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ドラゴン・ドクター  作者: 西谷東
王立アカデミー編
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神獣討伐キャンプ②

「このフィグス大森林に住み着いている神獣は、テアー」


ボロ切れを縫い合わせたような不気味な人形。


剣を抜いたアズールは背後から近づき


「はっ」


一瞬で仕留めた。


そして、残された赤色の輝石。


「テアーは、倒されると赤色の輝石を落とす。この数で、競う」


ロス教官の課題でも提出するように言われてるし、都合いいだろとアズールが言った。


「え、そんな課題あったか?」


首を傾げるククルに


「……お前は、ロス教官の話を聞いていたのか?」


アズールは、呆れた顔。


「まあ、狩るなら早めにな」


周りをみてみろ、とアズールが促す。


すでに、竜騎士学科の生徒達が戦闘を始めている。



「オレだって、やってやる」





✳︎✳︎✳︎





(よし、気づいてない)


テアーの背後を取り、ククルは武器形状のクロノスを構える。


踏み出そうとした時


「ぎゃっ」


木の根に足を引っ掛け、ククルは思いっきり転んだ。



「クカカカ……」


その様子を、テアーが嘲笑う。



「おのれ、アズール謀ったな」


鼻を押さえるククルを見て


「アホか」


アズールは呆れ顔で、深い溜息をついた。













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