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ファンドマネージャー ~モンスターをM&Aして強くなる~  作者: 祐祐
第4章:パーティー&ダンジョン

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66話:Dランク

「皆さん、あけましておめでとうございます。

 今年もよろしくお願いします」


「「「「あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします」」」」


 ヴェロニカとノクスに今後のスケジュールを話してから5日連続討伐を終えて、あっという間に年が明けた。

 去年までは正月だけがお腹いっぱいに食べられる日だったが、毎日レッサーベアとレッサーウルフの肉を渡すようになって、正月以外でもお腹いっぱいになるようになった。

 それでも正月は豪華な食事であり、やっぱり特別だ。


 今年はどんな1年になるんだろうか。

 1年前には考えつかなかった状況になっているし、また今年も色んなことが起こりそうだ。


◇◇◇


 翌日はいつも通り北の森で討伐をしていく。

 いつもと違うのは帰りにレッサーベアを納品すること。


 Money is Allでレッサーベアの爪、牙、皮を用意してカバンに入れておく。

 もちろん、いつものレッサーウルフの爪、牙やハニービーの針も一緒に。


「すみません、納品をお願いします」


「はい、いつもありがとうございます。

 確認しますのでお待ち下さい」


 いつも通り冒険者ギルドの受付さんに素材を渡す。

 その中にはしれっとレッサーベアの素材も紛れ込んでいるんだけど。


「えっ? これってレッサーベアの爪?

 こっちはレッサーベアの牙と皮?

 もしかして、レッサーベアを倒しました?」


「はい。力が強くてダメージを与えるのも大変でしたが、なんとか討伐できました。

 さすがに大きかったので肉は持ってこれなかったですが」


 大変だったのは去年の春前の話で、今はステータスが大幅に上昇したので力負けすることは無いんだけど。


「おめでとうございます!

 ディックスさんはいつもレッサーウルフとハニービーの素材を納品されているので、レッサーベアの納品をもってギルドランクDに昇格できます。

 昇格でよろしいでしょうか?」


「はい、よろしくお願いします」


「かしこまりました。

 そちらの手続きもしてまいりますので、少々お待ちください」


 よし、予定通りギルドランクDに昇格できた。

 しばらく待っていると受付さんがマイカードを返してくれた。


「ギルドランクDになりました。おめでとうございます。

 次のギルドランクCに上がるためには、各種素材の納品や依頼の達成の他、初級ダンジョンの攻略が必須となっています。

 ここから一番近いのはトヤダンジョンになります。


 ただ、Cから上に上がる人はあまり多くありません。

 というのも、トヤダンジョンですらダンジョンボスは適正レベル30となります。

 そのため、かなりの経験値が必要となるためです。

 ここから先に上がる人は、優れた戦闘技術かスキルを持つ人だけになります。

 祝福を与えられてから1年ちょっとでギルドランクDに上がったとしても、簡単なことではありませんのでお気をつけ下さい」


「分かりました。ありがとうございます」


 適正レベル30になるためにはかなり多くの経験値が必要になる。

 レベル20になるためには合計で44万の経験値が必要になるが、そこからレベル25になるためには290万、更にそこからレベル30になるためには2,200万、と途方もない経験値が必要となる。

 だから、受付さんが言っていた通り、スキルと戦闘技術が物を言う段階になっていく。


 それなのに、既にレベル55相当のステータスがある私ってどうなんだろうか。

 でも、有能なジョブを与えられた人は1レベル上がる際のステータスの上昇幅が5より多いらしいし、私よりもステータスの高い人もいるはずだ。

 気を抜かずにしっかりと上を目指していこう。



 受け取ったマイカードの内容を確認してから、冒険者ギルドを後にする。


vvvvvvvvvv

名前:ディックス

ジョブ:

所持金:11,447,030G

補足情報:ジョブは読めない文字での記載のため王都にて調査中(クロス伯爵領)

冒険者ギルドランクD(クロス伯爵領冒険者ギルド)

vvvvvvvvvv


 ちゃんとギルドランクDになっている。

 Dに上がるまで長かったな。

 ……レッサーベアを倒してから納品しないで待っている時間が、だけど。


◇◇◇


「忘れ物はありませんか?」


「大丈夫ですよ、セリアさん。

 いざとなれば向こうで買いますし」


「無理はしないで下さいね」


「分かっています。

 予定では1月末、遅くとも2月1週目には帰ってきます。

 あと私がいない間の肉については用意できないので、預かってもらっているお金から使って下さい」


「1月末ですね、分かりました。

 お金については考えておきます」


「ははっ、おまかせします。

 ヴェロニカとノクスも見送りありがとう。

 帰ってきた時にどれだけ強くなっているか楽しみにしているよ」


「任せなさい! ディックスが驚くほど強くなっておくわ!」


「僕も新しい魔法を使えるようになっておくよ」


 自分がどれだけ強くなったのかは日々感じているが、それ以上にヴェロニカとノクスがどれだけ強くなっていてくれるのか、1ヶ月後が楽しみだ。



「それじゃあ行ってきます」


 3人に手を振りながら、初級ダンジョンであるトヤダンジョンに向かう。



xxxxxxxxxx

所持金:11,457,630G

xxxxxxxxxx


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