入団決定
カイン 30歳 異世界転移済み。コック。 アマチュアサイコメトラー メイス,くない
ショーン きのこの精霊
トリス ビキニアーマー戦士 入団希望者
マクベル ゴスペルオバちゃん入団希望者
ムーク 呪術師 舞空術使い入団希望者
クロム アサシン 認識阻害
バクス 筋骨隆々 戦士
「よくぞ生き残った。今回は多くのものが入団できるであろう。
では、各騎士団の団長達に登壇頂こう」
3人の公爵家を代表してホワイト公爵が場を仕切る。これだけアンデット大量発生しててそこのカラクリの解説はなかった……
壇上には、白、赤、黒の鎧にそれぞれのマントをつけた騎士達が3人の並んだ。
「まずは私から
白狼騎士団団長ウォーレンだ。
市民の尊い命を守るため日々精進するのが我々の努めだと感じている。
宜しく頼む。」
「ワシは赤鳳騎士団団長モリヤ。
志だけでは人は守れん。より効率的により安全に事を成すのが我らのモットウ。
我が団に相応しい者を見つけることができた。此度は充実した入団試験だったぞ」
「妾は、黒龍騎士団団長メルルじゃ。龍のアギトは絶対的チカラの象徴。妾のもとへくれば主らの真の力を引き出してやる。挙って馳せ参ずるがよいぞ」
各団長それぞれ個性がありそうだ。
白狼のウォーレンはザ・騎士団長といった感じで、軍を自分の武勇で引っ張るような勇壮な雰囲気が伝わる。全身にある傷跡からも……。
大剣を背負っているのが印象的だ。
赤鳳のモリヤは軍師といったところか?年齢も1番高そうで、経験値や軍略が冴えそう。なぜか、軍配を持っている。
黒龍のメルルは魔法使いや司祭のような雰囲気。杖もどうやったらあんな風に木が育つのか不思議になるくらいのもので、先端が二本に避け螺旋状に渦巻いている杖だ。
不思議オーラ全快の彼女だが、容姿も不自然に若そうなので益々濃いベールに包まれた素性のようだ。
「では、これより通例に従って騎士団からのスカウトを執り行う。
今回の入団試験の出来栄えについてこちらの団長達は終始観察していたその団長達に各々の騎士団に欲しいか欲しくないかを問う」
えっ!?なんて残酷なやり方……
ひと思いにスパっと決めてほしいもんだが……
「では1番 狩人 ジョアンの入団を望む団は挙手を……」
スッ
「ジョアン殿は我が軍門に迎え入れたい」
ウォーレンが挙手をする。
「またれよ。ジョアン殿はワシのところに欲しい」モリヤも挙手をする。
「白狼と、赤鳳か。では両者の言い分を」
「単純に自力のある狩人を我々は求めている。私とともにいこう」
ウォーレンは語る。
「ならぬ!ここまでの人財はワシは捨ておけん。ジョアン殿の体力と弓の腕は策の要となるであろう。ワシとともに手柄を挙げんか?」
モリヤは誘う。
「では、ジョアン殿はどちらがよろしいか?」
「私は、策の要となる働きがしたいので、赤鳳を希望します。」
「よし、では赤だな。
次、2番 マクベル……」
この調子で各メンバーの入団が決まった。
今回は豊作だったようだ。
そもそも殲滅を果たせる時は非常に珍しく各人が殲滅に貢献したので全員入団が決まったそうだ。
各メンバーの進路はこうだ
2番 マクベル ゴスペル歌手 赤
赤では特にデバフなどの能力持ちは優遇されるため
3番 ムーク 舞空術使い 白
物資運搬などの所々の業務補助目的
4番 バクス 筋骨隆々戦士 黒
今後の可能性を考慮し、さらなる成長を期待して
5番 トリス ビキニアーマー 白
迅速な作戦行動の実施と自力が評価され
6番 マトン カンフー使い 黒
今後の可能性を考慮し、さらなる成長を期待して
8番 クロム アサシン 白
索敵、隠密などあらゆる実践での可能性を示唆して
そして俺は
7番 カイン 転移者 白
状況判断、各テストでの好成績とのこと
「いやぁー無事に入団できてよかった……」
「そうですか?カインさんならむしろ白狼ではなく他の騎士団に取られることのほうが心配でしたよ?」
「ありがとな!アベル。でも、ここではそっちの方が先輩なんだから年齢抜きでそっちがタメ語で話してくれないと困るな……」
「ふふ……わかった。
これからよろしくね。カイン。
知っての通りこれからは衣食住全て騎士団で確保してくれる。
存分に鍛錬や業務に集中してくれていいよ。」
「あぁ、ありがてぇな。」
「まずは団長への挨拶だが僕が根回ししといたからカインへの信頼は元々高めに取ってくれるはずだよ」
「えっ?ホントか?こっちに来てから転移者、転移者っていっつも偏見なんで助かるよ」
「あぁ任せてくれ。なんなら今から行こうか?今なら一緒に行くよ」
「おっ。助かるわ。宜しく頼む」
「団長!彼がカインです。
先ほどお話していた同郷の方です」
「おぉ。先程のカイン殿ですか。」
「団長様、もう入団したので"殿"はやめてくださいよ。カインです。宜しくお願いします」
「キミは精霊も使役しているのかい?」
「あ?これは、キノコの精霊ショーンです。ショーンは自分が使役したわけじゃなく、ここに来るきっかけになった神様から授けられたんです。」
「ほう。そうか。
それはイイ。大切にするといいよ。
まだ何かあったかな?悪いが次も詰まっていてな……」
「あぁー!大丈夫です。
予定優先してください。
これから宜しくお願いしますっ!」
「あぁ。悪いね。こちらこそ宜しく頼むよ」
俺の新たな門出はここからだ。
ニイナ待っててな。




