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vividy b(o/ud)dy doo  作者: ┃<∪┃∩>┃
デア・エクス・マギア
71/110

004-03

「アラァ、やっぱり必死こいていたのね? まあ、全然ヘッチャラなフリを、ワタ

シに気づかれないよう、必死にしていたことはお見通しだったけど~」


「‥‥チッ。性格悪くなったんじゃないか? いや、改悪の上に増悪しちまってる

よなっ。気づいた時に言わなかったんなら、最後まで言うなっての」


「舌打ち厳禁っ。何度も言わせない~」


「‥‥ったく。そうスグになおせるかってのっ」


「全部まとめて、もうワタシに変な意地を張らないでってこと。効果的に言わなく

ちゃ、魁はなおそうとしてくれないでしょ」


「って言うか、オレにはマジ逃げのガチ走りも同然だったのに、dooが息すら弾

ませてないって何なんだよ? それも魔述ってチートでか?」


「‥‥まぁそんなカンジィ? ヤダァ、ワタシも必死だったみた~い。次からは気

をつけなくちゃっ」


「おい、今一体何をごまかしたんだよ? dooもなおそうとしないからバレバレ

だってのっ」


「一体何がバレバレちゃったのかしらぁ? それより海の渡り方でしょ、イズドー

ズ大陸までの、距離の縮め方とも言えちゃうんだけど~」


 dooがごまかしたことはアタリでも、何をごまかしたかまでは、魁に思い当た

(ふし)などありはしない。


 喰い下がってみたところで、dooが自ら脱線させた話を、喰いつき易く戻して

まで言い紛らわそうとしていることを、明かしてくれるはずもなかった。

 魁としても、そこまで意地を張って、逆に性格が悪いと指弾(しだん)し返されることにな

れば、どうにも狭く思えてならない肩身(かたみ)が、さらに狭まる気がしてしまう。


 そんな本心までもを、dooに見透かされては敵わないので、魁も、当然知りた

いイズドーズ大陸への移動法とやらに、心を()き余らせ気味に喰いかかっておく。


「よもや海の上を歩くわけじゃないだろ? もしかして、二人で空を飛んじまうこ

とまでチートれるってのか? 鬼ズルすぎだろっ、許しちゃおけない、たたっ斬り

レヴェルだからなそれ」


「そんな手があったなんて、思いも寄らなかったけどぉ。翼がないのに飛んじゃう

となると、この世界の(ことわり)的に、かなり手こずっちゃいそう」


「そうなのか? 翼のあるなし程度で?」


「でもそこまで言われちゃったら、ガンバってみるしかないかしらぁ? 人族をや

めることになっちゃうかも~」


「んん? ‥‥あのなぁ、勿体つけずに言ってくれよ、いい加減」


「飛べないの人族は、この世界では。魔述を使うまでもなく、魁がその気にさえな

ってくれたら、飛ぶ必要もないし~」

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