⑬清掃員と調査する
日間ローファンタジー100位!!
嬉しいので何話か追加で載せますね!!
クエストが出たから、僕に不都合な人なんだろうな。
情報が少なすぎて、どうすれば良いのか⋯。
一条さんを調べれば答えが見つかるかもしれない。
★
一条視点
社員食堂に行くと加藤がいた。
会わない時は、本当に会わないのに。
「ここいいかい?」
「良いぞ⋯何かイイことあったのか?」
彼はちょっとした変化に気が付くから加藤が好きなんだ。
「ほう、と言うことはオカルト系か?」
「まあ、そうだな⋯」
「焦らすね、時間は有限だ話せよ」
「昨夜、全裸幽霊を調べていたんだよ、そうしたら由緒正しい陰陽師と知り合った。」
「本当か!?実在するのか!本物か?」
「式神の依代を見せてもらったから本物だと思う」
動くところは流石に見せてくれない。
オカルトマニアとして、踏み込むべきじゃないと判断した。
「じゃあ、知りたい事根掘り葉掘り聞いたのか?」
「その気持ちは、あったけど気分を害されたら終わりだろ?紳士的に振る舞ったよ」
「へぇ、紳士的ね⋯。その人は女性で若いんだろ?」
「なんで分かるんだい?」
「相手が女性じゃなければ紳士的なんて出て来ない、男性なら礼儀正しくだ。」
相変わらず鋭い!なぜ独身なのか不思議だ。
「出会いも転んだの助けたし全裸幽霊の話で盛り上がって、気に入られてね」
「ほうほう、それで」
「最初はそんな気は無かったのだが、不思議な力が働いたのか告白して了承してもらい家に泊めた。」
「はあ?一条お前が!?告白されたら先ず調べるお前がか?」
会社での地位もあるし一応調べてから考えるようにしている。
だから自分でも不思議で仕方がない。
「一目惚れってやつかもしれないな」
「また先を越されそうだな」
「出世は辞令出たの数日しか違わないし、干ばつに緑が生えたなら加藤もすぐだよ」
「また、そういう言い方!でもそうなると良いな(笑)
とにかく、おめでとう!近い内に合わせてくれよな」
気を使わない同期は、本当に良いものだな。
★
真視点
気配を消して一条さんを張っていたら、凄い話が聞けたよ!
あの時の式神はレンだったんだね。
全裸幽霊をお互い調べていて意気投合した感じか。
それをどう僕に繋げたのか分からないけど、一条さんをこのままにしておくとシステムに気が付かれる可能性もあるな。
加藤さんは先に食べ終わり退室し、タイミングをみて一条さんに接触する。
「お疲れ様です一条さん」
「ああ、お疲れ様真壁くん。あれ普段着だね?」
「今日はお休みなんですけど、作業服もっ帰るの忘れてて、来たついでに社員食堂覗いて飯村先輩がいたらラッキーかなって」
「飯村くんと交際したんだったね。」
「運が良いのか吊り橋効果なのか分かりませんけど(笑)
そう言えば、一条さんも彼女さんいますよね?
今朝、話しかけられて、全裸幽霊の話を出来ると思われたらしくて」
「それは朝から迷惑かけて済まないね、アレには注意しとくよ」
「それは全然かまわないですよ。全裸幽霊の話は地元ですからね、ミーハーな気持ちですけどお話聞いてみたいなとは思いましたしね。」
ご本人だけど、客観的にどう思われているか知りたいかも(笑)
「それなら、今夜にでも飯村くんも含めて食事会でもしないか?
彼女はしばらく、このまちに留まるし友人の一人でもいて欲しいと感じていたんだ」
「先輩に確認しないと行けませんので連絡先教えてもらえます?」
連絡先を交換しその場を後にした。
案内カウンターで笑顔を絶やさない美人を見て、大声で僕の彼女です!と叫びたくなったが堪えて
「お疲れ様です、めぐみ♡」
「どうしたのシン?家にいるはずじゃないの?」
「作業服を持って帰るの忘れたから取りにきたんだよ、君の働いている姿じっくり見たことないし見に来た(笑)」
「エヘヘ、それでご感想は?」
「テイクアウトしたい♡」
「もう!仕事中にからかわないの!」
「さっき一条さんと話してね、今夜に恋人とめぐみを含めて食事会しないかと言われたんだけど」
「それは加藤さん?」
「僕の上司の?全然違うし、なんでそう思うの?」
「知らない?普段ポーカーフェイスの一条さん、加藤さんと会話する時だけ笑顔だからそっちの方だとみんな思っていたんだよ。」
さっきの会話から気の置けない同期か友人なだけだと思うけど⋯。
頭部意外は、高スペックなのに加藤さんが独身なのはソレが原因!?
「それは知らなかったよ、予定変わったけどOKして大丈夫かな?」
「いいよ!一条さんの相手気になるし(笑)」
★
?????
「⋯⋯本当に面白い」
お読みいただきありがとうございます!
ボヤボヤしていたらランキング載ってましたよ(笑)
嬉しい悲鳴ですね!
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