スネイプニル捕獲
カイン 異世界転移済み。コック。 アマチュアサイコメトラー メイス,くない
イナホ 白狐(美女) ボクっ娘 神
ショーン きのこの精霊
メイリン ギルド受付嬢
「だぁー昨日は見つけらんなかったんだわぁー」
カウンターに突っ伏しながらメイリンに愚痴をこぼす。
「カインくんどの辺り探してたの?」
「え?橋渡ってすぐ辺りですかね……」
「うーん、この国の南側にあるタミルって村の近くで比較的出やすいらしいよ」
「えーーそれ、昨日教えてほしかったですよ……
とはいえ、貴重な情報ありがとうございます。とりあえずその辺り行ってみますね」
というわけでタミルの村周辺に目的地を定めて移動し始める。
ただ、昨日のボウガンの矢とファイヤースターターは拾いたいので、昨日の焼け焦げた広場へ向かう。
広場に行ったが全く見つからない。
溶けてなくなったのかなぁ?
せっかく元の世界から持ってきた貴重品なのに……
この倒し方は良くないからもうやらないようにしよう。
一応予備にもう一本あるけど、これは大事に使わないとな……。
焼け焦げた広場を離れようとしたとき
ガサッ ガサガサッ
と茂みで音がする。
俺はボウガンを準備し相手が出てくるのを待つ。
だが、いっこうに出てこない……
俺は以前ショーンに習った地面を伝って気配を感じる方法を試す。
だがそれでも全くわからない。
「ショーン。何かいると思うか?」
「うーん。なんッスかね?自分もよくわかんないッス。地面にほとんど荷重がかかってないッスね」
「ってことは魔物ではないと……」
「たぶんそッスね。
そんな感じはないッスよ」
ならいいか。
俺は気にするのをやめて、
タミルの村の方へ向かってみた。
タミルの村に着くころには昼をまわっていた。俺は街から持ってきたリンゴを齧りながら辺りを見回している。
ダダダダダ
え!?ほ、ほんとにいた!?
スネイプニルが現れた!!
しかもすぐに見つけられるとか幸先良し!
だが全くもって距離があるし、追いつけそうにない。
取りあえず走って行った方に向かう。
だが、走った方にいくら歩いても雰囲気すら感じない。
「ショーン。どこいったかわかるか?」
「たぶんあの大きな木の方角かな?」
ショーンが指示するのはおそらく東側にある一本杉だろう。取りあえずそっちに向かう。
そっちに向かうとスネイプニルが木陰でたぶん立ちながら寝ている。
思いがけないチャンスに心を踊らせながら俺はスレイプニルに近づいた。
が、どうすればいいんだろうか?
服従させればいいといわれてたがそれはどうする?
……冷静に考えれば攻略法がない。
考えたあげく導き出した答えは……
「ワァーーーーッ!」
スネイプニルの顔のすぐ近くで大声をあげた。
スネイプニルも目を冷ましたがさすがにお怒りの様子……
でもそれでいい。
冷静な判断ができないようにして、怒りをこちらに向けさせ、徹底抗戦に持ち込む。
だが、起こした時からメイスを振りかぶった状態だから変な動きをしたら叩くだけだ。スネイプニルは頭もいいようで状況もすぐに理解しあっけなく服従させた。
でも、こんな脅しみたいな方法でいいのかな……。
捕まえたスネイプニルになんかごめん………
と心の中で謝りつつ取りあえず街に戻る。
明日は入団試験。
今日はもぉ上がって明日の準備をしたいと思う。
備えあれば憂いなしだ!




