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vividy b(o/ud)dy doo  作者: ┃<∪┃∩>┃
デア・エクス・マギア
74/110

004-06

「‥‥そりゃ焦りまくるってのっ、異世界なんだし。だのに、オレだけオレのまん

まで、いきなり鬼のトコへ働きに行くとかさぁ‥‥」


「だって、それこそ異世界なんだもん」


「そうだよ、異域の鬼になりたくないだけさ、フツウの反応だぞ人として。しかも

フツウの人間、人素族だっけか? そんなの獣人も含めての人族となりゃ、人族の

中ですら最弱だろおそらく?」


 魁から顔を向き合わせてきたため、今度はdooが顔を逸らして口をすぼめた。


「ま、ワタシもスグに信頼を取り戻せると思って、魁の焦りにしゃくりかけちゃっ

ていたのかも~。けどね魁、ここで一気にバランスをとろうって段取りなの」


「ここで一気にだぁ? よくも反省してるような口ぶりできるよなっ」


「満を持して魁の出番だっていうのにぃ、どうしたらシラけずに、ジャカスカ盛り

あがってくれるのかしら~? 景気づけに大爆裂でも一発、町の上空にカマしちゃ

うぅ?」


「やめろってのっ。だからその段取りが何なのかを話してくれよ。サプライズ好き

も悪化してるようだけど、今でも愉しいのはdooだけで、オレは単に尻毛を抜か

れてるにすぎないんだぞ」


「まぁイヤだ、尻毛だなんて~‥‥」


「オレの思慮分別が育った分、dooの段取りにふり廻されて焦りまくってるんだ

ろが、さっきから」


「エェ~ッ‥‥なんか今、頭の中がグワ~ンって鳴り響きだしちゃっているんだけ

ど。体もズンッて、どうにも立っていられないぃ――」


「フザケすぎだろオイ~。何、センシティヴ女子のフリまでやらかそうとしてんだ

よっ」


 とは言いつつも、魁はヨロめくdooを支え(とど)めるために腕を伸ばす──が、コ

ケる前にdooがしゃがみ込んだため、魁が思いきりヨロめいてしまう始末。


「魁も愉しんでくれていると、疑いもしないでガンバっていたし、さっきからだっ

て、(いや)が上にもガンバっていたのにぃ‥‥」


 すね言でははなく、泣き言を並べだしたdooに意表を突かれながらも、魁はd

ooを昔のまま過大評価しすぎていたのではないか? という別の焦りに煽られな

がら、何事もなかっように体勢を立てなおした。


 その一方、それにより得られた精神的余裕から、今のdooはふり廻されている

と二人して空まわりつつ、堂堂巡りにハマって完全に機をのがしまくり、這い上が

るだけでも困難なところまで転落しそうな、確信的予感までが襲ってくる。


「まいるよなぁ。その、完全に典型的レリゴー女子反応。聞き入れて欲しかったの

は、段取りの具体的内容を話してくれって方なのにさ‥‥」

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