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vividy b(o/ud)dy doo  作者: ┃<∪┃∩>┃
ヴィヴィディ・ボディー・doo
48/60

003-02

 ディテールの端端(はしばし)に和テイストが漂っているのに、マイクロミニのスカートとい

う、さらにまた、これ見よがしなまでに体のラインを(さら)したコンバットドレス姿だ

った。


 胸周りと腰の両サイドに施された、メリハリを強調する機能まで果たす軽装甲パ

ーツからして、初めて目にする素材感。

 それ以外の服地は、レザーなのか合成皮革か、はたまた化学繊維なのかも魁には

判別がつかないが、光沢具合からは、なびやかなストレッチ性能を見て取らせる。


「モォ~、そんなわけのわからないことを言っちゃうくらい、ワタシを見まわした

いわけぇ?」


「んなわけあるかっ‥‥」


「ヤダァ魁ったら、こんな所でまったく~、どんなポーズを御所望(ごしょもう)なのなのぉ?」


 自分でシャッターチャンスをつくりながら、次次とポーズをとりだすdooに、

魁の方が、周囲の目を気にしてあわてふためく──。


「あのなぁ、その手のからかいは、外じゃキツすぎだからやめろっての。‥‥けど

間違いなくdooだな、なんだよな‥‥」


「どう見たって、ワタシはワタシでしょ‥‥やっぱり、どこかイカレちゃっている

とか? 困るわ~、そんな場合じゃないって言うのにぃ」


「どう言うことだよ? マジガチでイカレそうだっての。大体がどこなんだここ、

何が起こったんだ一体?」


「さ~て何なんでしょ? ワタシが何にでも答えられると思ったら、大間違いなん

だからぁ」


「‥‥って、ウソだろ、dooまでわからないってガチかよっ?」


「でもここは、境界の町ロンイェールビよ。鬼族の勢力圏と、魔王の一人が支配す

る領域に隣接した人族の土地の北限で、ヴァージSEZ(経済特区)に認定されて

いる一つなんですって~」


 dooはさらりと言ってくれるが、魁には馬の耳に風と、耳から入れど理解でき

ずに、幾つか引っかかったワード以外は、全てが頭からダダ洩れていく。


「‥‥そんな答えじゃ何一つわからないっての。って言うか、鬼族だの魔王だの何

だそりゃ? もしかして、オレをスグ元の場所へ戻せないとか‥‥」


「元の場所ってどこのこと~? と言うか、ホントに戻りたいのぉ?」


「‥‥あれ? ガッコか? いや祖父ちゃんチのオレの部屋かな‥‥ホントにとか

言われるとヤバいって、悩めてきちまうな正直‥‥」


「悩みださないでよぉ。とにかく、スグも何も戻せるわけがないじゃなぁい。ワタ

シが何でもできるなんてことも、思わないでちょうだいよね」


 怪訝(けげん)そうに薄笑みを浮かべるdooが、まるで頼りにならないと直感した魁は、

とにかく、押さえていた目を開く前のことを思い出そうと試みる‥‥。

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