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毎日のルーティン

カイン 主人公30歳 異世界転移済み。

    肩にショーンが生えている

イナホ 狐+美女 ボクっ娘 土属性

ショーン カインの肩に生えたキノコの精霊

     森も操れる精霊

ギース ベテランハンター ランク銅

タムル 村長兼ギルドオーナー



「えぇ!!ツタ出せないの!?」


なんのためのキノコよ!?

イナホに召喚してもらって俺に憑いた?寄生した?キノコの精霊ショーン。


もともとは森を操れるほどの霊体だったはずだが、村の中では何も出せないらしい。


今のチカラを、見せつけてもらうようお願いしたが、蔦どころか、何も動かせなかった。


変化があるのは、地面の雑草が日光を浴びてるポカポカ感が肩からちょっと流れてくる程度。

ほんのり暖かい。……だけ。


な、な、なんじゃこりゃあ?!


キノコ肩にはやしてどんだけ不潔なの!?って見られるだけで、得るものなしとか……

誰得よ?!


「まぁー自分は新しい宿主さんと出会えて嬉しいっすよ」


イナホと一緒で考えが読めるらしい。

輪をかけてに腹立たしいな。


「イ、イナホ。このショーンさぁ……使えるの?」


「ふふふ。もしかしてツタ使うとかそういうの想像してた?そんな攻撃的な使い方は今は無理だよ」


「な、じゃあこれなんのために俺にくれたの?」


「生存率を上げるためだよ。鍛錬は自分で頑張るべきだしね。たぶんショーンから色んな感覚が伝わってくると思うから、まずは森で瞑想してその知覚を高めるとこからやると意味が生まれてくるよ」


「えっと……そういうことか。

じゃあ、斥候だとか偵察ようの感覚を高めるための精霊ってことか?」


「うん。そうだね。今はまだそんな使い方だと思うよ。ちゃんと良質な栄養与えて育ててあげてね。宿主さん。」


「そうっす!諦めるっす!よろしくっす!」


なんか、寄生されてるって考えるとスゴいイヤな感じがするな。まぁもうちょっと様子見るか……。


俺達は今日はもう宿に戻って休む予定だったが、せっかくショーンをもらった?のだ。

ちょっと今日は飲みにも行かずに自主トレしよう。


イナホには銀貨1枚の小遣いをあげて酒場で飯を食いに行かせた。なんか俺に気を使ってくれたのかすんなりと一人で出ていった。


さて、じゃあ今日はとことん色々やってみようかな。まずは瞑想から……。と思っていたが、ショーンが話しかけてきて集中出来ない。


こいつマジで引き抜いたろか。


「ショーン。今、俺は瞑想したいんだけど」


「わかってるっすよ。仮にも宿主さんとおんなじ身体っすよ?」


このショーンは意味がわからないことに寄生にも関わらず俺の身体から生えていない。


どうもイナホの話では俺のオーラ(アストラル体)にくっついてるらしい。

オーラは身体の外側を覆っているもので、霊体のキノコはそれに生えるんだとか。

なので、厳密には身体から生えている訳ではない。


また宿主として生活を正し、心の健康を保つようにも強く念をおされた。アストラル体と呼ばれるこのオーラは感情が影響を与えるそうだ。


よくわからんけど、平たく言えばストレスためすぎないように健やかに過ごせ。ということのようで普通に過ごしていればいいらしい。


ほんとよくわからん生き物だが、今コイツが話しかけてくるから瞑想は雑念だらけになってしまう。


なので、一旦、瞑想よりも以前ギースに教えてもらった気を操るトレーニングをすることにした。


両掌で気を感じるのと、

気のボールを使ったキャッチボールだ。


流石に地味すぎたが、霊体のショーンには理解できてるのか、「そんなのできて当たり前っすよ」とか、「何やってんすか?暇なんすか」とか、言ってきている。


うまく気をキャッチ出来ていなかったりしたら、こんなリアクションはしないので、きっと正確にできているんだろう。


初めてのトライにも問題なくできてそうなのでとりあえずOKだ。


ちょっとずつ色とかがわかるように今後も意識してみよう。


「宿主様?ちょっとお腹減りません?早く飯にするっす。」


と、うるさくショーンに邪魔されるので今日はこのくらいにして、酒場に行ってみることにした。


−−−−−−−−−−


酒場に行ってみるとギースとイナホが一緒にカウンターに座っていた。いつもどおりの場所だが、二人で話をしているのは少し意外だった。


二人の後ろから何を話しているのか聞いてみると、普通に真面目な話だった。


「気功術は、タムルさんから教わったんだ。俺が何も知らずにハンターになろうとしてたから見るに見かねてということらしいぜ。」


「へぇー。いい事教えてもらったよね。僕もあの技術はいいと思うよ。カインも使えるようになるといいんだけどなぁ。

ねぇー、いつぐらいに使えるようになると思う?」


!?いきなりイナホに後ろを向かれて話を、振られた。

そうか気配で位置情報くらいわかるのか……


「あ、えっと……なるべく早く身につけたいけど。

ギースさん。とりあえず練習あるのみなんですよね?」


「あぁ。そうだな。おめぇが真面目に取り組んでるなら早いだろうがな」


「ぜ、善処します!」


なんか、来た瞬間に変なプレッシャーをうけてしまった。


この後、俺は地味にプレッシャーをかけ続けられながら腹を満たした。


でもこのプレッシャーは期待もされてると思って、まずは日課から変えていく。

ちょっとずつでも変化してかないとな。


日々のルーティン

1. 太陽への参拝。瞑想。

   能力開花のため。

2. 気の認知トレーニング。

   気功術習得のため。

3. 筋トレ。

   この過酷な世界を生きるため

4. 武器の自主連 

   この過酷な世界を生きるため

5. アフォメーション

   自己暗示のため


とりあえずこれを毎日のルーティンにして行く。


なーに。男は30から!

大丈夫。俺ならまだまだいい男になれる!明日からどんどん上の自分になる!


よしっアフォメーション(自己暗示)もバッチリ!

早くチカラを、つけてニイナの元に行かないと。




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