幕間 諸々の準備
「ーーーそういえばクク試練受かったのか?」
「はいっ!この度無事に上忍に昇格しました!」
「おっ!すごいじゃん!史上初クノイチの上忍おめでとう」
「ありがとうございます!これからも奮迅努力し主人殿をお守りします!」
「……いまさらなんですが忍者ってフィクションの中だけの存在じゃなかったんですね」
「忍者はいるぞ。基本は忍者の里から出てこないけど任務やククみたいに主人をもっている忍は普通に外出歩いてたりしてるぞ………ただ隠密や気配遮断が凄すぎてほとんどのヤツはきづけないんだが」
「ちなみに!ディランさんにはあったことありますよ。ディランさんは私を認識出来なかったですが」
「え、いつ……全然気づかなくて怖いんですけど」
「いつも熱いアニメ談義しているのを陰ながら見守っていました!」
「ぐふっ………出来れば聞いた内容は忘れて欲しい…です」
「分かりました!心の隅に置いておきますね」
「置いておくじゃなくて忘れて欲しいのですけど」
「後、ニーナさんも知ってますよ!アバターの姿ですが」
「えっ、妾のことも?ってアバターって事は妾のリスナー?」
「はい!いつも配信楽しみに見させていただいています」
「それは……どうも……ありがとう?」
「どうしたんですかニナさん?そんな鳩が豆鉄砲を食ったような顔して」
「だだだだって!リスナーと顔合わせたの初めてだからどんな反応すればいいのか分からなくて」
「……理想の真祖像が崩れていく……」
「ーーーとりあえずお互いの自己紹介はそれぐらいにしてお前ら次行くぞー」
「⁈ そうでした。ククさんがきたから聞きそびれてしまいましたが次はどこに行くのですか?」
「あぁ次の場所はーーーその前にお前ら戦う準備してるか?」
「はい!私は主人殿の懐刀!常在戦場の覚悟は出来てますっ!」
「ククはそうだよな。ーーー他の2人は?」
「妾は基本、武器なしの素手で戦うので戦えと言われれば戦いますよ」
「自分は………戦う予定ないと思っていたので何も持ってきてませんよ。今のご時世武器帯刀してたら捕まりますし……」
「じゃあディラン氏だけ武器調達しとくか。知り合いに武器商人がいるからそこで……」
「あのー………その前にどこに行くか教えてもらえませんか?」
「戦闘が起こる可能性がある場所なのですか?」
「あー……次行く場所は《魔》の頂点。様々な
《魔》が集う魑魅魍魎の城ーーー魔王城だ」




