表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
万能工作艦明石の軌跡  作者: 髙龍


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

178/278

第百七十八話

俊は今後のことをウェルストンと話し合いお互いに納得できる折り合いをつけて泊っているホテルに戻ってきた。


部屋では楓にハルカ、アカネ、シオン、フィーネ。


エルフィンドにマーチェが揃っていた。


「皆、お待たせ」


「お仕事でしょ?仕方ないわよ」


そう言って慰めてくれる。


「ちょっと皆に報告があってね」


「な~に?厄介ごと?」


「うん。まぁね」


俊は全員に犯罪者に使われていた人々の受け入れをすることを説明した。


真っ先に反応したのは行政のサポートをしてくれているマーチェだった。


「決める前に相談してほしかったですね」


そう言ってマーチェは難しい顔をする。


「そんなに問題があったかな?」


「全員が本当に犯罪者に利用されていただけなのか保証がありません」


マーチェは受け入れのリスクを淡々と説明する。


「犯罪者が紛れている可能性もあります。それに、受け入れ準備なんてできていませんよ?」


受け入れるからには衣食住の保証が必要だ。


「今から準備したら何とかならないかな?」


居住区格は現在突貫で拡張中だ。


食料の方も試験的に導入した新システムを本格的に稼働したら何とかなりそうである。


「俊様。それは、全部がトラブルなくいった場合ですよね?1つでも躓いたらドミノ式で倒れる危険性があるんですよ」


俊はその可能性に気がついていなかった。


それにもう1つ問題がある。


現在、開発中の宙域は銀河帝国全体から移民を集めている状況だ。


突貫して移住区画を整備しているといってもそれは利用する予定で作られているのだ。


移民が到着した際に住む場所がありませんでは困るのだ。


「はぁ・・・。決まってしまったものは仕方ありません。今から計画を立てて指示を飛ばしておきます」


そう言ってマーチェは端末を開き完全に仕事モードに入った。


「なんかごめん・・・」


俊にはそう言って謝ることしかできない。


「いえ。俊様をサポートする為に私がいるのです」


俊達に出来ることはマーチェの邪魔をしないことだけだった。


「そうだ。皆に相談があるんだ」


俊はそう言って残りのメンバーに話しかける。


「相談?」


「うん。戦力の確保も大事なんだけど移送手段が弱いことがわかってね」


趣味で豪華客船は作ったがそれは遊び要素が強い。


今後のことを考えれば自前で移送手段を確保する必要がある。


「なるほど・・・。資源的には問題ないけど遊ばせることにならない?」


仕事があるうちは活用できる。


だが、移民が落ち着けばその利用価値は大きく下がることになる。


「そのことなんだけど・・・」


俊はレティシアに提案されたことを皆に説明することにした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ