↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
25/28

ラビの説明

 ラビの説明は色々と普通の人間には分からない概念も多いということでかなり簡単なものだった。

 いわく――


屋敷の住人が一人になる前後から徐々にその空間から外から切り離されかけてくるという「歪み」が発生


そこに同じ外からの逃避感情を持つ二人が接近する


3人の意思が増幅し合い外とは切り離された独立の空間となる


しかしその意思が揺らぎ始めたところで外からの闖入者が数人内部に迷い込む


私たちが訪れる少し前に変化は大きくなり、元の世界への帰還の流れは構築され始め、その流れはうねりとなって外と屋敷の周辺の境目を消していった


そして私と海くんがその流れを止めることなく寄り添ったと


「寄り添ったと言われても……特に何かできたわけではないですよ」

「何もトラブルなく収束しただけで十分だ。3人の意思は外界を拒絶していた。しかし元の世界へ戻るべきだと徐々に変化し、更に最近ではその意識がより強くなっていった。しかし意思は迷い揺らぎやすいもののようだ。君達があの屋敷に行ってからも残り二人の意思が別方向に行かずに終わりまで保たれた。お手柄と言っていい」

「いえ――ありがとうございます」

 一応あの二人の邪魔はしなかったというか、言われてみれば寄り添いぐらいはできたかも。海くんも風香ちゃんの遊び相手になって、元の世界に戻る時の不安解消になったかも。

「では君達の見解を聞かせてもらおうか」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。