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9話 告白

最近、困ったことがあります。

それはスーアの事を意識しすぎて緊張してしまいます。

前よりも無言な時間が増えたり一緒に歩きずらくなりました。


どうしよう・・・このままだったら嫌われちゃうかも・・・。


宿屋の部屋に閉じこもっていると、ノックする音が聞こえました。


「リリー、いるか? ちょっと話があるのだが・・・」


私はこのままではいけないと思い、ドアを開けました。


「おはよう、スーア」

「おう、おはよう」


しばらく気まずい雰囲気になりましたがスーアが口を開きました。


「俺、なにかリリーに嫌な事を思いをさせちゃったかな? もしそうならごめん」


悲しそうな顔をしていたので私は否定をしました。


「違うの!スーアのせいじゃないわ!私が悪いの!」

「リリーが?」


そう、旅をしているうちにスーアの事がだんだん好きになり、

仲間じゃなくて恋人になりたいと思うようになりました。


しかし、旅をする仲間なのに告白してしまうと、

断られたら一緒にいれなくなると思って迷ってしまったのです。

それが怖くて言えなかったのですが、

このままだと余計に旅ができなくなるから勇気を絞りました。


「大事な話があるの!この町にある展望台に先に行ってて!」


告白するなら場所は大切です。誰もいないところでお話をしたいし、

もし失敗したらそのまま一人になって泣けばいいので。


私は一旦部屋に戻り、

勝負服の白いワンピースを着てスーアが待っている展望台に行きました。


展望台に到着し、スーアの目の前に立って告白をしました。


「実は私、スーアの事仲間としてじゃなくて一人の男性として好きになっちゃったの!恋人になりたいの!だから結婚前提として付き合ってください!!」


あーあ、私ついに言っちゃった・・・これで断られたら一緒にいれなくなっちゃう・・・。

怖かったのですがスーアが優しく抱き寄せてくれました。


「本当は先に俺が言うんだったな。リリー・・・俺も君のことが好きだ。こっちこそ恋人になってくれないか」


「スーア」


顔を見上げてスーアを見ると、優しく私の唇にキスをしてくれました。

嬉しい・・・告白してよかった。出逢ってくれてありがとう、スーア。


こうして私たちは旅をしている仲間から恋人になることができました。

次回がエピローグになります!2人を見守ってくれると嬉しいです!!

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