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003-22
左手に握る明王斬りも、たちまち邪魔と負担に感じられだす。
遅疑などしていないで、ジーンズとベルトの間に突っ込んで、腰差しにしておけ
ばよかったと後悔がよぎりだすが、時既に遅し。
dooに離されない走りを維持するためには、明王斬りを右手に握り替えること
で精一杯──。
水を得た魚、もしくは追い風に帆を揚げるかのごとく、快走を飛ばし続けるdo
oからは、まさにネトゲのバディーとして、厚く寄せていた信頼感が呼び覚まされ
てくる。
さらには、dooから本当にナメることなどできない、自分と同等か、それ以上
の身体能力を認めざるを得なくなり、魁にはこの先までが、無性に思いやられてし
まう‥‥。
ロンイェールビ(ヴァージSEZ) イメージイラスト




