タクシー
俺は34歳の社会人だ。
30のときに3年付き合ってきた女性と結婚することができた。
そんな幸せな人生を送っていた。
「はあ、ただいま」
「あら、あなたおかえりなさい」
妻は笑顔で俺を迎える。
本当に幸せだ。
プルル、プルル
俺のスマホから突如着信音が鳴る。
「ん?うん。え!?あ、わかった、今すぐ行く」
俺は着信を切りスーツを再度着替える。
「すまん、なんかコンピューターエラーが起こったらしい。申し訳ないが俺にしか直せないみたいだから行ってくる」
「はい、わかりました。頑張ってきてくださいね」
妻はまた笑顔を浮かべ見送ってくれた。
俺は外に出て家の前でタクシーを呼ぶ。
急いでタクシーに乗った俺は運転手に場所を伝えた。
移動している途中、運転手に急に声をかけられた。
「お客さん。お客さんは霊感ってありますか?」
「い、いえ。霊のようなたぐいは見たことはありませんね」
急だったこともあり少々困惑してしまった。
「そうですか……実は私、霊感が結構ありまして。しょっちゅうこのタクシーに乗せてしまうんですよね。まあ、今日もうっかり乗せてしまったんですけど」
「え!?今日乗せたんですか!?」
あまりの驚きに顔までもつられる。
「ええ、ちょうどお客さんとすれ違いにここを降りていきましたよ」
Thank you for reading!
解説
今回は霊感のあるタクシーの運転手のお話。
一旦おさらいをしましょう。
主人公が家に帰る
↓
急な用事で会社に行くことになってしまった
↓
家の前でタクシーを呼び会社に向う
↓
運転手の人が自分は霊感がありしょっちゅう自分のタクシーに霊を乗せてしまうと話す
↓
今日も霊を乗せてしまったと主人公に話す
↓
主人公が驚くと、運転手の人は主人公とすれ違いに降りて行ったと言う。
ですね。
ここで大切なのは運転手の最後の言葉。
「ちょうどお客さんとすれ違いに降りて行きましたよ」これは要するに主人公がタクシーに乗った時幽霊はそこにいたということになります。
それはそれでも怖いのです。
ですが、思い出して見てください。
主人公がタクシー呼んだのって家の前ですよね?
これ知ったとき実際結構鳥肌立ちましたね……。
そもそも幽霊とすれ違いになったって……もし主人公に霊感があったらやばかったですね……。
この後幽霊は家の中に住み着いたのでしょうか。
また沢山の意味怖を投稿していくのでよっかったら評価をしていってね。




