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vividy b(o/ud)dy doo  作者: ┃<∪┃∩>┃
デア・エクス・マギア
75/109

004-07

「‥‥知らないぃっ‥‥」


「dooって、何て言うか、実質をともなってる上から目線だったろが。オチャラ

ケも悪戯れも方便なのが見え透いてて、それこそ段取りを着実に熟す、スジの通っ

たオトナくれ女子ってカンジでさ」


「とにかくワタシは女子なんだもんっ。典型を完璧に目指してガンバってきたのに

ぃ、ワタシの見え透いたオトナなカンジに、ブ~タレていたのは魁の方だったでし

ょっ」


「‥‥ま、そうなんだけどろうけどさぁ‥‥」


「昔のことは言われたくないけど、ワタシには、昔どおりに戻れなんてムチャクチ

ャ言うの魁は? 年相応に成長したのは魁だけじゃないもん、ワタシだってそうな

んだからぁ」


「いや、成長って言うなら方向がだな‥‥」


「‥‥何よ、方向ってぇ‥‥」


 この気色の女子へこれ以上ツッコんでしまえば、グシグシと恨み泣きを始めるの

もまた典型。

 逃げ去るという切り札が出せない今、魁にとれる手段はただ一つ。


「わかったよモォ、ゴメンなさいだ。オレが臆病の自火(じか)にボーボ~攻められてただ

け、飛び火させて悪かったって」


「‥‥なんか、あり得ないんだけど~。一体どんな底企(そこだく)みをしているわけ?」


 瞬発的に立ってきてしまうムカッ腹を、魁はムリクリ押さえ込み、むくれ顔を上

げたdooへと、これまたムリクリに愛想笑い。


「してないっての、ったく。マジガチにdooの指示に従うからさ、機嫌なおして

段取りの続きに戻ってくれよ。dooが愉しめると踏んで、趣向を凝らしてくれた

んだろ?」


「‥‥別にぃ、趣向なんて凝らしていないもん、サッと最適に段取っただけだし」


「ならいいじゃんか。ジャカスカとはいかないにしたって、一応、盛りあがるよう

にもシラけずにやるからさ」


 ゲンキンにもdooはベソつき顔から一転、奮然と掻い立った──。


 こぼれんばかりだった涙目などどこへやらで、残る瞳のうるうるも溢れる生気の

輝きと、見紛うほどの立ちなおりぶり。


「ならいいけどっ」


「ホ~ント、オレ相手に、そうも機嫌を損ねるなよなぁ」


「て言うか一応って何よ~、ホントに反省しているのなら、ジャカスカくらいして

くれるのが礼儀じゃないかしらぁ?」


 このdooのすねくろしさも典型的。

 魁は白白しさにシラけてしまわないよう堪えつつ、合わせた手の高速スリスリに

よる拝み倒しで、ダメ押しに出てもおく。


「あれやこれやの、ほとんどが気伏(きふく)できていない今のところは、ムズいことは勘弁

してもらえないかなぁ。礼儀として、とにかくdooの段取りどおりマジガチでや

るからさ」

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