町の防衛
食堂から離れると、
「ごめん、こうすれば、奴らも諦めると思ってね。」
ミンシルはイクシーを降ろした。
「ゆいから聞いてるぜ、今までありがとな。襲ったりしないから安心しな。俺は適当に寝るからさ・・・」
イクシーを部屋の前に残して外出するつもりでいたが、イクシーはしっかりと繋いだ手は離さず俯向き、耳を真っ赤に染めていた。そのまま無言で部屋の扉を開けた。
階段から人の気配を感じ、2人はサッと部屋に避難し、イクシーは鍵を掛けて、手を繋いだままベッドに腰を下ろした。ミンシルが並んで座ると、引き締まった二の腕にそっと寄り添った。
「そ、そんなにくっついたら、勘違いしちゃうぞ!」
ミンシルは離れようとしたが、上を向いたイクシーは目を閉じて唇を窄めていた。
恐る恐る唇を重ね、拒否らない事を確かめてから舌を絡める。ゆっくり味わってから、
「遮音結界、張って良い?」
イクシーは少しだけ目を合わせて、コクリと頷いた。
前のチュートリアルで麻衣との時は、それなりのプロセスを踏んでいたが、イクシーとの時は、いつの間にか全裸で、いつの間にか準備万端で直ぐに絶頂からのスタートだった。そこに少々物足りなさを感じていたミンシルだったが、今日のイクシーは、全くの受け身。元の世界では女子だったのでどうやっ脱ぐのかは解るが、脱がせるのは慣れているはずがない。ぎこち無くホルターネックのリボンを解いた。
「えっ?」
次はブラと思っていたが、いきなり本人に到達。ストラップレスの予想がまさかのノーブラ。キチンとホールドされているのはワンピが魔力でその機能を果している為だった。
イクシーは、さり気なくアシストしてワンピをクリアさせた。残り1枚になった時、ミンシルはイクシーの準備が自分のテクで出来るのか不安になったが、中断する気にはならず、最後の1枚をクリア。先ずは指でトライと目的地を探ると、すっかり準備は整っていて、中指はヌルリと吸い込まれた。
魔力補助無しで、素のままのミンシルを味わう。力強さも持久力も満足、2回戦迄のインターバルも気にならない。次のインターバルは少し長かったが、咥えてアシスト、魔力は使わずに3回戦を堪能した。夕方まで眠り、先に起きたイクシーが跨って揺れた。目を覚ましたミンシルの突上げを満喫してから、遮音結界を解いた。
ゆいの部屋では、残りのメンバーで作戦会議。
「多分、今日は問題無いと思うよ。」
ゆいの鑑定では、より強力な魔物が近付いていて、明日到達しそうな魔物は、他のパーティーでは太刀打ち出来そうにない。何とか説得して前に出たいところだが、あの仕切り屋は話にならないだろう。
2日目の夜警。魔物が強力になったのは、ゆいの予測通りだったが、冒険者の実力が想定を下回っており、ジリジリと押し込まれて来た。
正面ゲートの外で魔物の大きな咆哮、続いて仕切り屋が
「拙い、引け!ゲートを閉じて防戦だ!」
負傷した仲間を担いで流れ込んで来た。
「今度は私達が前に出ますね!」
ゆいがニッコリ微笑むと、
「好きにしろ。」
ゆいとミンシルは閉まりかけたゲートから外へ、イクシーはヒールを受け持ってゲート内に残った。
東西のゲートでも同じ様に劣勢となり、スープが前に出る。東ゲートではトムとフカヒレ、西ゲートではボルとブイヤがゲートから出て闘う。
ヒールは専門外のイクシーだが、強化アイテムとゆいのアシストでちょっとした軍医以上の成果を上げた。東西ゲートからも運ばれて順調にヒール。ただ、傷は癒えても恐怖で震え立ち上がれない人が大半を占めた。
そんな冒険者達を纏め、ひと晩快楽に浸り切った夢を見させた。スッキリした表情で目を覚ますと、トランクスの中に違和感を覚え、コッソリ浄化魔法を掛けて仕切り屋が演説する作戦会議に参加した。
一方、外で闘うゆい達は、苦戦の元凶だった大型の狼を退治、雑魚を蹴散らしながら、更に大きな狼がいる森に突入、一気に攻略と思ったが、日が昇って来てタイムアップ。それ以上追うことも出来ず、戻って魔石を回収した。




