振り返ってみると……
カイン 主人公30歳 異世界転移済み。
右目負傷につき眼帯使用中
イナホ 狐+美女 ボクっ娘
ショーン カインの肩に生えたキノコの精霊
ギース ベテランハンター ランク銅
タムル 村長兼ギルドオーナー
朝になると昨日ルーティンにしたいと考えていた項目を1つずつこなす。
週間を変えるのは、朝の起きてすぐ、朝飯前の行動を変えるのが1番いいと思っている。
村の東側の広場で太陽が見える場所で瞑想し、筋トレをこなす。
筋トレの後は気を操るトレーニングをして、武器の取り扱いの自主練。
そして最後にアフォメーション。
朝日の昇る時間から2時間ちょっとでこれらのルーティンをこなす。
なかなかに気持ちがいい。
朝のトレーニングってやっぱりいいな。
俺はいつもの酒場で朝食を取りつつこっちの世界に来てから今までを振り返る。
最初にこっちに来た日にタムルさんやギースに会い、次の日にはギルドハンターの1日に同行し、その日顔面を食われる。3日目にニイナを見つけ、4日目にアスナにそのことを報告。5日目にイナホとギースを連れて初のギルド依頼をこなし、今日でやっと6日目。
濃密だなぁー。
あっ、そろそろ一週間立つしお金の勘定もしておこっと。
一泊銅貨50枚だから、50枚×6日で銀貨3枚(銅貨300枚)
武器防具類が俺が銀貨20枚。イナホが金貨7枚、銀貨50枚
食費 銅貨約20枚×6日で銀貨1枚、銅貨20枚+イナホの小遣い銀貨1枚。
俺の治療費はこれから確認。っと。
2日目の時の残り所持金が金貨2枚、銅貨15枚だから、イナホの武器防具を抜いて考えると銀貨5枚、銅貨20枚となるから、金貨1枚、銀貨94枚、銅貨95枚。そんなジャラジャラ持ってないのは宿泊代が基本ツケになっているからだ。
それにしても……なんか、俺めっちゃイナホに貢いでるな。ま、神様に寄附したとポジティブに考えておこう。
とはいえ、ちょっと俺の防具買い直そうかな?指輪類を全部換金してから考えようかな?
俺はちょっと金の周りがイナホへの上納金(武器防具購入費用)でおかしくなっているのでちょっと今更ながらヒヤッとしたが、これからタムルさんのところに行くと昨日の追加報酬ももらえるだろう。
とりあえず今すぐ金が必要なわけではないから冷静に資金繰りは考えよう。
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今日は、ギースと村長宅の前で待ち合わせになっている。ギースも予定通りの時刻に到着し、二人で村長タムルさんの執務室へ。
コンコン。ガチャ。
「失礼します。カインです。
タムルさん。今、よろしいですか?」
「おぉカイン殿か。待っていた。
昨日のことは調べがついているこちらの不手際もあったようだ。悪かった。
だがな、今回の場合は行方不明者の原因が君が、倒した怨念なのか判断がつきかねる。
悪いが今回は支払い金額の増額はナシで理解してもらいたい。」
「なっ。そりゃああんまりだぜタムルさん!コイツも紛いなりにも命かけて戦った戦場が銅貨20枚って。ギルドの安宿より少ねぇじゃねぇか。せめて銀貨1枚くらい追加してくれてもいいんじゃねぇか?」
「ギースよ。悪いがそれは出来ない。
だがまるっきり何も譲歩ナシということでは示しもつかん。
今回はカイン殿に追加依頼として行方不明者の捜索をお願いしたい。カイン殿に対しての指名依頼で出そう。それで手を打ってくれまいか」
「なっ!?し、指名依頼!?こんな新米にか!?タムルさん。あんた気は確かか!?」
タムルさんは黙ったまま首を立てに振った。
「へぇー。大盤振る舞いだなぁ。カインよぉ。おめぇは知らねぇかもしれないが、ギルドの指名依頼は昇級に近づくチャンスだ。
せっかくだからこのチャンスはもらっておけ。
タムルさん。追加依頼の報酬はどうだ?」
「銀貨10枚だ。行方不明者の家族からも強い要望がきている」
「そうですか。確かに被害者家族の立場になるといたたまれない気持ちもわかります。早急にギルドで自分宛の依頼を確認し、探索を開始します。」
「ありがとう。恩に着る。私にできる転移者に対する償いと貴方への謝罪の意と捉えてほしい」
俺はその後、ギルドで依頼をうけてすぐ様任務に取り掛かるのだった。




