第二百話
女性陣が休息の為に1度戻ってきた。
残念ながら宇宙生物が多く討伐しながらの為、該当宙域の捜査はあまり進んでいないようだ。
「皆。お疲れ様」
俊が出来ることは少しでもくつろいでもらうことだけだ。
その為に、各自の好きなお菓子や飲み物を手配していた。
「俊。ありがとう」
楓が代表してそう言ってくれる。
他の軍艦に比べ移住性はいいはずだがそれでもずっと船の中というのはストレスが溜まっているはずだ。
「俊も大変でしょ?あんまり気を使わなくてもいいのに・・・」
そうは言われるが皆と違い危険と隣り合わせというわけでもない。
宇宙生物と一言に言っているが種類は実に様々だ。
種類によっては対応が変わり危険な種も存在している。
自分の命だけでなく部下の命も預かっているのだ。
そのストレスはかなりのものだろう。
「気にしなくていいよ。最近はかなり楽になったしね」
シュラバがくれた機械のおかげでかなり余裕ができていた。
出来た空き時間で明石の用意した戦闘シミュレーションを再開しているぐらいだ。
責任者である俊が出張らなければならない事態になったら敗戦が濃厚だが、それでも戦闘の技術を磨くのは無駄ではない。
技術を磨くのを疎かにして指示を間違え多くの人達に迷惑をかける方がよほど恐ろしかった。
強敵よりも無能な指揮官の方が恐ろしい。
そうならない為に努力できる部分があるならいくらでも努力するつもりだった。
常に宇宙生物を相手にしている女性陣の成長は目覚ましいものがある。
戦闘ログを軽く確認したが連携もしっかりとできている。
「僕に出来ることなら何でもするけど?」
「本当に何でもいいの?」
俊の発言で女性陣の目の色が変わる。
俊は失敗したかなと尻込みをするが女性陣は輪となって集まり何かを相談している。
話がまとまったのか女性陣が寄ってくる。
「夜のお相手をしてほしいわね」
「いいけど・・・。順番とかは・・・?」
俊としても既に関係を持っているし男としてそういう欲求は当然持っている。
「俊が決めて」
「そうは言うけど・・・」
ここで順番を俊が決めてしまえば揉めそうである。
俊は端末を操作しくじを作る。
「くじびきでいいよね?」
「私達はそれでもいいけどね・・・」
女性陣は少し残念そうな顔をしている。
俊は気がつかなかった振りをして女性陣にくじを引いてもらう。
1番の番号を引いたのはマーチェだった。
「それじゃ、私達は邪魔しないようにしてるから」
そう言って楓達は隣の部屋に引っ込んだ。
それから1週間、俊は昼は政務をこなし、夜は女性陣のお相手を頑張った。
女性陣は満足してくれたようで再び調査に戻っていった。




