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vividy b(o/ud)dy doo  作者: ┃<∪┃∩>┃
デア・エクス・マギア
72/109

004-04

「答えになってないよなぁ、ったく‥‥ここまで走らされたのには、ホントの理由

がありそうな気もしてくるしさ」


「ウフ~」


「魔述も魔がつくくらいなんだ、魔力を費やすもんだから、必要量を温存するため

に、体力の方を使わざるを得なかったってわけとか?」


「まだヒネくれているの? 魁のその口ぶりは、純粋に、魔術や魔法が使えるよう

になりたかったと言うカンジじゃないわよねぇ」


「‥‥不純の何が悪いんだよ? ここは人が飛べもしない、純理(じゅんり)に準則しちまって

る異世界なんだぞ」


「そんなに、何でもアリで常勝街道を闊歩(かっぽ)する、強梁チーターになりたかったわけ

ぇ?」


 図星を指されてはいないものの、あちこち掠められたと言うか、大小幾つもの図

星が放射線状に並んでいて、中心から遠くて小さい、自分でも意識していなかった

図星たちを貫かれまくった気がしてしまう魁は、そんな図星もあったんだなと、あ

らためて自覚させられた。


「‥‥オレはそこまでオメデタくないっての、ヒネくれてもいないしっ」


「そうかしら~? まぁ、オメデタくはないでしょうけどぉ」


「‥‥ただ、なんかdooにばっかチートが許されちまう世界ってのは、シラける

しかないだろ必然的にっ」


「そんなこと言われたって、ド~にもならないしぃ。魁にシラけられるとワタシも

シラけちゃうぅ、必然的にっ」


「何の天恵もなく、転移しただけで、元の世界と全く変わらないオレには、それす

ら許しちゃもらえない、滅多斬られレヴェルなわけかよ?」


「充分ヒネくれてる~。大体ワタシの魔述は、魔術の同音異義語にシャレてみたに

すぎないから、何でもアリだと思ったら大間違いぃ」


「わかってらそれは。駄ジャレだって気もしてたけどさ、まさかもまさかで、開い

た口がツッコみとこき下ろしで(つか)えちまって、ホント塞がらないよな‥‥」


「それに、この世界で魔力をもっているのは、魔族と魔族の血を引く者だけなの。

人族でも、魔人か魔獣との混血者か、その血族のみよ」


「‥‥まぁ、そうだよな本来は。ゲームで魔法が使えるキャラや職業を選んでプレ

イすると、MPがカウントされるだけのことでさ。異世界に来たからって、ただの

人間が、自然に魔力をもてるなんて道理はないもんな」


「そういうトコだけ物わかりいいのね~、ヤケに」


「非常識が許せないだけ~。かと言って、常識に囚われてもいやしないしっ」


「でもでも魔力がなくたって、魔術を学んで魔族と契約できちゃえば、魁だって、

魔法が使えるようにはなれるのよ一応」

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