帰ってからの.1
いつもありがとうございます!
苦しい状況ですけど、頑張りましょう!
設定の都合でサーナちゃんの回復魔法を外します。すみません!
朝起きて、あくびをしていたらあんずが眠たげな目でこっちを見ている。
「おはよ、あんず。も少し寝てて良いよ」
あんずの頭をなでなでしたらまた眠りにつく。サーナちゃんもマナも寝ているようだ。
今日はちょっと雲ってるな。散歩おっくうだよ。そだ、ステータスチェックする。
マキ
人間 17才
職業 猫使い
称号 沢山の猫と友達
Lv.20
HP 628
SP 399
STR 375+111
DFF 206+159
SPD 410+123
LUK 4177
猫ゲージ 7
SKILL 格闘技Lv3 長距離ランナーLv.1
猫大好き 鑑定眼 Lv.3 オーラナックルLv.3 当たり屋Lv.1 チラリズムLv.2 猫ゲージLv.3 生真面目Lv.2魔法拳.Lv2
炎の魔法Lv.2 身体強化の魔法 Lv.2 古代魔法Lv.1(ウイング)
装備
切り裂きの小手+4
学生服+3(ブレザー)(深緑)
飛脚の靴+3
魔法拳技 焔炎舞
あんずの特技 ねこぱんち ねこきっく
ひっかく ふみふみ 毛繕い 猫の高鳴り ほむらあんず
サーナちゃん
人間10才
称号 街で評判の娘
職業 モリガール
Lv.14
HP190
SP253+40
STR31+33
DFF91+70
SPD100
LUK88
SKILL 森の癒しLv.3 看板娘Lv.3 天使の微笑みLv.6
薬草の知識Lv.3 植物魔法Lv.3家事手伝いLv.5 リア充Lv.2
植物魔法Lv.2
装備
ブエラの杖+3
ひまわりの旅人服+3
皮の靴+3
ブルーリボン+4
ドロン
泥人形 20才
称号 フィギュアマニア
職業 粘土細工師
Lv.17
HP 225
SP 330
STR 172+151
DFF 243+149
SPD 175+137
LUK 170
スキル 泥の妙技Lv.3 泥パックLv.3
ラッキースケベLv.1
土魔法Lv.3
装備
粘土手袋+15
スチールーアーマー+15
スチールーレッグ+15
気力のハチマキ +15 常にテンションが高くてクリティカルが出やすい。
マナ
人間 18才
称号 ロリ顔モテ女
職業 魔女
Lv.16
HP 121
SP 430 +145
STR 120'+100
DFF 91+154
SPD94+130
LUK 178
スキル 二重人格Lv.1魔法の才能Lv.2小心者Lv.2 わがままボディLv.3
炎魔法Lv.3補助魔法Lv.2
装備
トクリコの杖+10
赤のローブ+10
魔女の帽子+10
マナのピアス+10
やっぱり、[生真面目]のスキルのおかげか私のレベルの上がり方が少し高いかな?帰ったら素材で鍛えまくろう。お金もいくらあるか数えてみたらうん、たくさんあって回りの人に悟られないようにしようっと。
「うう~ん。あ、おはようマキちゃん」
目を擦りながら、あくびをするとあんずを撫でる。幸せそう。
「おはよう、サーナちゃん」
祭りで夜更かししたからか少しぼけっとしてよう。
「みなさん、おはようです」
「おはよ」
「おはようございます……あのマナさん」
「…な~に?さん付けじゃなくてもいいよ?」
「前がはだけています」
ホントだ。ダイナマイトが弾けてるよ。ま、女子しかいないからいいけど。
「はわわ、すみません~」
「そう言うのは、彼氏の前だけにしてよ」
「そうですね~。はだけるのが私の運命です~」
むにゃむにゃ言いながら、寝巻きのボタンを止めていく。寝ぼけてる?
みんなで階下へ降りると、レコちゃんは既にせかせかと働いているので、恐れ入ります。
「あ、おはようございます、みなさん!よく寝れました?」
「レコちゃん、おはよ!うん、よく眠れたよ」
小さい子達が、きゃきゃ言ってるのは可愛くて仕方ない。思わず和んでしまうよ。
「おはよ。レコちゃん、ドロンはもう起きている?」
「はい。朝早く外に出ていかれましたよ?」
「そう。散歩かな」
「にゃん」
「今、お食事を用意しますね~」
私たちは一旦外へ出て、裏の井戸で顔を洗ってると、ドロンが森から出てくる。
「ひゅ~、お三方おはようさん!」
「おはようございます、ドロンさん。村の外に一人で行ったら危ないですよ」
「まあな。でもよ、朝食さ」
マナの前で、指をチッチッチッと左右に振り答えるけど腹立つ。でも、慣れって怖いね。最初の頃よりは怖くない。
「森でなにが取れますの?」
「まあ、マナのマスクメロンより大きい泥だな」
「むうぅ~、セクハラですの!」
「はっはっはっ!俺は、人間には興味はない!だから、セクハラではないのだ!」
いや、セクハラでしょ?まあ、言ってることは事実だけど。そうか、ドロンが馬車の中でおはぎみたいの食べてるものだからてっきり甘党なのかと思ったけど、泥を固めた奴なのか。種族の違いにびっくり。
食事も済み、しばらくの後。集まってきた猫たちと、あんずかお別れのため見詰めあってる。
ダンジョンで色々素材はてにはいったし。かぼちゃ料理は美味しかったし。サーナちゃんに友達出来たし。帰るとするよー。
「……猫たち、ついてくる?」
私が、しゃがんで話しかけるも、猫の視線からは、ここに残る意思が伝わる。そっか。自分の土地で生きるよね。あんずの背中を撫でる。
「また、遊びに来ればいいよ」
「にゃん」
「にゃおう」
「ふにゃあ」
「温泉ともお別れですの」
「なら、俺の女になればいい」
「私、彼氏がいますの~、ごめんなさい」
ピロピロな頭を下げるマナは、申し訳なさそうに笑う。ピロピロ、なにも変わってない。
「はっはっはっ!俺には、村の女たちがいる」
「ご冗談を」
「もう、あんたとはこりごり」
「どっかよそでやってくれる?」
あらら。嫌われてるね。ま、いいや。ドンマイとしか言いようがない。
「サーナちゃん、また来てね!」
「今度は、村の遊びを教えてやるぜ!」
「ま、寂しくなんかないけど?」
「レコちゃん、みんなも元気でね!」
子供たちの別れのシーンを見ると、ちょっとジンと来るね。
電車も車もない世界じゃ、いつ来れるかなんて分からない。
昔の私たちの世界もそうだったんだろうね。
きっと、スマホがなければ、途切れる縁なんだろうな。
「マキさん」
「あ、キーノさん、元気でね」
「はい、クインにもよろしくお伝え下さい」
「うん。分かった」
「これを、クインに渡しておいて」
それは、ちょっと高そうな懐中時計だ。
「これは?」
「あいつが出て行く時に渡しそびれた物だよ」
「……うん。渡しとく」
親は、離れている子供のことを思ってるんだね。
「なんだ、なんだ?お前ら男同士の別れに涙は禁物だぜ?」
「ドロン、お前はいい奴だ」
「また、飲み交わそう」
「ああ。酒は飲めねーけど、愚痴ならいつでも聞くぜ」
ドロンが、村の男たちと別れを惜しんでる。いつの間に仲良くなってるよ。よく見たら、あの男たち私とマナを口説こうとした人たちだ。
振られたとこを慰めてたら、慕われた感じかな。ま、いいけど。
馬車に乗り込んで、動き出す。村人たちもそんな、今生の別れみたいなテンションしなくても。
あんずも荷台から、ジッと猫たちを見詰めている。まあ、猫との別れは悲しいです。でも、手に入れた転移の魔法があるじゃないか。
「またねー、サーナちゃん!」
「うん、レコちゃんも!手紙書くからねー!」
馬車は街道をがたごと進んでいく。
荷台には、お土産にもらったかぼちゃが揺れている。
この辺りだと、経験値もまだ入るから、ここでレベル上げてから帰ってもいいかもね。
つづく
ピロリーノは、いい女がいなくなると寂しく感じて、村の猫たちを飼い始めたんだよ。
子供たちからは、猫おじさんと呼ばれているよ




