表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
65/73

新ユニフォーム

 翌朝、

「あれ?着替え?」

ゆいは、昨夜準備していた服を見つけられずにキョロキョロ。

「コレ着て、ユニフォームだから!」

 露出度の高い赤のワンピを着たイクシーが、淡い紫の服を差し出した。

 予測通り、イクシーと色違いのワンピ。ホルターネックで、背中がほぼ丸出し。

「コレじゃあ、下着が丸見えでしょ、もうちょっと控えめが良くない?」

「大丈夫、見て!」

クルリと背中を向けた。

「特殊繊維に魔力を纏わせているから、ノーブラでちゃんとキープしてくれるの!」

軽く跳ねて、肉塊をバウンドさせて見せた。

 渋々着替えると、キチンと合った下着を着けている時と変わらないホールド感で一安心したが、胸元も谷間くっきり。動けば溢れだしそうな新たな不安に駆られた。

「大丈夫!ソコも魔力でサポートしてるから!」

ゆいのクレームを見通してイクシーは、かなりアクロバットなストレッチを披露した。

 トップと比べると、スカート丈は驚きはしなかったが、

「やっぱ、コレが必要ね。」

イクシーの手の平には、白いレースのリボンだろうか?極小さな布がチョコンと乗っていた。

「こ、コレって、ぱんつ?」

「うん、今のじゃ、スリットから見えちゃうでしょ?」

慌てて確認、少し腰を捻ると、スリットはぱんつの遥か上までパックリ開いていた。

「穿き替えて!」

「いや、そんな、目の前でなんて。」

「え?女同士は、フルオープンが常識って言ってたよね?」

「ソレはお風呂の事でしょ?解った、替えるから、ちょっと

アッチ向いてよ。」

ゴソゴソと穿き替えて姿見で確認、ぱんつが見えなくなったのは確かだが、ここまでが脚、ここからがお尻の曲線の切り換えがハッキリして、穿いていない様に見えなくも無い。裾を捲って見ると、最低限隠さなければいけない所はギリギリ何とか隠れていたし、魔法でパンチラも防ぐだろうと、一先ずイクシーのコーデに付き合う事にした。

 戻って来たゆいをじっくり観察。裾を捲って中身もチェックして、

「ターンして見て!」

ゆいがフリーズしていると、イクシーは手本を見せる。遠心力でスカートが舞い上がり中身を披露した。拒否権は無さそうなので、クルリと真似をした。

「うん、良い感じね!ターンでこの位なら、普段はチラ見せね。」

「え?魔法で見えないって訳じゃないの?」

「まさか!チラリは男の浪漫でしょ?」

「あと、なんかスカート、そっちの方がちゃんと隠せてない?ユニフォームだったらお揃いじゃなきゃ!」

身長の差のせいか、丈に余裕があるし、プリーツになっていてスリットは無かった。

「まぁ、そんな細かい事で騒がないの!ソレよりもうペコペコだよ、食堂行こっ!」

イクシーの勢いに流されて食堂に向かった。


 朝食は、男子達が泊まっている宿の食堂で待ち合わせ。ゆいの予定?期待では、元女子の皆んななら、過度な露出に苦言を呈し、ユニフォーム廃止か、普通に身体を覆うモノに変更出来ると踏んでいた。

「おはよ、イクシーセレクトなんだけどね、露出度高過ぎて落ち着かないの。」

「そんな事言わないで!メチャ似合ってるし!」

 全員、うっとりと眺め大好評。乗り切じゃないゆいが反論を考えていると、

「そんなに露出に拘るなら、ナマ脚じゃ無くストッキングは?」

ブイヤの提案にイクシーは即、バックを漁って、ガーターベルトとストッキングを出してゆいに渡した。

 トイレに行って着用、少しは落ち着いた気がして食堂に戻って食事を済ませた。


 荷物を取りに部屋に戻ると、

「ねぇ、皆んなが反対すると思ってたでしょ?エロ過ぎって。」

「あ、うん、なんかあんなに褒められるなんて思っても見なかったよ。」

「アタシのスキルでね、どんな服で欲情するか解るんだよね、皆んながソソるポイントをまとめたらこうなったんだよ。反対する訳ないじゃん。」

ゆいは反応に困ったが、

「でも、どうして?」

「彼奴等全員、ゆいが好きなのに、行きがかりでアタシを抱くようになったでしょ?アタシは満足してるから、彼奴等にも目の保養させようと思ってね。あと、ゆいをもっと想った方が感情縺れて興奮しそうでしょ?」

ご機嫌のイクシーは、お泊りの交代制は継続するつもりの様だった。


 出発の準備が整ってチェックアウト。外には男子達が待っていた。新しく揃えた色違いのシャツがイクシーの言うユニフォームだろう。黒のパンツは共通でミンシルがオレンジ、ボルが黄色、トムが緑、ブイヤが青、フカヒレが紺。イクシーの赤とゆいの紫で虹の7色だ。

 パーティー毎にユニフォームを作るのは必須ではないが、比較的、若手のパーティーで流行っている。装備品の類も、見掛けは初心者にも買える安物、馬車も見掛けはオンボロなので、どこから見ても駆け出しパーティー。ギルマスの肝いりクエストを押し付けられる心配は無いだろう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ