゼに嫌われているようですね。残念です。」「ち、ちがっ......。違うっす。殿下、み、見捨てないでください!」「っ!すみません。少しからかいすぎました。安心してください。何処にも行かないですし私はあなたを見捨てません。......まぁ、あなたが私の事を嫌いになったり見捨てたりしたら私はあなたに近づきませんからそこは安心してください。」「......安心できないです。何で、いなくなろうとするんですか?」「え?い、いえ、別にそう言う意味で言った訳では.......!」「本当は悲しいのに寂しいのに何でそうやって我慢しようと、1人で抱え込もうとするんですか?」「え?な、何の話をしているんですか?私はただあなたが嫌になったら近づかないと言っただけですよ?あ、それとも死んだ方が良かったのですか?それなら、そうと言ってください。何を話しているのか分からなくなってしまいますから。」「い、いや、殿下、何言ってんすか?な、何で死ぬ発想になるんすか?」「え?私が死んだら解決するのでしたら、私はいつでもあなたたちの為に死にますよ?......と言っても、天界に戻るだけですがね。」「「「!?」」」「や、やめてください!」「ロ、ロード?どうかしましたか?な、何か不快な事を言ってしまいましたか?それなら、すみません。ですが、何が不快だったのですか?」「あなたのそういうところ大っ嫌いです!」「え?......そ、そうでしたか。す、すみません、。気づかなくて......。」「え?いや......。ちがっ......。」「では、私が居ては最悪でしたよね。それでは、私は失礼します。アキラの事をよろしくお願いしますね。転移。」「え?ど、どういうこと......?」「お前!今、自分が言った事わかって言ってんのか!チッ、ロードお前最低だな。」「ロードさん、あなたを見損ないました。」「な、何のこと......?ぼ、僕何か言った?」「まさか、自分の言った事がどれだけの事かを分かっていないとは......!」「親父、王様、落ち着け。」「コウ、お前......!何処まで、聞いてた?」「いや、聞こえてはいない。レオが防音結界を張ってたからな。」「お前!何故、殿下の事を......!」「おい、バカ!」「あ.....。」「やっぱりな。アイツはレオか。」「それより、何の用だ?此処は立ち入り禁止の部屋だぞ?」「変な感じがしたんだよ。それを辿ったら此処に辿り着いた。中を見たら親父たちがいて驚いたぜ。で、しばらく覗いていると急にロードのところから黒いモヤみたいなものが出てきたんだ。それで、ずっと見てたら、急にレオがヤバい顔をし出しりロードが焦ったりしていたから、何となく分かって説明しに来た訳。分かったか?」「あ、あぁ、そういう事か.....。だが、どうやって殿下の結界から入ってこれたのだ?」「それは俺も知らねー。」「なら、俺が教えてあげるよ。」「な、て、テメェは!」「やぁ、久しぶりだね。バコウ君。」「喧嘩売ってんのかテメェ!」「え〜?どっちだと思う?」「そこら辺にしておけ。コウではコイツには、勝てないからな。」「へぇ〜。よく分かってんじゃん。バカのくせに。」「君は何しにきたの?」「ん?ん〜と、レオがすごい悲しそうな顔してたからレオに内緒で出て来た。本当は慰めに行きたかったけど......。そこのロードって奴に用事ができたから残った。ただそれだけの話。」「僕何かしたの?」「へぇ〜、記憶ないんだ。そう言えば、リンにレオの事何か聞いたでしょ?」「え?え〜と、そ、そうだっけ?俺はわ、忘れてしまったな〜。」「はぁ〜、相変わらず嘘が下手だね。さすがバカ。ん〜と、話を戻すと多分その時に最高神につけられたんじゃないかな。さっきの黒いモヤを。」「最高神か.....。話を聞くかぎりでは相当なクズだった。」「ですね。吐き気を感じました。」「最高神も堕ちたねぇ。あ、そうだ。お使いをしなきゃね。はい、これ手紙。」「はぁ?何で俺に渡すんだよ?」「うっさい。バカ。俺だってお前なんかに渡したくない。けど、レオの命令だから。」「はぁ?殿下の?何で殿下から?」「さぁね。あ、それから、レオから伝言だよ。少しだけ旅に出ます。探さないでくださいね。もし、私の居場所が知りたくなったらその手紙に書いています。だって。じゃあ、俺は行くから。レオの居場所を知られる訳には行かないからね。転移。」「で、殿下?う、嘘ですよね。い、今すぐ探しに行きましょう!」「何処に行くんだよ?居場所が分からねーのに。」「そういえば手紙に書いてあるって言ってたぞ!」「そうだった。え〜と、はぁ?何だこれ?」「な、何て書いてあったんですか?」「私を見つけたいのであれば五つの鍵に五つの魔法、五つの魔術を見つけてみてください。私はそこにいます.......だってよ。」「.......?どういうこと?」「そういう事ならグレイ先輩に聞けばいいじゃん。」「グレイ先輩?誰ですかそれは?」「......レオ様のお気に入りの側近。」「「あ?殿下のお気に入り?しかも側近だと?」「ロード、話を盛りすぎなんじゃないか?」「.....さっきのお返し。」「あ、そうか。なら、いいか。」「ふぁ〜、何かあったの?」「アキラ!お前、身体は大丈夫なのか?」「え?うん、大丈夫だけど......。え?コウ、なんか知らない人がいるけど......。」「あ、あぁ、コイツが俺の親父だ。そして、龍人族の頭領だ。」「ロゼ・ディアランスだ。殿下の配下だ。」「殿下?」「レオの事らしい。」「へぇ〜、そうなんだ。あれ?じゃあ、この子は誰なの?僕らと同い年かな?」「いや、その方は......。」「僕はインター・アイスノウと言います。そこのバカと一緒で殿下の配下でした。」「え?アイスノウ?インター?なんかどこかで聞いたような?ん〜、あ、そういえば王様と同じ名前だね!よく見ると顔もかなてるし。もしかして、王様の息子さん?へぇ〜、可愛いね。でも、何で髪が紺色でも藍色でもなく緑なの?」「ア、アキラ!し、失礼だぞ!今すぐ、謝れ!」「え?何で?」「ププッ、お前一回あった奴に忘れられてるぜ?そんなに、影が薄かったとはな。国王がそんなんで良いのかよ?」「え?国王様?え!嘘〜。王様だったの!?」「やっと気づいたか。」「え、え〜と、どうしよう?そ、そうだレオは?レオはいないの?」「.......。」
「ア、アキラ、レオはな......。」「変な置き手紙を残して消えてしまいました。」「え!レオ、消えちゃったの?ど、どうしよう?あ、こういう時は、グレイ先輩に言えば良いんだよ。変な手紙?についても分かるかもしれないしね。」「チッ、やっぱりグレイグレイって、誰だよグレイって。」「会ってみたら分かるんじゃねーの?案外、知り合いだったりしてな。」「そんな訳ない!俺はそんなやつ知らない!」「親父の知らないは信用ならない。レオの事だって、一瞬忘れてたしな。」「ぐっ、そ、それは、昔と姿が違っていたからな訳で......。決して、殿下の事を忘れていた訳ではない!」「でも、レオの容姿は皇子様の頃の時だったやつだぜ?」「そ、それは、まさか殿下がまた人間に戻って......!」「バカ!何言ってるの!レオ様に言われた。大魔王だった事は秘密。」「今のあなたはそれが守れていませんよ。」「くっ、すまない。殿下の配下として恥ずべき言動だった。」「分かっているならいい。」「と、とにかく、そうと決まったならグレイ殿のところに行きましょう!」「まぁ、そうだな。.......けど、どうやって行くんだ?こっからじゃあ、一ヶ月かかるぞ?」「何言ってるの?転移があるじゃん。」「誰が転移を使えるんだ?」「あ......。」
「.......僕は使えない。」「悪いが俺も無理だな。親父たちは?」「俺は......無理だな。」「何だよ、今の間は?」「いや、本当に何でもない。それより、インターは出来ないのか?」「はぁ〜、私は元は剣士ですよ?出来ると聞くのはおかしくないですが?まぁ、出来ますけど。」「.....え?出来るの王様!じゃあ、早く行こう!」「はぁ〜、分かりました。ロゼはどうするのですか?」「もちろん、俺も行く。殿下が心配だからな。」「ですよね。では、転移。」「へぇ〜、お前、本当に転移使えたんだな。」「はい。そうみたいですね。久しぶりに使ったので失敗するかと思いました。」「え?」「久しぶりに?」「は?じゃあ、失敗したらどうするつもりだったんだよ?あなたの転移に頼りますよ?」「お、お前!結局は俺任せかよ!」「そうですが何か?」「ふぅ〜、まぁ、良い。とにかく、そのグレイと言う奴を探すぞ。」「ちょとグレイ!あなた、転移を使って誰かこっちに来ると言ったわよね!レオ様じゃないじゃない!」「私に言われても困ります。私はただ転移で誰か来ると言っただけです。それで、レオ様が来ると勘違いしたのはあなたではないですか。レオ様ではなかったからと言って私にあたらないでください。」「あ、グレイ先輩だ!」「ア、アキラさん!無事でしたか!良かったです。それで、レオさんは何処にいるのですか?」「え?え〜と、レ、レオは......。」「っ!?ねぇ、レオ様は何処に行ったの!?ねぇ!」「お、落ち着いてください。急にどうしたのですか?」「レ、レオ様の魔力が感じられない。な、何で?この世界の何処からも.....!」「え?う、嘘ですよね?レ、レオ様はそう簡単には死なないはずです......よね。」「チッ、やはり面倒だな。おい、貴様ら!俺が良い情報を持って来た。存分に聞くと良い。」「あ、あなたは?」「俺か?俺は....ふむ。名乗って良いのだろうか?まぁ、問題はないだろう。俺はレオンだ。」「「「「っ!?」」」」「ふっ、驚いたか?まぁ、俺は出て来てはならなかったからな。まぁ、その制約は今は出来ないからな。少し強引に出て来させてもらったのだ。それにしても.......懐かしい顔が勢揃いだな。ん?貴様......その容姿は.....!貴様の名は?」「え?ぼ、僕?」「他にいないだろう?」「え、え〜と、アキラ......です。」「......!そうか良い名だな。その名は大切にするといい。お前にとって大切な名前になってくるだろうからな。」「え?え〜と、あ、ありがとうございます?」「ふふっ、何故、疑問形なのだ?」「それで、レオンだったか?俺らに何の用だ?」「最初に言っただろう?良い情報を持って来た、とな。」「情報とは何の情報ですか?私たちはあなたとは、初対面のはずですが?」
「チッ、やはり人間は面倒だ。」消すか?いや、でも確か消すのは禁止されていたな。はぁ〜、何ともやりにくい。「俺は確かにお前たちとは会った事がないな。だが、そこの奴らとは会った事がある。なぁ?グレイ、ロード、メラスキア、ロゼ?正直、貴様らの顔は見たくなかったが......。まぁ、お前たちが俺の事をあまりよく思っていなかった事は分かっていた。いくら、主人の為とは言えやりすぎたらしい。だから、レオ様に外出は禁止されてしまった。だが、久しぶりにレオ様に会えたのだ!そこについては、貴様らに感謝している。」「は、はぁ。そ、そうでしたか。」「それで、貴様たちに頼みたい事がある。レオを探してほしい。」「え?でも、レオのところから出て来たのなら居場所は分かるだろ?」「はぁ〜、分からないから貴様らを頼っている。魔力を隠蔽されたからな。いくら、俺でもレオ様の本気の隠蔽では何処にいるか分からないからな。」「そ、そう言うことでしたか。」「では、行こうか。」「え〜と、どちらにでしょう?」「決まっているだろう?レオの居場所を知っていそうな奴のところだ。」「?」「リンのところだ。」
今回はいかがでしたか?次回もお楽しみに!
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