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ファンドマネージャー ~モンスターをM&Aして強くなる~  作者: 祐祐
第4章:パーティー&ダンジョン

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76話:出発に向けて

 予定通りに2人をレベル14まで上げた。

 あれだけトヤダンジョンでミニクラーケンを倒したけど、それでもお金が足りない。

 王都に行く前にできるだけ2人をレベルアップさせたいから、翌日からは休み無しで討伐していくことにした。

 王都に行ったら研究に付き合わされて討伐できないだろうし、その前借りってことにしよう。


 ヴェロニカとノクスの2人は今日は休みのようだ。

 ちゃんと休んで偉いな。


 2人のためにも気合を入れていく。

 ミニクラーケンを倒してステータスは上がったし、多少のケガなら自己修復で治せるはず。

 ということで、今まで1日1体としていたレッサーベアをどんどん狩っていくことにした。



 その結果、レッサーベアは3体狩れて、稼ぎは10万G超え。

 この調子で王都に行くまでは稼いでいこう。


◇◇◇



「セリアさん、ディックスです。

 今お時間いいでしょうか」


「どうぞ、お入りなさい」


「失礼します。

 明日から王都に向かいますので、そのことを伝えに来ました」


「そうですか。

 まぁ早く行って早く終わらせたいのでしょうか。

 ヴェロニカとノクスの2人は大丈夫ですか?」


「戦闘については問題ないですね。

 レッサーウルフはまだ戦ってないですが、ゴブリンまでは大丈夫でしょう。

 魔法を上手く使っていて、レベル以上の強さはあると思います」


「そうですか。まぁ2人が大丈夫ならいいんですが。

 それ以外に何かありますか?」


「そうですね。

 また長期間不在にするので、肉は3日分をスワンさんに渡しておきます。

 それ以上は悪くなるかもしれませんから」


「いつもありがとうございます」


「お金が足りなくなったら、預けている分を使って下さいね」


「足りなくなったらね」


 あれは絶対に使わないな。





「ヴェロニカ、ノクス。ちょうどいい所にいた」


 院長室を出てすぐに探していたヴェロニカとノクスの2人を見つけて声をかける。


「明日から王都に行ってくる」


「えっ、早くない?」


「面倒なことは早く終わらせたいんだよ。

 あと、残念ながらお金は貯まってないから、レベル15に上げるのは戻ってきてからだな」


「ちなみにレベル14にしてもらった後の10日間でいくら稼いだの?」


「大体100万Gだな」


「やっぱりその稼ぐスピードはおかしいよ」


 ノクス、質問しておいてその反応はどうかと思うぞ。


「まぁ次のレベルアップに必要な金額が390万Gだから、王都から戻ってきても1か月くらいは掛かるかな」


「まぁしょうがないわね。

 その間に1つでもレベルを上げておくわ」


「今のペースだとレベルが上がるのは5月上旬頃かな」


「ディックスはいつ帰ってくる予定なの?」


「往復で10日、向こうで1週間と言われているから合計で20日くらいかな。

 そうすると3月1週目くらいで帰ってくると思う」


「それじゃあ間に合わないわね」


「でもレベルアップに必要なお金も貯まってないし、ちょうどいいから1レベル分は自分で上げてもらうことにしようか」


「そうね、少しは自分たちでレベル上げた方がいいわよね」


「おう、頑張ってくれ」


 ヴェロニカは本当に天真爛漫というか元気だな。



◇◇◇



「じゃあ行ってきます」


「ディックス、悪いんだけど王都に着いたら、教会本部にこの手紙を渡してもらえますか?

 研究所での研究の合間で構いませんよ」


「手紙ですか。分かりました」


「頼みましたよ」


「あの、大切なものならギルドに依頼して運んでもらえばいいのではないですか?」


「ディックスが持って行くから意味があるんですよ」


 何なんだろうか。

 読むわけにはいかないけど、この手紙に何が書かれているんだろうか。


「ヴェロニカとノクスも行ってくるな」


「いってらっしゃーい」

「いってらっしゃい」


「そうだ。ノクスの影で動けなくしてヴェロニカが攻撃していたけど、ヴェロニカはもっと攻撃力のある魔法は使えないのか?

 カウンターや攻撃を外す心配無く攻撃できるんだから」


「今の所は使えないね。

 風の刃も威力は上がったけど距離は伸びなかったし」


「そうか。何かあればいいんだけどな。

 例えば風の刃を小さくしたり攻撃範囲を狭くする代わりに威力と数を上げるみたいなことはできないか?」


「うーん、どうだろう。

 無理とは言えないけど、すぐには難しそうかな」


「そうか。手のひらに拳大の風の刃の塊を作って、それで触るだけでズタズタに斬り刻むみたいなのがあるといいと思ったんだけどな。

 まぁ俺がいない間に何か威力を上げる手を考えてくれ」


「モンスター倒しながら色々試してみるわ。

 というか、王都に行く自分自身のことじゃなくて私たちのことを考えているなんてね。

 王都でのあれこれに不安になったりしているのかと思ってたのに」


「範囲を狭くすることで威力を上げる、ですか。

 影で動きを止めるのを足だけ、腕だけに限定したら拘束時間が伸びるかもしれませんね」



 ヴェロニカへアドバイスというか思い付きを話しただけなのに、そこからノクスもヒントを得て魔法を改良しようとしている。

 ノクスは本当に頭がいいな。


 また戻ってきたタイミングで2人がどう成長しているか見るのが楽しみだな。



xxxxxxxxxx

所持金:2,076,180G

xxxxxxxxxx

次話からは隔日投稿に戻ります

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